開催趣旨
化け猫や妖怪、想像上の生き物を、日本画を想起させる流麗な筆致で描きだす絵描き・石黒亜矢子さん。
石黒さんの描く生き物たちは色彩豊かに美しく愛らしく、ユーモアたっぷりで、ときにちょっぴり不気味な表情をたたえて瞬く間に私たちを異世界へと誘います。
本展では、画業最初期の妖怪絵をはじめ、『いもうとかいぎ』『えとえとがっせん』『ねこまたごよみ』などの絵本原画を中心に、本展のために描きおろされた新作を含む約350点を展示。ぬいぐるみ作家・今井昌代さんとの特別展示や、雅太郎玩具店による『いもうとかいぎ』がモチーフの人形たちにも注目です。
石黒さんの描く魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するあやかしの世界をお楽しみください。
展覧会概要
会期 |
令和6年(2024年)9月14日(土曜日)から11月24日(日曜日)まで ・休館日:月曜日、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)、10月15日(火曜日)、11月5日(火曜日)。 ただし、9月16日(月曜日・祝日)、9月23日(月曜日・振休)、10月14日(月曜日・祝日)、11月4日(月曜日・振休)は開館。 ・開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
---|---|
会場 |
姫路文学館 北館 |
観覧料 |
一般1000円、大学生・高校生580円、中学・小学生280円 ・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方 (手帳またはミライロID手帳画面をご提示ください)及び介護者1人は半額。 ・20人以上の団体は2割引 ・常設展示も観覧可 |
主催 |
姫路文学館、朝日新聞社 |
特別協力 |
玄光社 |
協力 |
あかね書房、岩崎書店、WAVE出版、URESICA、偕成社、好学社、 BL出版、ビリケン出版、ポプラ社 |
企画 |
世田谷文学館 |
後援 |
・サンテレビジョン ・播磨時報社 ・播磨リビング新聞社 ・姫路ケーブルテレビ ・姫路シティFM21 ・ラジオ関西 |
グラフィックデザイン |
大島依提亜 |
展示構成
原画ほか約350点で構成。
・第1章 ねこまたごよみ ・第2章 いもうとかいぎ ・第3章 UMA/未確認生物
・第4章 初期作品 ・第5章 九つの星 ・第6章 コラボレーション
・第7章 奇想の動物たち ・第8章 干支と相撲 ・第9章 百鬼夜行
・第10章 ばけねこぞろぞろ
イベント
石黒亜矢子サイン会
日時 9月14日(土曜日)第1部:午後1時から午後2時 第2部:午後2時15分から午後3時15分
会場 姫路文学館 講堂(北館3階)
定員 各回60人(抽選)
申込方法
往復はがき、もしくは姫路文学館HPの申込フォームから、氏名、郵便番号、住所、電話番号、参加を希望する回(第1部・第2部・どちらでもよい)イベント名を記入して姫路文学館へ。
・1申込につき1人まで。
・特別展「石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ」の観覧券(使用済み半券可)
が必要。
・会場での書籍購入が必要(レシート提示)。
・お1人様につき、サインは1冊限定。会場で購入した書籍に限ります。
京極夏彦講演会(姫路文学館友の会協賛事業)
石黒亜矢子さんが装画を担当した『豆腐小僧双六道中』や『百鬼夜行シリーズ』などを中心に、小説家の京極夏彦氏が「妖怪」や「お化け」について講演します。
日時 10月14日(月曜日・祝日)午後1時30分から午後3時
会場 姫路キャスパホール
定員 300人
申込方法 往復はがき、もしくは姫路文学館HPの申込フォームから、氏名、郵便番号、住所、電話番号、イベント名を記入して姫路文学館へ。
・1申込につき1人まで。
・特別展「石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ」の観覧券(使用済み半券可)、
または姫路文学館友の会会員証の提示が必要。
あつまれ!ねこまた候補たち
長く生き、化けて人を惑わすようになったという猫の妖怪―ねこまた。惑わされても嬉しい自慢のねこたち(写真やイラストなど)を、「#石黒亜矢子展」または「#ねこまた候補」とつけてXで投稿してください。下記対象日に受付にて投稿画面をご提示くださった方には《特製ステッカー》(各日先着100人)をプレゼント。
・対象日 敬老猫又の日(9月16日)、ニャロウィン(10月26日から10月31日)、
しちごにゃん(11月15日)
・受付時間 各日午前10時から午後5時 ・場所 姫路文学館 南館受付