【総力特集】新製品VS定番ベストバイ ライバル決戦!
毎月新しいモノが次々とリリースされる家電業界。最新仕様の出たばかりの新製品がいいのか、評価が固まっている定番製品がいいのか迷うこともありますよね? 特に甲乙つけ難いメーカー同士であればなおさらです。そこで本特集では、これまでにベストバイを獲得した製品と新製品のガチンコ対決を敢行! どちらがより優れていて、“買い”なのかを明らかにします!
▼特集内のベストバイ製品の一部をご紹介
【ワイヤレスイヤホン(1万円クラス)部門】ベストバイ受賞
Edifier W26ONC
実勢価格:1万1900円
▼総合評価
[音質]
解像度:18.3/20点満点
クリアさ:7.5/10点満点
音域のバランス:18.3/20点満点
音像定位:8.8/10点満点
ダイナミクス:8.5/10点満点
装着感:4.5/5点満点
外音:3.5/5点満点
ノイキャン:7.0/10点満点
マイク性能:4.0/5点満点
アプリ:4.0/5点満点
高音質コーデック「LDAC」に対応したノイキャン搭載のワイヤレスイヤホン。「音質」は、どの項目も高評価で「ボーカルや演奏家の表現力を隅々まで味わえた」とプロも大絶賛でした。特に解像度の高さはバツグンで、ボーカルや楽器の音は明瞭なのになめらかで、深みもありバランスのよいサウンドです。音像定位も正確で、広がりのあるサウンドを楽しめます。また、ノイキャンは環境音を一定以上低減し、音楽に没入しやすいのも魅力。さらに、外音取り込みも周囲の声や環境音が自然なうえ、マイクの音声が聞き取りやすくビジネスシーンでも使い勝手のよさを感じました。3種類のイヤーチップが付属し、装着したときのフィット感も良好。約1万円という手ごろな価格帯も含めて、大きな欠点のないコスパ最強のモデルといえます。
【小型アクションカメラ部門】ベストバイ受賞
Insta360 Go 3S
実勢価格:6万1800円(64GB)/6万5800円(128GB)
4K画質に対応した「GO 3S」。カメラとしての実力は「GoPro」に引けを取りません。カメラ単体の防水もバッチリ。前モデルの購入を画質を理由に見送っていた人は、今こそ購入すべきタイミング。日常をスナップ的に撮るならGoProよりも使いやすく、カジュアル系アクションカメラのベストです。Vlogなどを始めたい人にもおすすめ。
【自動調理鍋部門】ベストバイ受賞
シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24H
実勢価格:7万7000円
▼総合評価
使い勝手:優秀
2段同時調理:優秀
[調理力]
肉じゃが(味しみ):良好
ビーフシチュー(煮込み):良好
青椒肉絲(炒め):合格
白米炊飯(炊飯):良好
操作性が快適で、とくに液晶画面が大きくて見やすく、操作や設定のUIも優しく感じました。調理力は「おいしさ」で高評価を得たメニューが多く、食材を入れたらほったらかしで完成する「手軽さ」も大きな魅力です。
【ドック付きコードレス掃除機部門】ベストバイ受賞
シャープ RACTIVE Air STATION EC-XR1
実勢価格:9万9000円
▼総合評価
吸引力:37.0/45点満点
静音性:14.0/15点満点
ドック:9.0/10点満点
メンテナンス:7.0/10点満点
使い勝手:36.25/45点満点
かつて無いほどの静かな稼働音と抜群の吸引力を両立し、ベストバイとなりました。標準モードでの運転音は、周囲の騒音レベルにもよりますが、近付かないと稼働音がわからないほど。最大モードでも、フルパワーで稼働する空気清浄機くらいの音です。「こんなに静かでちゃんとゴミ吸えるの?」と不安になりますが、実は吸引力も実力十分。フローリングの検証では、溝に溜まったゴミまでキレイに吸引しました。本体が軽量かつコンパクトで取り回しがしやすい点も高評価。また、重いパーツを下方に集めてあるので、重心バランスが低く、持ち手への負荷が軽いので操作性は抜群です。
【4kプロジェクター部門】ベストバイ受賞
Dangbei DB0X02
実勢価格:23万2800円
▼総合評価
画質:優秀
音質:良好
機能性:優秀
操作性:良好
30万円以下の4Kプロジェクターで第1位となったのは、画質が優秀だった本製品。広がりをしっかり感じられる音も、ネット動画や動画配信を楽しむには十分な音質です。Google TVを搭載しているので、主要な動画配信サービスは利用可能でネトフリも公式対応。台形やピントの自動補正も高精度で、使い勝手も良好です。
