『無駄だとは 言わぬ美容師 言う鏡』
『年賀状 写っているのは 妻と犬』
静岡新聞社(本社:静岡県静岡市駿河区)は静岡県島田市で20年にわたって続く「愛するあなたへの悪口コンテスト」(同実行委員会主催)の歴代の優秀作品を、第1回から審査委員長を務める稀代のエッセイスト、村松友視氏(直木賞作家、静岡県静岡市清水区出身)が独自のメスで解剖した『悪口の極意』(村松友視著、四六判、256頁、定価1650円)を8月29日に発売しました。
エッセー・コラム6話は書き下ろし。新人漫画家、塚田ゆうた(静岡県出身)のイラストも収録しています。
激笑!糸井重里氏推薦「嗚呼、ここに幾人ものおれがいた。」
村松友視氏は静岡新聞社から25年ぶりの上梓です。
▼エッセー・コラム6話は書き下ろしとなっている
▼静岡県島田市で開催されている「愛するあなたへの悪口コンテスト」の大賞受賞作などを収録
▼静岡県出身の新人漫画家「塚田ゆうた」のイラストも収録
▼入賞作にも秀逸な作品が並ぶ
<著者>
村松友視(むらまつ ともみ)
1940年東京生まれ。静岡県静岡市清水区(旧清水市)に育つ。静岡県立静岡高校、慶應大学文学部卒業。中央公論社「婦人公論」「海」編集部を経て、1980年に「私、プロレスの味方です」で作家デビューし、1982年「時代屋の女房」で第87回直木賞を受賞、97年「鎌倉のおばさん」で第25回泉鏡花文学賞を受賞。「カミさんの悪口」は1993年に田村正和・篠ひろ子主演でテレビドラマ化され、人気を博した。『駿河ピープル物語 だけん、人はいいだよ』(静岡新聞社発行)など著作多数。1987年新語・流行語大賞(流行語部門・大衆賞)「ワンフィンガー ツーフィンガー」を受賞したほか、テレビ・CM出演など多方面で活躍、島田市の「愛するあなたへの悪口コンテスト」では第1回から審査委員長を務める。
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