北洲は、施工現場における管理体制を根本から見直し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使して、現場管理の品格を高める取り組みを進めています。リモート施工管理プラットフォーム「Log System」の導入を通じて、全社で統一されたルールのもと、本社からの一元管理体制を構築しました。
この新たな管理体制により、現場での品質管理や安全管理が徹底され、顧客満足度が飛躍的に向上しました。顧客には毎週、360度のVR空間を通じて現場の状況が報告され、従来の現場管理にありがちなブラックボックスを解消し、透明性の高い誠実な現場管理体制を実現しています。
-
活用しているサービス
1:Log Walk (建設現場の360度VR空間)
建設現場をVR空間で記録・管理するツールです。
※使用している360度カメラ:株式会社リコーが提供する360度カメラRICOH THETA
2:Log Meet (現場と事務所を繋ぐオンライン立ち会いサービス)
現場と事務所をシームレスに繋げ、オンラインでの立ち会いを可能にするサービスです。
3:建設DXコンサルティング
品質管理チェックシートやマニュアルの提供を通じて、建設現場の品質管理を支援し、その他のノウハウも含めて、DXを推進します。
-
Log Systemによる顧客満足度向上のポイント
・元管理による品質の統一:
北洲は、「Log System」を活用し、全ての現場を本社から一元的に管理する体制を構築しました。このシステムにより、現場ごとの品質や管理のばらつきを排除し、全社的に一貫した高品質基準を維持しています。これにより、施主からの信頼がさらに強化されました。
・現場管理の最適化:
統一されたルールのもと、北洲は現場管理の基準を大幅に向上させています。本社からの集中管理によって、現場での問題が発生した際にも迅速な対応が可能となり、信頼性の高い施工プロセスを確立しています。この管理の徹底が、顧客からの高評価につながっています。
・透明性の高い情報提供:
北洲は、施主に対して360度のVR空間を用いて毎週現場の進捗状況を報告しています。これにより、現場の透明性が確保され、施主はプロジェクトの進行を安心して見守ることができます。この取り組みを通じて、施主にとって安心できる現場管理が実現し、顧客との信頼関係がさらに強化されています。
-
事例をWEBで公開中!
▼事例紹介ページ URL:
https://www.log-build.com/interviews/7216/
-
■株式会社北洲 ハウジング事業部 部長 青塚 友樹様より
「北洲はこれまで60年以上にわたり、地域に根ざした家づくりを大切にしてまいりました。しかし、昨今の建築業界が直面している人手不足や現場管理の複雑化に対して、従来の手法では限界を感じていました。そこで、私たちはDXを推進し、Log Systemを導入することで、現場管理を一元化し、より高い品質を維持する体制を整えました。
このシステムは、私たちが大切にしてきた『お客様第一』の精神をさらに強固なものにするものであり、施主様に対して透明性の高い情報を提供し続けることで、より信頼関係を深めることができました。また、360度VR空間により、施主様が自宅の建築過程を詳細に把握できるだけでなく、この記録がクラウドに蓄積されることで、将来的なメンテナンスやリフォームの際にも役立つデータベースを構築しています。
これにより、施主様が生涯にわたって北洲にご依頼いただける環境を整えることができたと自負しています。Log Systemの導入は、ただの技術革新にとどまらず、私たちの事業の根幹にある『お客様との信頼関係』を次のレベルへと引き上げるものであり、今後もこの体制をさらに発展させていく所存です。」
-
Log Systemについて
遠隔で「品質管理・安全管理・進捗管理」が可能なリモート施工管理プラットフォーム「Log System」は、遠隔施工管理を実現するためのサービスをオールインワンで提供。
▼ソフトウェア提供(SaaS事業)————
・360度のVR現場空間:Log Walk(ログウォーク)
・遠隔臨場・リモート立ち会い(ビデオ通話立ち会い):Log Meet(ログミート)
・ノーコード報告書アプリ:GENBA.R(ゲンバ ドット アール)
▼建設DXコンサル・BPO————
・標準施工要領書(手引き書)の作成代行
・リモート現場管理代行
・リモートチェックリストやマニュアルの雛形提供
・DXコンサル
スーパーゼネコンやハウスメーカー、大型ビルダーから小規模工務店まで活用され、現在までに38,000以上の現場で活用が進んでおります。
※日本初:遠隔施工管理に必要な「VR現場空間・ビデオ通話による遠隔立会い・標準図面の作成代行・リモート現場管理代行・DXコンサル」など、リモート体制を構築する上で必要なサービスを全て提供している企業として、日本初。自社調べ 2024年9月時点
-
代表プロフィール
株式会社 log build 代表取締役 中堀 健一 ( Nakabori Kenichi )
1971年新潟県佐渡市生まれ。神奈川県の高校を卒業後、都内の工務店で勤務し、職人や現場監督としての経験を積む。26歳で独立し、自然素材を活用した建築会社「株式会社 ecomo」を創業。
約30年間の建築業界での経験から、業界の効率化と品質向上の必要性を痛感し、2020年に「株式会社 log build」を設立。リモート施工管理やVR技術を活用した現場管理システム「Log System」などを開発し、業界に革新をもたらす。
Smart Builderという新しい概念を提唱し、建築プロセス全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進。全国各地で講演活動を行い、業界の未来を見据えた取り組みを推進している。
-
会社概要
会社名:株式会社log build(ログビルド)
代表者:中堀 健一
設立:2020年2月20日
事業:AI、VR、遠隔臨場、リモート現場管理プラットフォーム、スマート記録アプリ、Smart Builder
資本金:457,559,216 (資本準備金含む)
所在地:
・WeWork みなとみらいオフィス:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 WeWork オーシャンゲートみなとみらい8F
・湘南オフィス:神奈川県藤沢市城南4-1-9
会社HP:https://www.log-build.com/
-
補足
・株式会社ecomoについて
湘南の建築会社(本社:神奈川県藤沢市城南4-1-9、代表取締役:中堀 健一)
テクノロジーにより新しい働き方を実現するSmart Builders(スマートビルダーズ)を発足し、業界のDX化を牽引。全国でも一番デジタルシフトが進み、オンライン体制が整っており、自社のノウハウを日本全国に広げる活動を実施。大手建材メーカー主催のセミナーや業界団体にて特別講師として登壇。
URL:https://www.ecomo-life.com/
-
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社 log build
COO 國吉 慶太 (Kuniyoshi Keita)