「人材投資」と「賃金アップ」をどのように実現するべきか?
それと同時に、従業員からは「賃金アップ」を望む声も上がっています。日本の実質賃金は30年ほどほぼ横ばいであり、これが続くと優秀な人材がどんどん海外へ流出してしまうといった問題も考えられるでしょう。企業は、「人への投資」「賃金アップ」をどのように両立していくべきなのでしょうか。
注目すべきは、この2つをつなぐサイクルです。つまり、まず本質的な人材投資を行い、それによって社員の成長・スキルアップを実現。一人ひとりの生み出す付加価値が増幅されることで組織としての生産性向上につながり、会社の業績が向上すると、それを賃金という形で社員に還元していく。このような好循環を生むことができれば、会社と社員とが互いに与えあう関係性が構築され、企業は継続的に発展していくことができるのです。
最優先で取り組むべき「人への投資」とは
また、社員を良い方向へと導いていくための土台としてリーダーに求められるのが、社員との「信頼関係」です。同じ内容のフィードバックであっても、日頃からこまめなコミュニケーションを取っている相手からと、自分のことを大して知らない相手からとでは、受け入れやすさに大きな差が出ます。このことからもわかるように、これからのマネジメントは小手先のテクニックでうまくいくものではないのです。「見て覚えなさい」という教育が通用しなくなっている今の時代、どれだけ本気で社員一人ひとりと向き合うかが、社員の成長や定着を左右するといえます。
今回のセミナーでは、リーダーとして社員に向き合い組織を率いていくために必要なマインドセットをお伝えするとともに、グループディスカッションを挟みながら「信頼関係をつくるためのセルフブランディング」についても考えます。「幹部・管理職を鍵とした企業成長について学びたい」「社員から信頼を集める手法を学び、明日から実践したい」とお考えの皆様は、ぜひご参加ください。
セミナー概要
日 時:2024年7月4日(木)
14:00-17:00(受付開始 13:30)
会 場:東京都渋谷区渋谷3-29-22
投資育成ビル8F
参加費:無料
特 典:参加者には講師の著書を謹呈
申込〆切:7月2日(火)まで
▼お申込みはこちら
https://www.sbic.co.jp/seminar_form/20240704ms/
【プログラム概要】
◆理念や価値観を伝えるマインドセット「感謝」
ー 感謝を表す気遣い・気配りの重要性、習慣化のポイント
◆組織を伸ばす管理職の振る舞い方
ー キャリアの相談相手となるために必要なこと、部下が気にかけていることとは
◆理念浸透に必要な代弁者の存
ー 部下は上司のどこを見ているのか、管理職自身のブランディングとは
【講師プロフィール】
関野吉記(株式会社イマジナ 代表取締役社長)
・アメリカ留学後、イタリアのイマジネコミュニカツオネに入社。投資部門へ出向、アジア統括マネージャーなどを歴任。経営における人財や組織の重要性を痛感し、2006年イマジナを設立。
・人への投資を世の中のスタンダードにすべく、世界では一般的な理念浸透・育成の手法を日本の文化にアジャストし、2,850社以上のコンサルティング実績を有する。
・近年は企業の核となる管理職の育成や若手採用強化・定着に力を入れ、「人材に投資することが当たり前になる社会をつくる」ために、日本企業の永続化を推し進める。
会社概要
代表:代表取締役社長 関野 吉記
本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-2
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
事業内容:企業ブランディング事業、コンサルティング事業、企業研修事業
設立:2006年6月
資本金:5000万円
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