株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山 代表取締役社長 鈴木 整)は、これからの地球環境について考える1本として新商品「一ノ蔵 特別純米酒 人と自然が共生することについて考えてみた」を9月18日より発売を開始した。
商品コンセプトとして「環境保全、地球のため地域のためにできることからはじめる」を掲げ、このお酒を通して自然との共生や環境保全に目を傾けて頂きたいというメッセージを込めた商品となっている。
原料米には、農薬・化学肥料に頼らない自然と共生した農法「ふゆみずたんぼ(※1)」で栽培したササニシキを100%使用。ラムサール条約で世界で初めて水田として登録された、宮城県大崎市の田尻伸萠(たじりしんぽう)地区で栽培されたお米を原料米としている。
また、SDGsを意識し、お酒のラベルに環境に配慮した資材を採用し、これからの地球環境について考えるきっかけの1本にしたいという思いを込めている。
本品は「大崎耕土世界農業遺産ブランド認証品(※2)」として、蔵元がある地元大崎の魅力を発信していく。そして、売上金額の一部は、蕪栗沼周辺の保全活動等を行っているNPO法人の支援に充てられ、お酒を愛するお客様と共に「人と自然が共生できる」環境を守り、この自然を未来へつなぐきっかけ作りへ寄与する。
商品名は「人と自然が共生することについて考えてみた」。
少し長めのネーミングで商品コンセプトの伝わりやすさを意識した、今までの一ノ蔵には無い商品名となっているため、「#ひとしか」で商品の認知向上を進める。
【商品情報】
商品名:一ノ蔵 特別純米酒 人と自然が共生することについて考えてみた
精米歩合:55%
アルコール分:14%
原料米:有機米ササニシキ100%(宮城県大崎市田尻・伸萠地区産)
税込希望小売価格:720ml・・・1,650円
販売先:日本名門酒会加盟店、宮城県内の酒販店、スーパー、百貨店
お近くにお取り扱い店がない場合はこちらから(一ノ蔵公式ECサイト)
https://ec.ichinokura.co.jp/products/hitoshika
●詳細ページはこちらから
●商品リーフレットはこちらから
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※1…「ふゆみずたんぼ」とは、冬の間も田んぼに水を張り米をつくる農法のこと。水を張った田んぼは、マガンなど水鳥の憩いの場所となる。1998年より、一ノ蔵の地元宮城県大崎市の蕪栗沼周辺において、渡り鳥の生息環境を拡大することを目的に「ふゆみずたんぼ」がスタート。取組により渡り鳥の数は年々増えていき、現在はこの地に毎年10万羽を超える渡り鳥が訪れる。この試みは渡り鳥を守るだけでなく、農法としても素晴らしいメリットをもたらしている。田んぼに水を張ることで、水の中に菌類やイトミミズが大発生。それを餌にするガンや白鳥などの渡り鳥が栄養に富んだ糞を落とし、水田に残った稲の切り株や藁は微生物によって分解され天然の肥料に変わる。また、田んぼに生息しているイトミミズやユスリカがトロトロ層をつくり、雑草の種を沈めて抑草効果に繋がる。そして春には水を張った田んぼにカエルが産卵し、害虫が発生する頃にカエルやクモが活躍して、害虫を食べる。
このように農薬・化学肥料に頼らない自然と共生した農法が可能となった。
※2…世界農業遺産とは、世界的に重要な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度。
何世代にもわたって営まれてきた伝統的な農林水産業、そして、それに伴い発展した文化や景観などを”生きた遺産”として次世代につないでいく取り組みを行っている。
令和5年9月現在国内で認定を受けているのは15地域。
(農林水産省発行のパンフレット https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/attach/pdf/index-56.pdf)
【お問合せ】
株式会社一ノ蔵
〒987-1393 宮城県大崎市松山千石字大欅14番地
電話0229-55-3322(代)
営業時間 平日9:00~17:00
・飲酒は20歳になってから・飲酒運転は法律で禁止されています
・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります