どうする!?思わぬところで発生している企業の損失
価値よりも無駄を生んでしまう「会議」
パーソル総合研究所/中原淳(2017-8)「時間労働に関する実態調査」
コミュニケーションミスが損失につながる
上記に見たような企業の無駄はほんの一例です。誰も気付いていないところでさまざまな無駄がそのまま放置されていると、いくら企業がAIやシステムを導入して一見効率化したように見えても、全体として見たときの生産性はなかなか向上しないでしょう。
今こそ、管理職が変わるとき
「なぜやるのか」という目的を管理職が常に意識し、部下に仕事を依頼する際にも伝えていれば、必要のない人員が割かれたり、部下が無駄な作業をしたりすることは格段に減ります。さらに、「なぜやるのか」だけではなく、「その仕事が部下本人にどのような影響を与え、どのように成長できるのか」といったメリットまで示すことができれば、部下はその依頼を嫌々こなすのではなく、「それならやってみよう」と前向きに取り組むことができるでしょう。こうして管理職が社員のモチベーションをコントロールすることも、生産性向上に大きく寄与するのです。
しかし、日本の管理職のほとんどは「部下にどのように伝えるといいか」「どうすれば部下が前向きに成長するのか」といったことを会社で教えてもらったことがなく、手探りでマネジメントをしている状況です。今の管理職世代の中には、自身が若いころは「上司から見て盗む」ことで成長したという人も多く、上司から丁寧な説明を受けたことがありません。一方、今の若手世代はWEB検索や動画を通して簡単に「答え」を得ることが当たり前になっており、自分で仮説を立てて実践してみることが身に着いていません。そのため、これまでよりも目的や背景などの丁寧な説明が求められるのです。
企業は、こうしたマネジメントの現状を改めて理解し、早い段階で対処する必要に迫られているといえます。管理職が自身のあるべきマインドセットや部下育成の手法について今学ぶことができれば、さまざまな無駄が減るだけではなく、マネジメントを受ける若手世代に成長実感がもたらされ、定着率向上へとつながります。さらに、そのような管理職の姿から学んだ社員が次の管理職になれば、自分自身も同様に部下の成長に伴走することができるでしょう。
つまり、抜本的な管理職育成の取り組みは、決して突貫的な組織強化の施策として終わることなく、自社の「管理職が育つ仕組み」として会社の資産になるのです。
【HR EXPO】イマジナのセミナー・ブース概要
また、東京や大阪のEXPOにてご好評いただきました、当社イマジナ代表 関野吉記の著書を無料プレゼントする企画を、このたびも実施することが決定いたしました。書籍では、今の時代に必要な、社員の誇り・やりがい向上、人材育成、採用などの考え方をご紹介しておりますので、ご興味がございましたらぜひお早めに足をお運びください。
HR EXPO会場
愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目2
ポートメッセなごや
セミナー概要
伸びる会社は本気で管理職と向き合っている 〜今すぐやるべき未来への人的投資とは〜
■登壇者
関野 吉記(株式会社イマジナ 代表取締役社長)
■講演内容
社員の会社への誇り・愛着心を高め、社外からも共感を集めるには企業の未来や可能性を見せることが不可欠だ。その鍵を握るのは管理職。彼らが会社の未来を体現し、魅力的に語れてこそ社内に共感が生まれ、実現のために足並みが揃う。一律の仕組み化では成し遂げられない、個人の力を伸ばす教育に本気で向き合う手法を解説。
■日程
・7月17日(水) 15:30-16:10
・7月18日(木) 15:30-16:10
・7月19日(金) 11:30-12:10
※本セミナーご参加者の皆様へ、登壇者である関野の著書を一冊プレゼントさせていただきます。
ブース概要
小間番号:1-55
会社概要
代表:代表取締役社長 関野 吉記
本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-2
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
事業内容:企業ブランディング事業、コンサルティング事業、企業研修事業
設立:2006年6月
資本金:5000万円
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