【横浜みなとみらいホール】小学生と一緒にクラシックの名曲を楽しむ60分のコンサート

横浜市内の小学校・特別支援学校の4～6年生が、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とパイプオルガンの迫力ある生演奏を、学校やクラスの仲間と一緒に体験するコンサート。横浜市教育委員会主催のもと、横浜みなとみらいホール開館時から行っており、これまで多くの子どもたちがオーケストラの迫力ある演奏や、クラシック音楽の魅力に触れてきました。

この公演では市民の皆さまにも一部の座席を販売しています。シュトラウスⅡ世「雷鳴と稲妻」やエルガー「威風堂々」等のクラシックの名曲を、わかりやすい解説を交えてご紹介いたしますので、クラシック入門のためのコンサートとしておすすめです。

1. 市内の小学生向けのコンサートを一般にも公開

「心の教育ふれあいコンサート」は1998年の横浜みなとみらいホール開館時より開催し、今年で27回目を迎えます(改修工事期間の為、横浜みなとみらいホールでは26回目の開催)。

オーケストラ演奏の鑑賞や音楽交流を通して子どもたちの感性を磨くとともに、クラシックコンサート鑑賞時のマナーを学ぶ機会ともしており、今年は計10日間20公演で、約30,000名の児童の鑑賞を予定しています。

この公演の大きな特徴の一つが、客席内の一部のエリア(3階席)を市民の皆さまにも販売し、子どもたちと共にコンサートをお楽しみいただけることです。通常の公演とは異なり60分のコンパクトな時間設定で、シュトラウスⅡ世「雷鳴と稲妻」やエルガー「威風堂々」等、誰もが一度は聴いたことのある名曲を揃えたプログラムをお贈りするため、クラシックの公演に馴染みがない方でも“入門編”として気軽にお楽しみいただけます。子どもたちと一緒にクラシック音楽との出会いを体験してみませんか。

2. 気鋭の指揮者&神奈川フィル、オルガニストがクラシックの名曲をご紹介

本公演では、第一線で活躍するプロの指揮者とオーケストラ、そしてオルガニストによる演奏をお贈りします。

指揮は2022年より本公演に出演し現在は神奈川フィルの副指揮者を務める小林雄太と、今年初出演となる清水醍輝。パイプオルガンは第2代ホールオルガニストの近藤 岳とともに、当ホールが独自に実施するオルガニストに向けた研修制度「ホールオルガニスト・インターンシップ・プログラム」に参加中の中川美香と趙 三川(ちゃお・さんちゅあん)が演奏します。そしてオーケストラは地元・横浜を拠点に活躍する神奈川フィルハーモニー管弦楽団が出演。さらに、当ホールの「こどもの日コンサート」でお馴染みの岩崎里衣による司会でクラシック音楽の解説も。

壮大なオーケストラの音色と、横浜みなとみらいホールのシンボルであるパイプオルガン“ルーシー”の演奏をわかりやすい解説とともに堪能できる、貴重な公演です。

◆指揮・小林雄太さん(第1・3クール出演)よりメッセージ◆