首都圏でメディア、地域PR、広告などに関わる方々で構成する「鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会」(代表 辻 堅太郎、会員9名)は、首都圏のZ世代の若者が鳥取市内で滞在、交流しながら地域の課題解決や魅力発掘・発信を行う雛鳥プロジェクトを実施します。
本プロジェクトでは、若者が鳥取市用瀬町に滞在し、地域の貴重な伝統文化である「流しびな」の製作体験などを通じて文化の保存・継承の支援を行ったり、地域の方々との交流を通じて地域の魅力を発掘します。
参加者から地域の方々へのフィードバックとして、伝統文化の技術や魅力をまとめたデジタルフォトブックを製作・贈呈するとともに地域の魅力として感じたこと、魅力の発信方法などについても発表を行います。
最後に地域の受け入れ団体から参加者に「ふるさと認定証」を贈呈し、何度も通いたくなる地域との関係性を築くとともに、参加者にフィールドワーク終了後も鳥取の伝統文化の支援や魅力発信を担っていただきます。
鳥取での活動内容
①用瀬の流しびなの保存・継続に向けた支援
流しびな行事とは
鳥取市用瀬町に古くから伝わる風習で、旧暦の3月3日に男女一対の紙雛を桟俵にのせ、無病息災を願い千代川に流す行事です。美しい山々の緑と清らかな千代川の水を背景に人々の想いを託し、形を変えながら現在に引き継がれています。美しい着物で着飾った子供たちが手を合わせて願いを込める姿は印象的です。
また、行事の当日は町内の家々でその家に受け継がれているひな人形が公開され、来訪者をもてなします。
活動内容
もちがせ流しびなの館を訪問したり、地域で活動されている保存会「ときわ流しびなの会」の皆さんと一緒にさん俵作りを体験します。
流しびな行事についてZ世代の目線でインタビューを行ったり、写真や動画を撮影しながら、流しびなの製作方法や地域文化の魅力などを収めた「デジタルフォトブック」を制作し、地域の方々にプレゼントします。
デジタルフォトブックは地域文化の継承や発展などに向けて地域で役立てていただきます。
②「わらしべ長者体験」を通じた鳥取の方々との交流
お気に入りのお菓子などを持ち、物々交換をしながら地域を練り歩く「わらしべ長者体験」を行います。
どのような物と交換していただけるか、どのような出会いがあるかは当日のお楽しみです。
参加者にはプログラムを通じて感じた地域の魅力を自身のSNSで発信していただき、また成果発表会の場などでも発表していただきます。
鳥取の受入団体
受入団体:株式会社週末住人
活動内容:鳥取県内全域をフィールドに、特に鳥取市用瀬地域を中心に、4 つの事業「地域と Z 世代が
つながる拠点・交流事業」「離れていても鳥取とつながる Z 世代コミュニティ事業」
「食を通じて鳥取とつながる EC 事業」「Z世代の視点を活かす受託・協業事業」を展開
し、関係人口の創出に取り組んでいます。
事業のポイント
・首都圏でメディア、地域PR、広告などに関わるメンバーで構成する「鳥取の魅力発掘・発信に関す
る勉強会」が主催。
・首都圏に住むZ世代の若者が鳥取に滞在し、地域課題の解決に向けて取り組むとともに、住民の方々
と交流しながら地域の魅力やその発信方法を考えます。成果はデジタルフォトブックやSNSでの発
信等により地域の方々にフィードバックします。
・鳥取までの往復交通費及び宿泊費は主催者が負担する形で実施します。。
・参加者は現地で一緒に活動する地域団体から、「ふるさと認定証」の贈呈を受けることにより「鳥取
をふるさと呼べる権利」を得ます。参加者が鳥取を「自分のふるさと」と認知し、今後、何度も通い
たくなる地域づくりを目指します
・参加者は地域の伝統文化や魅力発信の支援者・担い手として、継続的に鳥取と関わり、将来的な地域
活動の担い手にもなっていただくことが期待できます。
プログラム
※プログラムは変更となる場合があります。
※参加者に向けた事前学習の機会(都内またはウェブ開催)も予定しています。
※現地では鳥取県内の若者との交流の機会も予定しています。
雛鳥プロジェクト ナビゲーター 馬屋原 瑠美
広島県出身、早稲田大学4年生。
昨年の雛鳥プロジェクトへの参加をきっかけに鳥取に通うディープな鳥取ファン。
参加者の皆さんと現地で一緒に活動します。
ナビゲーターからのメッセージ
用瀬に行くと「おかえり」と迎えてくれる地域の皆さんが大好きです。
参加者の皆さんにとっても用瀬がそんな場所になれば嬉しいです。
一緒に楽しみましょう!!
【雛鳥プロジェクト実施概要】
開催日時:令和7年2月8日(土)~11日(火・祝)
募集対象:次の条件に全て当てはまる方
①首都圏在住の18歳~25歳の若者で鳥取に興味がない(なかった)方
②地域の方々とのコミュニケーションをとるのが好きな方
③スマートフォンやパソコンなどを使っての写真や動画の編集が得意な方
④SNS(どのSNSを使うかは任意)により、地域の情報を発信いただける方
⑤プログラムの参加体験記を書いていただける方
※参加体験記はnote(https://note.com/tottorihinadori)に掲載予定です。
参加費:東京から鳥取までの往復交通費、宿泊費は主催者が負担します。
その他、鳥取県内での移動に係る経費、保険代、入館料、食事代などの経費(計1万円程度) は参加者の負担となります。
※鳥取県からの補助を得て実施する予定であるため、
鳥取県の「ふるさと来LOVEとっとり」への加入をお願いします。(加入費等は無料)
定 員:4名程度
申 込:10月13日までに、必要事項(氏名、年齢、所属、住所、出身地、応募理由、電話番号、メールアドレス)を書き、申込フォーム(https://x.gd/owxS5 )またはメール(tottorihinadori@gmail.com )で申し込み。
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】及び【参加者からのお問い合わせ先】
鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会
TEL:090-7778-8792(担当:辻) e-mail:tottorihinadori@gmail.com