マリアナ諸島の古代遺跡Latte Stoneのように、国際人としての基礎を築いてほしいという願いの下、株式会社ジャイロスコープでは、実践体験型英語キャンプ、 ラテストーン英語キャンプを本年8月、グアム島において本格始動しました。今回は21名の中高生に参加していただきましたが、そのうち20名が兵庫県の関西学院中学部、1名が三重県の暁中学高等学校の生徒さんです。今回の成功を受け、今後はキャンプのラインアップを拡充しより多くの若者が楽しく国際人の一歩を踏み出せるよう取り組みます。
日程と内容
第1回ラテストーン英語キャンプは2024年8月18日から24日まで5泊6日の日程で行われました。日程表は下図の通りです。英語力を集中的に高めるというのが多くの英語キャンプの主眼ですが、このキャンプでは、これに留まらず、英語を楽しむプログラム、アメリカの社会見学、現地の人たちとの国際交流の視点を加え様々な独自コンテンツを配置し、若者の国際感覚を総合的に醸成します。
具体的には、英語力強化の視点では米国移民教育教材を用いたアメリカ式英語教育と全員が行う英語プレゼンテーション、英語を楽しむという視点ではミッションフィールドや英語脱出ゲームなどのFun-Firstプログラム、アメリカ社会見学ではグアムの消防署と大手スーパー見学および野生保護区でのSDGs、国際交流視点では現地の高校やアメリカ人家庭訪問と草の根交流等、生涯忘れられない体験が満載です。
プログラムの進行
ラテストーン英語キャンプの進行に当たっては、アメリカ人コーチが3名、生徒7名にコーチ1人の割合で指導に当たりました。プログラムの進行は100%英語で行いましたが、キャンプの最後には、英語が苦手だった低学年の生徒を含め、ほぼ全員が流れについて行ける様になりました。生徒とコーチたちの間では、年齢差を超えた友情が形成され、日本ではあまり見られないフラットで気さくな人間関係も実践できました。
参加者の評価
このキャンプに参加した生徒さんにアンケートを記入していただきましたが、21名中16名がプログラム全体を「大変満足」と評価し、5点満点中4.52点の高い満足度が示されました。生徒たちがもっとも良かったと感じたプログラムでは、アメリカ人家庭訪問と学校訪問という国際交流系のプログラムで、現地の人たちとの心温まる交流に多くの生徒が感動した証です。
下表において参加者の生のコメントを紹介します。
今後の予定
今回のキャンプの成功を受け、今後はより多くの若者たちがラテストーン英語キャンプに参加できるよう、ラインアップを拡充してまいります、下表は今後展開を考えている英語キャンプです。#1は今回実施したコンテンツをそのまま展開する中高生対象のティーンズキャンプで、来年の春休みに1回、夏休みに2回実施したいと考えています。#2は小学生対象のキッズキャンプで、ティーンズキャンプの枠組みで小学生が楽しめる様にアレンジしたもので、来年の3月と7月に実施を目指します。#3は既にグアム島に修学旅行で滞在が決定している学校団体に提供する現地後付け型のショートキャンプです。安価でコンパクトな英語キャンプを提供できるため、高い需要が見込めると期待しています。#4は、現在近隣のロタ島やサイパン島で推進中のコーヒー栽培研修や国際ワークショップなど特定のプロジェクトへの参画を通じて学ぶPBLです。文科省のトビタテ留学奨学金の対象となり得ます。
プログラム価格
2024年Latte Stone英語キャンプに適用したプログラム料金は左表の通りです、参加人数は21名でしたので現地費用は$1,300に国内で発生する企画運営費の¥40,000を加え、おひとり様約25万円をご負担いただきました。
次回のプログラム料金は現在未定ですが、今回要したコストと為替レートを勘案し、近日中に決定します。プログラム費用には、英語プログラム代、宿泊費、食事代と現地交通費が含まれていますが、グアムへの往復旅費は参加者の負担です。来年3月のユナイテッド航空の成田-グアムの航空運賃は\76,000と他都市に比べ割安で全体コストを大幅に圧縮できます。
以上の通り、ラテストーン英語キャンプでは若者たちに英語以上の様々な価値を提供しますので、コストパーフォーマンスのきわめて高いプログラムであると確信しております。このキャンプにより多くの若者が参加することにより、座学中心の日本の英語教育を実践的に補強できるのではと考えております。国際人教育に重点を置かれる学校団体様や、旅行代理店、留学エージェントなど関係各位の協力を頂きながらこの普及に努めたく考えております。
株式会社ジャイロスコープ
株式会社ジャイロスコープは長崎県佐世保市ハウステンボス内に拠点を置く英語プログラム会社で今日まで約10万人の生徒・学生に楽しさを追求した英語体験プログラムを提供してまいりました。現在は、海外での実践体験を通じて国際人を育成すべく、米国カリフォルニア州やグアム島において独自のプログラムを展開しています。
お問い合わせ先:(株)ジャイロスコープ代表 桂 次郎 j.katsura@gyroscorp.jp