株式会社ウエディングパーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:日紫喜 誠吾)は、カップル向け満足度サーベイツール「survox(サーヴォックス)」において、接客の音声記録から自動で文字起こしを行い、ウエディングの接客シーン仕様にカスタマイズされた生成AIによる要約を提供する業界初※の「議事録・要約機能」をリリースいたしました。(※2024年9月 自社調べ)
■新機能「議事録・要約機能」の概要
「survox」は、CX(顧客体験)やEX(従業員体験)の向上を目指す、ウエディング業界に特化したカップル向け満足度サーベイツールです。結婚式場への見学来館時、お打ち合わせ時、結婚式実施後などにカップルよりアンケートを取り、データとして収集。カップルの本音から新たなニーズを見える化し、多角的な視点から課題解決を支援するサービスです。
今回は、式場スタッフとカップルの接客シーン(見学や打ち合わせなど)で行われる会話を録音し、文字起こし〜議事録・接客内容の要約までを自動で作成する新機能をリリースいたしました。
新機能に導入された生成AIは、ウエディング業界特有の接客シーン仕様にカスタマイズされており、専門用語や対話を的確に理解します。例えば、新規フェアの接客であれば、「人前式」「ケーキ入刀」「赤口」などの専門用語を的確に反映したり、「来館動機」や「見積もりの印象」、「カップルの情報」などシーンに特化した項目でまとめた要約を提供することが可能です。
また、この議事録・要約機能はサーベイ情報との連携もできるため、接客内容とカップルの満足度を照らし合わせて確認・管理することも可能になります。
■新機能「議事録・要約機能」追加の背景
結婚式場へのヒアリングを通じて、ウエディング業界では接客機会が非常に多いにもかかわらず、会話内容を正確に記録するためのオペレーションや仕組みが十分に整備されていないという現状が明らかになりました。
そのため重要な情報がスタッフ一人ひとりの経験や記憶に頼ることとなり、「スタッフ間での情報共有の滞り」や「コミュニケーションの行き違い(言った言わない問題)」が発生し、結果として顧客の要望が十分に反映されないリスクが高まってしまう傾向があります。
またブラックボックス化の弊害としては、スタッフの接客パフォーマンスを正確に把握することが難しくなり、「適切な評価やフィードバックが行われにくい」という育成上の課題も浮き彫りになっています。
さらなる顧客体験価値、従業員体験価値の向上を目指すためには、接客の「会話(声)」をより正確に抽出し、効果的に活用することが重要な役割を果たすと考え、今回の新機能の開発に至りました。
さらに接客を受ける立場のカップルからも、「接客中の録音」に対して肯定的な意見が多数寄せられています。
当社が行った調査※によると、「結婚式の接客や打ち合わせにおいて、【トラブルの防止(言った言わない)/次回以降のご案内スピードUP/接客品質の向上/議事録の作成】などのために、録音をお願いされても大丈夫ですか?」という質問に対し、「抵抗がない(OK)」と回答した方が86%であり、うち34%が「むしろ歓迎する」という回答結果でした。
結婚式準備を進めるカップルとしては、接客中の会話を録音されることへ抵抗感がなく、式場スタッフにとっても接客品質の向上に寄与するという双方の利点から、今回の「議事録・要約機能」を備えたsurvoxの活用は、業界のCX・EX向上の一助になると考えております。
※<調査詳細> 期間:2024年7月10日~11日、対象:MICHINARU Instagramフォロワー、サンプル数:439
■新機能「議事録・要約機能」に対する企業様の声
今回の新機能に対して、ウエディング企業様よりご期待の声をいただいております。
■事業責任者 小笠真也 コメント
社会やカップルのニーズが急速に変化する中、より魅力的な結婚式づくりに貢献したいという思いから「survox」をリリースし、「顧客の声」を定量・定性の両面で可視化してきました。
今回の新機能も「声」に注目し、新たな価値の見える化を目指したリリースとなります。
