■新鋭ホラー作家・中澤太翔の「交霊会」が大反響!
東京都葛飾区にある上千葉小学校で先日開催された怪談イベント「交霊会(こうれいかい)」が、大反響を呼んでいる。
登壇したのは27歳の新鋭ホラー作家、中澤太翔(なかざわ たける)氏。彼の執筆したホラー小説を実力派声優のナレーションを入れて映像化し、体育館の大スクリーンで上映した。総勢数百人の小学生と保護者が参加した。上映中、子どもたちから悲鳴が上がる場面も……。
■「最後に鳥肌が立った……!」子どもたちからの新鮮な反応が続々!
上映終了後、参加した子どもたちや保護者たちから「今夜眠れるか不安になるほど怖かったけど面白かった!」「またやってほしいけど怖すぎる……」「声優さんの演技がすごかった」といった感想が多く寄せられた。
中でも、「最後にすべてがつながった瞬間、鳥肌が立った!」というある小学生の男の子の感想は、内容がどれほど衝撃的だったかがうかがえる。
この反応は、まさに中澤氏が狙っていた「最後で鳥肌が立つ」恐怖の演出が見事に成功した証だろう。
■ホラー作家・中澤太翔が語る「交霊会」の誕生秘話
怪談イベント「交霊会」はこれまでに千葉と東京で2回開催された。今回は、葛飾区立上千葉小学校のPTAの企画・全面協力により、初めて小学校の体育館を貸し切る形で大規模に開催した。
中澤氏によると、作品内の人物は一部を除き、ほとんどが生成AIで作った画像だという。
「原作小説を映像化するにあたり、AIで登場キャラクターをリアルに再現してみました。また、プロの声優の他に、一部AIナレーションも使用しています」(中澤氏)
『交霊会』の制作期間はわずか1ヶ月半。しかし、その短期間で完成した映像作品は、プロの声優陣の演技力も相まって、参加者たちに忘れられない恐怖体験を提供するに十分なものだった。
■あの恐怖をもう一度! YouTube動画のリンクはこちら
今回のイベントで上映された作品は全話、中澤氏のYouTubeチャンネルで無料公開されている(2024年9月現在)。
中でも『交霊会 本当にあった心霊体験集』は最も反響を呼んだ作品。この怪談は、全4話で構成されているが、最後の話には“予想の斜め上をいく衝撃のどんでん返し”が用意されている。
まだ見ていない方は、ぜひその恐怖を体験してみてほしい。
■『交霊会 本当にあった心霊体験集』著者紹介
中澤太翔(なかざわ たける)
小説家/映像作家
千葉県柏市出身。17歳で執筆した初の推理小説『ヴィーナスの残像』(文芸社)で高校3年生で作家デビュー。
2020年5月、22歳で独立。東京大学キャンパスやベンチャー企業が集まる柏の葉キャンパスを拠点に、小説家兼実業家として活躍中。
2023年、電子書籍として発売された『交霊会 本当にあった心霊体験集』は、生成AIとプロ声優のナレーションを用いて自身の手で映像化され、各地の怪談イベントで上映するなど大きな話題を呼んでいる。
著者公式サイト:https://www.stargazer-vr.com/