ディスレクシア月間とは
ディスレクシアは学習障害のひとつで、文字の読み書きが正確にまたはすらすらとできない症状です。全般的に知的発達に遅れはありません。日本語では人口の8%がそうであるとわかっています。(※1)
ディスレクシアの人は文字の読み書きの困難さを除けば、多くの分野で優れたものがあるにもかかわらず、読み書きがスムーズにできないことで、学習の遅れが生まれたり自信を失ってしまう。それが心身の不調に現れてしまう、不登校になるケースも少なくありません。(※2)
正しい理解やサポート体制が社会全体に根付くよう、国内でディスレクシア啓発支援に関わる6団体が連携して、10月をディスレクシア月間とするキャンペーンを行います。(※3)
※1 日本語では8%(Uno et. al. 2009. Reading and Writing. )。
※2 不登校は約25万人いるといわれるが、LDの35%が小学校で、60%が中学校で不登校を経験する。(鳥取県の調査では不登校児童の約35%、不登校生徒の約60%が学習障害であることが示されている。(小枝 2002))
※3 国連でディスレクシアの日を10月に制定する働きかけがある。海外でも10月はディスレクシア啓発キャンペーンが行われている。
エッジのディスレクシア月間イベント
「読み書き困難指導・支援講座」 第8期フォローアップセミナー 竹田契一先生講演会・対談会~読み書き困難指導・支援における大切な心構え~
10月5日(土)10:00~12:00 ZOOMオンライン
第2回ディスレクシア・アートコンペティション2024表彰式
10月12日(土)
場所:江夏画廊(東京都港区)※Zoom参加可
「ディスレクシアな日常」をテーマにした、ディスレクシアの子どもたちの作品の表彰式を実施。
読書バリアフリーとディスレクシア~多様な読書のカタチ
10月14日(月祝)~27日(日)
※17日図書館休館日除く
展示:東京都港区立三田図書館
(東京都港区芝5-36-4 札ノ辻スクエア)
10月18日(金)13:30~19:30 6階集会室
ディスレクシア疑似体験、聴く教科書体験(音声教材BEAM体験)、ディスレクシア当事者がおすすめする本の紹介、相談コーナー
LSA学習支援員養成講座・スタンダードコース2024【Zoomオンライン】単発受講
発達特性に応じた支援方法について理論と具体的な方法を学べるLSA学習支援員スタンダードコース(全13講座)を開講中。1講座から受講できます。
【認定NPO法人エッジ】
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
代表:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。2024年3月には非営利組織の信頼性を意味する「グッドガバナンス認証」を受けました。
ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動しています。ディスレクシアは学習障害のひとつで読み書きが正確にすらすらとできない症状をいいます。
代表の藤堂栄子は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法、読書バリアフリー法などの法律に携わっています。
【認定NPO法人エッジは皆様のご寄付で活動しています】
当団体の活動は皆様のご寄付、協賛、お力添えによって実施、継続しています。皆様のご支援をお願いいたします。
セミナー講師派遣・企業協賛 https://www.npo-edge.jp/contact/
ご寄付 https://www.npo-edge.jp/support-us/
【取材に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人エッジ 広報 谷本 npoedge.press@gmail.com