パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社は、「持たない豊かな住まい方」をコンセプトとする賃貸住宅向けサブスクリプションサービス「noiful(ノイフル)」を手掛けています。noifulでは、引越し予定者、賃貸居住者あわせて1,764名を対象に「家具・家電付き賃貸物件」の認知や、そのイメージ、家電購入のタイミングなどについての調査を実施。その結果から、くらし方や家電購入に対する、世代による意識の違いが明らかになりました。
【調査サマリー】
・「家具・家電付きの賃貸物件」は、引越しを予定している人の約9割が認知。その中でも20代、30代は、半数前後が利用を経験もしくは検討したことがある。
・家電購入のタイミングの一つに「引越し」があり、特に20代、30代はその割合が高い。
・くらし方の価値観や家電の購入タイミングは世代によって異なるものの、引越しの際に購入する家電は、共通して「生活必需品」かつ「大型」の傾向。
【調査結果】
■家具・家電付き賃貸物件の認知率
入居前から部屋に家具・家電が備え付けられている「家具・家電付きの賃貸物件」を知っているかどうか、また利用したことや利用を検討したことがあるかどうかの質問では、引越しを予定している人の89.8%が「知っている」、そして40.7%が「利用したことがある/利用している」もしくは「利用を検討したことがある」と回答しました。
中でも利用経験や検討は20代が51.2%、30代が48.6%と、若い世代で高い割合となりました。家具や家電に対する考え方として、購入以外にも家具・家電付きの賃貸物件も選択肢の1つとして捉えるなど、若い世代では、自身の価値観やライフステージに照らし合わせたくらし方を検討する傾向がうかがえます。
■家具・家電付き賃貸物件のイメージ
「家具・家電付きの賃貸物件」を知っている人へ、そのイメージを聞いたところ、全体では「入居日から快適に過ごせそう」(74.9%)、「引越し(入居)が楽に済みそう」(74.5%)、「引越し(退去)が楽に済みそう」(72.2%)の3項目が上位に挙がり、いずれの年代でも7割以上を占めました。
家具・家電がついていることは、入居日からのくらしや、引越しそのものが快適になるイメージをもたれていることがわかります。
■家電購入のきっかけ・タイミング
家電を購入するきっかけやタイミングを聞いたところ、全体では「使っていたものが壊れた」(57.4%)、「使っていたものが古くなった」(48.1%)という物理的な不便さに次いで、「引越しに合わせて」(42.3%)が挙げられました。
仕事のスタイルやライフステージの変化によって、他の年代より引越しする人が多い(※1)20代で48.8%、30代で44.0%とより上位に挙げられており、引越しは、家電を購入し、場合によっては廃棄するタイミングのひとつとなっていることがわかります。
■引越しで購入する予定の家電
賃貸物件への引越し予定者に、引越しにあわせて購入や買い替えを検討している家電を聞くと、「洗濯機」や「冷蔵庫」が上位となりました。両製品は、どの年代でも上位に挙がり、生活の必需品かつ大型家電の購入を検討しやすい共通した傾向がみられました。
※1 総務省統計局、年齢各歳別都道府県間移動者数
【「賃貸向け家電サブスクサービスに関する調査」概要】
・調査地域:全国
・調査期間:2024年3月6日(水)~3月13日(水)
・調査方法:インターネット調査(パナソニック調べ)
・調査対象:1年以内に「東京都・神奈川県」への引っ越し予定者、もしくは「東京都・神奈川県」で家賃8万円以上の賃貸居住者 ともに世帯年収600万円以上
・有効回答:1,764名
*本調査における構成比(%)は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計で100%にならない場合があります。
【noifulとは】
入居したその日から、より自分らしく、より快適なくらしを実現する新たな住まい方です。賃貸物件のお部屋とともにパナソニックの上質な家電も借りられる「noiful ROOM」と、生活動線から家電の収まり方までこだわった空間にリノベーションした「noiful LIFE」の2つの賃貸住宅向けサービスで、「持たない豊かな住まい方」を提供。くらし・住まい・モノの循環で、人・社会・地球の未来のための新たなサーキュラーエコノミーを実現していきます。