式場スタッフとカップルの「会話」は最も価値ある時間でありながら、これまでブラックボックス化され、十分に活かしきれていない場面が多々ありました。生成AIを活用することで「会話」をデータ化し、すべての関係者が結婚式づくりにより集中できる環境を作りたいと考えています。 今後もデザイン思考を取り入れ、社会や結婚に関わるすべての人々が幸せになれるDXを模索し、皆様と共に共創しながら開発を進めてまいります。
■「survox(サーヴォックス)」とは
「survox(サーヴォックス)」は、CX(顧客体験)やEX(従業員体験)の向上を目指す、ウエディング業界に特化したカップル向け満足度サーベイツール。結婚式場への来館時、打ち合わせ時、結婚式実施時などにカップルの本音をデータとして収集。自社データを全国平均と比較することにより、新たなニーズを見える化して多角的な視点から課題解決を支援するサービスです。「survox(サーヴォックス)」という名称は、「Survey(調査)」、「Voice(顧客の声)」、「DX」の掛け合わせから生まれました。
今後も、ご契約いただくお客様からのフィードバックをもとに、サービス改善と機能拡充を推進してまいります。残すべき文化を守りながら、業界の変革を加速させるために、最新のデジタル技術を駆使して「新しい当たり前」を実現していきます。
開発背景:業界のCXを高める。サーベイで顧客のニーズを見える化する新サービスリリースの舞台裏【Wedding-UP DX ~デジタルの可能性を探る~ #survox編】
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/wedding-up-dx-010
■ウエディングパーク「DX本部」とは
“カップルも従業員も企業も、「結婚に関わるすべての人が、もっと幸せになる」ためのDXを支援。”結婚に関わるすべての人の「本当はこうしたい、こうありたい」というニーズを叶えるために必要なのが「DX」。デジタルの力を使って、人材のリソースを生み出すことで、結婚式の体験価値が上がり、スタッフもやりがいをもって長く働けるという好循環が生まれるはずです。ウエディングパークの「DX本部」で提供する各サービスは、CXやEXの向上、つまり「結婚に関わるすべての人が、もっと幸せになる」ことを目指し、企画開発をしています。
サービス紹介ページ:https://weddingpark-dx.net
■株式会社ウエディングパークについて
当社は、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、ビジョンに「21世紀を代表するブライダル会社を創る」を掲げ、1999年の創業以来20年以上「デジタル×ウエディング」で事業を展開しています。
2004年に日本で初めて結婚式場のクチコミ情報サイト「Wedding Park」をスタート。現在は6つの専門メディアをはじめ、デジタルマーケティングやDXの支援、教育事業などを行っています。
現在はデザイン経営にも取り組み、技術とデザインの力で結婚するおふたりやウエディング業界を全面支援し、結婚に関わる全ての人の多様な幸せを叶えられるよう邁進しています。
所在地:東京都港区南青山3丁目 11-13 新青山東急ビル6F
設立:1999年9月
資本金:2億3198万円
代表者:代表取締役社長 日紫喜誠吾
事業内容:ウエディング情報サービス事業
コーポレートサイト:https://www.weddingpark.co.jp/
<運営メディア>
■結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park(ウエディングパーク)」
■海外・リゾートウエディングのクチコミ情報サイト「Wedding Park海外」
https://foreign.weddingpark.net
■結婚衣装選びのクチコミ情報サイト「Wedding Park DRESS」
■フォトウエディング・前撮りのクチコミ情報サイト「Photorait(フォトレイト)」
■婚約・結婚指輪のクチコミ情報サイト「Ringraph(リングラフ)」
https://ringraph.weddingpark.net
■結婚の“今”と“未来”を考えるメディア「結婚あした研究所 by Wedding Park」
https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ウエディングパーク
広報担当 瀬川/鈴木/宮﨑
E-Mail:pr_wp@weddingpark.co.jp
以上