デベロップ社は、可動式で柔軟な需要規模に対応できるコンテナ建築のホテル開発を通じたホテル事業をメインに、全国25県96施設(開業準備中5施設含む、2024年8月現在)を展開。「コンテナホテル」は、条件・用途に応じたカスタマイズすることができ、状況に応じた移動が可能な特性により、コンパクト且つ柔軟に対応できるフレキシブルさを活かし、災害など有事の際に避難所等として利用できる「レスキューホテル」としての特徴も併せ持ち、ホテル業界初のフェーズフリー認証を取得しており、全国147の自治体等と災害協定を締結しております。
インバウンド需要の急激な回復により観光地が賑わいを取り戻すなか、特定地域に集中するオーバーツーリズムを軽減すべく、地方への誘客推進は持続可能な観光地域づくりとして重要な戦略として示されております。一方、地方においては宿泊施設の不足や、立地の問題から宿泊需要を捉え切れない等の課題があります。デベロップ社の展開するコンテナホテルは、これらの課題解決に資するものと考えております。
HISは、デベロップ社の発行済株式のうち、議決権割合20.21%を取得する契約を締結することに合意し、持分法適用会社化することで、HISが有するグループ内外のネットワークをより密に活かし、デベロップ社のさらなる成長を支援すると共に、旅行業界における地域の課題解決を図り、持続可能な観光地域づくりを目指してまいります。
1. 持分法適用関連会社となる会社の概要
(1)商号 |
株式会社デベロップ (https://develop-group.jp/) |
(2)所在地 |
千葉県市川市市川1-4-10 市川ビル8F |
(3)代表者 |
代表取締役 岡村健史 |
(4)主な事業内容 |
建築・不動産事業、ホテル事業、エネルギー事業など |
(5)資本金 |
18億1,198万円 (資本準備金含む) |
(6)設立年月 |
2007年2月 |
(7)当社との関係 |
記載すべき資本関係・人的関係・取引関係・関連当事者への該当はありません。 |
2.株式取得の相手先の概要
(1)氏名 |
岡村健史 |
(2)当社との関係 |
記載すべき資本関係・人的関係・取引関係・関連当事者への該当はありません。 |
3. 取得株式数及び異動前後の所有株式数の状況
(1)異動前の所有株式数 |
0株(議決権の所有割合:0%) |
(2)取得株式数 |
2,600,000株(議決権の所有割合:20.21%) |
(3)異動後の所有株式数 |
2,600,000株(議決権の所有割合:20.21%) |
4.株式取得の日程
(1)取締役会決議日 |
2024年8月30日 |
(2)契約締結日 |
2024年8月30日 |
(3)株式取得の実行日 |
2024年8月30日 |
取得価額につきましては守秘義務により非開示とさせていただきます。なお、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。