モントルー・ジャズ・フェスティバルは1967年にスイスのモントルーで初開催。 以来、半世紀以上にもわたって、あらゆるジャンルのミュージシャンたちが好演を繰り広げ、 世界屈指の規模と水準を誇る音楽イベントとして、 音楽愛好家に親しまれてきました。 そんなスイス「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のスピリットを伝承し、 日本で開催されるのが「MJFJ(モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン)」です。 2015年のスタート以降、上質で刺激的なライブを体感できる都市型の音楽フェスティバルとして、 また、音楽やアート、ファッションなど多彩なカルチャーが交差する複合イベントとして好評を博してきました。 そして2024年。コロナ禍の休止期間を経て、ついにMJFJが再始動します。
国内外のトップミュージシャンたちが、国籍や世代、音楽ジャンルを超えて、 白熱のパフォーマンスを繰り広げるMJFJ。米音楽界のレジェンド、ハービー・ハンコックと菅野よう子率いるYOKO KANNO SEATBELTSの出演に加えて、この度、日本ジャズ界を代表する小曽根真が、トリオ「TRiNFiNiTY+」として出演決定。さらにこのトリオに加え、台頭著しいトランペットの松井秀太郎とサックス陸悠がメンバーに加わり新たなステージを見せてくれます。
3日間に渡り繰り広げられる唯一無二のステージは、一体どんな体験をもたらしてくれるのか。さらに、今後もアーティストを続々発表しますので乞うご期待ください!
【Montreux Jazz Festival Japan 2024】
■開催日:2024年12月6日(金)・7日(土)・8日(日) @ぴあアリーナMM
■出演 :2024年12月6日(金)開演18:00・終演21:40(予定)
ハービー・ハンコック/YOKO KANNO SEATBELS
2024年12月7日(土)開演15:30・終演21:00(予定)
YOKO KANNO SEATBELTS/WONK and more!
2024年12月8日(日)開演14:30・終演21:40(予定)
ハービー・ハンコック/Bialystocks/
小曽根真トリオ「TRiNFiNiTY+」(Tp:松井秀太郎/Sax:陸悠)/
TOMOAKI BABA ELECTRIC RIDERS Special Guest: BIGYUKI and more!
※第4弾アーティスト、各日タイムテーブルは近日発表
■チケット:VIP席:32,000円(税込・アリーナ前方席・特典付) / S席:18,000円(税込) /
A席:13,000円(税込)
VIP席3日通し券:90,000円(税込・アリーナ前方席・特典付)/
S席3日通し券:50,000円(税込)
※VIP席特典は近日発表
◯プレリザーブ(抽選先行)
9/13(金)11:00~9/17(火)23:59 https://w.pia.jp/t/mjfj2024/
■主催 :MJFJ実行委員会
■問合せ :ぴあライブインフォメーション:0570-017-230(平日12:00~15:00)
【出演者紹介】
ハービー・ハンコック Herbie Hancock
1940年、シカゴ生まれ。クラシック音楽から始め、高校時代よりオスカー・ピーターソンやビル・エヴァンスの影響を受けてジャズを演奏し始める。60年代にメンバーとして参加したクインンテッドのリーダーであるマイルス・デイビスにし
て「バド・パウエルとセロニアス・モンクの後継者であり、彼の後継者はまだ聞いたことがない」と言わしめる存在に。グラミー賞を多数獲得し、アコースティック、エレクトロニック ジャズ、R&B など多様なジャンルで、多くのアーティストに影響を与え続けている。代表作に「ウォーターメロン・マン」「カメレオン」「ロックイット」など多数。
【12/6(金)・12/8(日)出演 】
YOKO KANNO SEATBELTS