【ながら聴きヘッドホン部門】ベストバイ受賞
nwm nwm ONE
実勢価格:3万9600円
▼総合評価
[音質]
解像度:12.0/20点満点
クリアさ:7.0/10点満点
音域のバランス:12.0/20点満点
音像定位:8.0/10点満点
ダイナミクス:7.0/10点満点
装着感:優秀
ボタン操作:良好
実際に使ってみた率直な感想は、「オープンイヤー型でこの低音が出るのなら断然いい!」でした。音量を上げれば一般的なヘッドホンと同じ感覚で音楽を楽しめ、低域の物足りなさも感じません。音量を下げればながら聴きヘッドホンとして使えるので、外音に気を払いつつ作業に集中するのに最適。スピーカーの角度を変えれば、後方から音楽が聴こえるのも面白いです。本体が軽く、イヤーパッドの当たりもかなりソフトなので、長時間音楽を聴きながら作業していても圧迫感を感じにくく、音漏れが少ないのもうれしいところ。
【折りたたみスマホ部門】ベストバイ受賞
サムスン Galaxy Z Fold6
実勢価格:24万9800円~(SIMフリー版)
小さなタブレットではなく、「超大画面スマホ」と考えるとかなり快適。キンドルアプリでの読書もサクサク小説を楽しめましたし、2つのアプリを並べて使えるので、メールのやりとりなどの効率も上がります。また、複数のアプリを同時に扱えることや、日本語対応が進んでいるAIにより「使いこなしてやろう」という感覚が芽生えてきたのもポイント。サムスンはOSの長期サポートに積極的なのでアンドロイドの進化に伴いブラッシュアップにも期待がもてます。
【第2特集】今こそ欲しいカメラ
キャンプや街歩き、スポーツ観戦など、どんな趣味もカメラを持てば楽しさ倍増! 普段何気なく散歩するときでも、カメラを持っているだけで景色が変わって見えます。しかし、カメラって大きくて持ち歩くのが大変……。そこで外に持ち出したくなるコンパクト機を中心に“欲しくなる”カメラを探してみました。プロ写真家の撮影テクなども必見です。
【第3特集】極上テレビ格付け 有機EL編2024
スマホやタブレットなど映像を楽しむ手段が多様化する昨今ですが、最高画質で作品を楽しむならやはりテレビです。今回は有機ELの最新モデル4台を画質を中心に徹底比較していきます!
▼特集内のベストバイ製品の一部をご紹介
【ハイエンド有機ELテレビ部門】ベストバイ受賞
シャープ AQUOS 4T-GS1シリーズ
実勢価格:42万8880円(55V型)
▼総合評価
画質:57.0/60点満点
音質:15.0/20点満点
機能:14.0/15点満点
操作性:14.0/15点満点
コスパ:6.0/10点満点
ベストバイに選ばれたのはシャープのアクオスは、昨年までのモデルから進化しています。特筆すべきは、QD-OLEDの色再現域の広さを、新型の映像エンジンが完璧にコントロールしていること。映像に合わせてキレイかつ立体的に見えるように補正をかけていますが、その具合が素晴らしいです。加えて「AIオート」を使用すれば、映像や周辺環境に合わせた調整をしてくれるため、ポンッと置いただけで最良の映像が表示されます。ずっと地デジを見ている人なら、もう映像設定を開く必要もありません。AIによる補正は的確で、配信でも地デジでも不自然さはなし。オリジナルのイメージを損なわない、素直な調整を行います。そのため映画などの作品を観る際に、制作者の意図をそのまま受け取りたいという人にもおすすめです。正面からは一切見えないのに、それなりに再生帯域が広いスピーカーも、前モデルから進化したポイント。画面と音の一体感が高いため、映像に集中できます。パネルの特性とそのよさを引き出した映像エンジン、さらにAIによる画質の調整と、すべてが高いレベルで融合し、過去一番の進化を遂げたシャープ。設定不要で、テレビを手軽に楽しみたい人にはベストな一台です。
【ハイエンド有機ELテレビ部門】ベストバイ受賞
TVS REGZA X9900Nシリーズ
実勢価格:33万3639円
▼総合評価
画質:57.0/60点満点
音質:12.0/20点満点
機能:14.5/15点満点
操作性:13.0/15点満点
コスパ:7.0/10点満点
