[セミナー詳細]
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?spage=pt_24454
[講 師]
上海工程技術大学 客員教授 湯 進 氏
[日 時]
2024年10月25日(金) 午後2時~4時
[受講方法]
■会場受講
紀尾井フォーラム
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F
■ライブ配信 (Zoomウェビナー)
[重点講義内容]
昨年から欧米自動車業界では「EV失速」のムードが漂う。世界に先駆けて急速なEVシフトが起こる中国も市場の過熱感が一服しているようにも見えるものの、それは一過性のものであり、今後も躍進は続だろうか。中国電動化シフトの現状から減速要因と今後の見通しを探る。
政府主導下で充電インフラの不備が徐々に解消され、エンジン車に対するEVの競争力も向上しており、中国の電動化シフトはコスト・性能・利便性の競争からコネクディットや自動運転を備える乗車体験・智能化へと移行しつつあり、海外進出も加速している。一方、中国でEVのサプライチェーンが形成されるものの、安全・信頼性の高い電池生産、電池のリサイクルは依然課題である。
日系自動車メーカー大手の中国販売台数は、2024年1〜8月にいずれも前年割れとなり、特にホンダと日産の低迷は目立つ。わずか4年間で日本車の中国市場シェアが半減であるから穏やかではない。日本車の中国事業で何か起きているのか。EVやSDVに注力すれば日本車の巻き返しは、現実のものとなるだろうか。
本講義は中国の現場で得た生の情報を活用して、表と裏から中国自動車市場・電動化シフトの最新動向について解説したうえで、日本企業の中国事業を展望する。
1.中国の新車市場 〜18年ぶりの主役交代?
2.EV失速の実態 〜PHVの躍進、勢力図の変化
3.車載電池業界 〜技術進化と課題、全個体電池の見通し
4.充電インフラの整備、電池リサイクル
5.智能化シフト 〜SDV化、自動運転
6.海外進出 〜サプライヤーの追随
7.日本メーカーの実態 〜課題および今後の展望
8.質疑応答/名刺交換
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