作詞・作編曲家である音楽プロデューサーY.K.率いる、時々地球に来襲するスーパーバンド。アニメ『COWBOY BEBOP』の「TANK!」の演奏をはじめ、19世紀末から活動しているが、神出鬼没のため実際に目撃した人は稀。バンド名は、ハードコアなセッションミュージシャンにも関わらず、宇宙船移動時は安全のためシートベルトを着用することから。メンバーは日本を代表するミュージシャン達で構成することが多いが流動的で、犬もいる。次回公演は22世紀に予定されている。
【12/6(金)・12/7(土)出演】
小曽根真トリオ「TRiNFiNiTY+」 トランペット:松井秀太郎 / サックス:陸悠
1983年バークリー音大ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。以来、チック・コリア、ゲイリー・バートン、ブランフォード・マルサリス、パキート・デリベラ、アヴィシャイ・コーエン等、世界的なプレイヤーとのツアーや、自身が率いるトリオやビッグ・バンドの活動など、ジャズの最前線で活躍
する小曽根真。そんな彼が長いキャリアを経て2023年に結成した「TRiNFiNiTY」。これまで米国のトップミュージシャンとのトリオタッグをしてきた小曽根が、日本の若手ミュージシャンである小川晋平(ベース)、きたいくにと(ドラムス)と組んだことで話題を呼んだ。今回、トランペットの松井秀太郎とサックスの陸悠の管楽器隊を加えた「TRiNFiNiTY+」で出演する。
【12/8(日)出演】
Bialystocks
2019年、甫木元空(ホキモト ソラ)の監督作品、青山真治プロデュースの映画 『はるねこ』生演奏上映をきっかけに結成。2021年にファーストフルアルバム『ビアリストックス』を発表。2022年には2ndアルバム『Quicksand』をPONYCANYON / IRORI Recordsよりリリース。Vo甫木元空のソウルフルで伸びやかな歌声、フォーキーで温かみのあるメロディーと、Key菊池剛(キクチ ゴウ)によるジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせは普遍的であると同時に先鋭的と評される。2024年11月、3rdアルバム『Songs for Cryptids』をリリース予定。
【12/8(日)出演】
TOMOAKI BABA ELECTRIC RIDERS Special Guest: BIGYUKI
1992年、北海道札幌市生まれ。2011年のバークリー音楽大学入学。卒業後はニューヨークを拠点に活動。 2023年公開のアニメーション映画『BLUE GIANT』にて、主人公・宮本大のサックス演奏を担当。また、ルイス・コールのバンドの一員として国内外のツアーに参加するほか、マーク・ジュリアナ、マカヤ・マクレイヴン、マーキス・ヒルなど世界各国のミュージシャンとのコラボレーションイベント「BaBaBar」をオーガナイズしている。9月4日にBIGYUKIをプロデュースに迎えたメジャー・デビュー・アルバム『ELECTRIC RIDER』をリリース。
【12/8(日)出演】
WONK
ーエクスペリメンタル・ソウルバンド
2013年結成。2016年に1stアルバム『Sphere』を発売し、ジャズ・ソウル・ヒップホップを自由な解釈で捉えた音楽性を音楽メディアが高く評価される。パリ、ベルリン公演を展開し、国内主要フェスに多数出演。José James、Oscar JeromeとのRemix、Theinternetの公式カバー、Thelonious Monkトリビュート盤参加に加え、2023年にはKiefer、9m88と共作を重ね、国内外での新たな展開を見据えている。 8月にはラッパー・Jinmenusagiとのコラボレーション曲「Here I Am」をリリース。
【12/7(土)出演】
【アートワーク】
石塚真一 Shinichi Ishizuka
1971年生まれ。茨城県出身。中学生時代はブラスバンド部に所属し、大学生のときはバンドをやっていた。22歳から27歳まで米国に留学し、ロッククライミングや気象について学び、帰国後、会社員を経て28歳のときにマンガ家に転身。
『BLUE GIANT』は発行部数シリーズ累計1,250万部、昨年のアニメ映画も大ヒットを記録した。主な作品に『岳 みんなの山』『そんでよし!』。