感覚的に「見やすい」「キレイ」と思わせる補正が印象的。レグザの補正のスゴさを体感できるのが、地デジです。解像度がフルHD以下でエンコードの質が低い地デジは配信に比べると低画質ですが、レグザはノイズリダクションがしっかり効いていて、人肌も健康的に。補正を強くするとつくりもののようになりがちですが、不自然さはありません。また、コントラストが低い映像でも人物が立体的に描写されたのもポイント。地デジを楽しみたい人にとって、このうえない機能でしょう。映像や視聴環境に応じてモードを調整する「おまかせAI」の優秀さも特筆もの。配信映画(SDR・HDR)・アニメ・YouTube・Ultra HD BDなどの、内容を認識して見栄えのいい映像になります。また、ネットフリックスなどのドルビービジョンに対応した作品向けに、明るい部屋での視聴をサポートしてくれる「リビング」モードがあるのも貴重です。これに加えて、詳細な映像補正ができるのもレグザの強み。自分好みの映像にこだわりたい人にもレグザがおすすめです。全録の「タイムシフトマシン」の存在感もまだ大きく、レグザを選ぶ理由のひとつ。配信との融合も進んでおり、さらに映像を楽しむための環境が整いました。
【第4特集】電動歯ブラシ13製品ランキング
歯磨きをラクにする電動歯ブラシ。しかし、とにかく種類が多い! そこで今回は、大手メーカーを含めた13製品を集めてテストしました。果たして、しっかり磨けて一番使いやすいのはどのメーカーなのでしょうか?
【家電ランキング】1万円以下電動バリカン
自宅で手軽に髪をカットするのに便利な電動バリカン。ムダ毛や長くなった生え際などをカットしたい時、手早くかつキレイに刈れるので重宝します。電動バリカンはプロが使うような高性能機もありますが、3000円前後のお手頃価格の製品も多く、初めて使う人も気軽に試せるでしょう。今回は、自身または家族が自宅で使うことを想定し、1万円以下のリーズナブルで人気の高い8製品をチョイス。どれが気持ちよく使えるのか、美容師の協力をもとに検証しました。髪を清潔に、カッコよくキメる愛器選びの参考にしてみてください。
▼特集内のベストバイ製品の一部をご紹介
【1万円以下電動バリカン部門】ベストバイ受賞
パナソニック ヘアカッター ER-GC11
実勢価格:2930円
▼総合評価
操作性:9.0/10点満点
肌あたり:5.0/10点満点
アタッチメント:8.0/10点満点
切れ味:18.0/20点満点
洗いやすさ:3.0/5点満点
稼働時間:1.5/5点満点
静音性:5.0/10点満点
パナソニック製の家庭用バリカンのなかでベーシック機となる本製品は、安くても他社の高級機に引けを取らない切れ味が魅力です。髪がスムーズに、スルスルと刈れるのでカット時間も短くて済みます。アタッチメントの滑りがよく、スイッチの切替も軽く、使いやすさも優秀です。美容師さんは「小さく軽く、切れ味も素晴らしい」と絶賛。カット性能は文句なしでした。お手軽に使いたい人からバリカン熟練者まで、広い層におすすめできる逸品と言えます。
誌面に登場する「認証」マークは編集部が認めた製品の証!
“消費者目線” の厳しいテストの結果、 編集部が “本当におすすめできる” と認めた製品に付与している認証マーク。 いくらお金を積んでも手に入らないこのマークは、 受賞企業様の商品販促としてご活用いただいています。
(認証マークに関するお問い合わせは、 本リリース最下部に記載のマーケティング事業部まで)
さらに詳しい比較テスト結果やベストバイに選出した理由は誌面(家電批評24年10月号)をチェック! 晋遊舎のプレスリリースでは、今後も『家電批評』発行日に合わせて「BEST BUY」受賞アイテムを発信します。 お楽しみに!
『家電批評』とは・・・
創刊14周年を迎えた日本で唯一の家電テスト専門誌。商業媒体には珍しく広告ページを入れないことで、メーカーの意向に左右される他媒体が書けない本音も伝えます。専門家と編集部が消費者目線で商品を徹底検証。読者のことだけを考えた「正直な評価」をお伝えします。
10月号は9月3日発売で特別定価880円(税込)
【媒体概要】
媒体名: プロが本音でテストする家電購入ガイド『家電批評』
発行日:毎月3日
発行元:株式会社晋遊舎 (東京都千代田区神田神保町1-12)
晋遊舎公式サイト: https://www.shinyusha.co.jp/
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