2024年3月末に亡くなった神戸市立王子動物園のパンダの「タンタン」。そのタンタンと飼育員さんたちとのほっこりした日常を伝えてきた人気WEB連載「水曜日のお嬢様」がついに書籍化! タンタンファンの方はもちろん、タンタンを知らない人も、読めばきっと笑顔になれるはず。
■タンタンは「神戸のお嬢様」
神戸市立王子動物のメスのジャイアントパンダ「タンタン」。ファンの間では「神戸のお嬢様」とも呼ばれ、愛されてきました。パンダなのに「お嬢様?」。実はこれには、タンタン特有のまんまるなボディと、ちょっと控えめなおみ足が関係していました。このかわいらしいフォルムと、その優雅な所作から「お嬢様」の愛称がついたのです。
しかも超がつくほどのグルメで、おいしい「竹」しか召し上がりません。竹がその日の好みでないと、飼育員さんに「竹チェンジ」を要求することも。また気に入らないことがあると、鼻息荒く「フンッ!」と、飼育員さんにクレームを浴びせます。
わがままいっぱいのお嬢様パンダですが、お世話をする飼育員さんにとっては、かわいくて仕方がない存在。ご機嫌をとるためにブラッシングをしてあげたり、誕生日やクリスマスには特別なごちそうを用意してあげたり……。
本書では、お嬢様パンダと飼育員さんの心あたたまる日々を紹介。しかも非公開のバックヤードでの過ごし方やトレーニングの様子なども、たっぷり掲載。自由奔放で、ちょっとおちゃめなパンダ「タンタン」の魅力がたっぷり詰まっています。
【商品概要】
商品名:水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ
著者:二木繁美
定価:本体1500円(税別)
発売日:2024年9月5日
判型/ページ:四六判/256ページ
ISBN:978-4-06-536661-5
発行:講談社ビーシー/講談社
■著者:二木繁美(にき・しげみ)
パンダライター。パンダがいない愛媛県出身。パンダのうんこを嗅ぎ、パンダ団子を食べた、変態と呼ばれるほどのパンダ好き。和歌山アドベンチャーワールドのパンダ「明浜(めいひん)」と「優浜(ゆうひん)」の名付け親。美術系の短大を卒業後、グラフィックデザイナーを経て、パンダライター・イラストレーターとして活動中。パン活(パンダの推し活)では日本全国を回り、一眼レフで1 度に数百枚から千枚超えのパンダ写真を撮影。著書にマニアックな写真と観点でパンダの魅力を紹介する『このパンダ、だぁ~れだ?』。講談社WEB メディア「現代ビジネス」で、パンダのタンタンの日常を伝える「水曜日のお嬢様」を連載中。