株式会社ワントゥーテン(本社:京都府京都市、代表:澤邊芳明)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:髙橋誠)のブランド体験施設「GINZA 456 Created by KDDI」(以下 GINZA 456)にて開催中の、未来のサッカー観戦が体験できるイベント「GINZA STADIUM TOUR 2030」(以下、本イベント)において、ARやXRなどのデジタル技術を駆使した体験型コンテンツ設計や空間展示の制作およびプロデュースを行いました。
「もしも銀座にサッカースタジアムを建設したら?」をテーマに、KDDIと共に施設の方向性から体験コンテンツの内容まで創り上げていきました。
■ 来場者の心理および行動変化を促すエクスペリエンスデザイン
本イベントはGINZA 456の1階と地下1階を活用した2部構成の展示です。展示の導線において、それぞれ「認知・興味喚起」「(写真・動画)撮影誘引」「知る、学ぶ」「体感する、共有する」を役割としてコンテンツおよび空間展示を設計しました。
■ 主な展示コンテンツ
(1)地下1階:イマーシブ空間とインタラクティブ技術と掛け合わせたXR体験
「GINZA VIRTUAL STADIUM」
壁3面と床1面が映像に囲まれた、サッカー選手と同じフィールドに立っているようなイマーシブ空間で、身体を動かすと選手への応援の熱量がエフェクトとして映し出される、“新感覚のサッカー応援インタラクティブ体験”が楽しめます。
(2)1階:AR技術と立体音響を掛け合わせ、ARグラスを用いた未来の試合観戦体験
「GINZA STADIUM AR VIEWING」
ARグラスを装着してモニターの試合映像を見ると、選手のポジションや身長・体重といった情報が可視化されます。また、ドリブル成功率や枠内シュート成功率など、プレーに関するリアルタイムの情報も見ることができます。視覚的な情報に加え、スタジアム観客席での歓声や声援を立体音響技術で再現し、臨場感のある試合観戦を表現しました。
(3)未来のスタジアム観客席やロッカールームをイメージした展示空間
1階ショールームは、「未来のスタジアム観客席」をイメージした展示空間で、KDDIの先端技術を紹介する海外のスポーツ新聞風のデザインなど、楽しみながら学べる体験設計になっています。1階エントランスは、「未来のロッカールーム」をイメージした展示空間で、本イベントの世界観を表現したプロモーションムービーや、つい写真や動画を撮りたくなるフォトジェニックな空間を楽しめます。
今後もワントゥーテンは、エクスペリエンスデザインの観点を重視して空間全体を設計・開発する「先端テクノロジー×体験」の領域で、多彩なソリューションを提供してまいります。