インバウンドサミット2024実行委員会(運営事務局:株式会社MATCHA)は2024年9月19日(木)、東京ミッドタウン八重洲とオンラインにて開催された、日本最大級のインバウンドカンファレンス「インバウンドサミット2024」において、インバウンドや観光分野の発展に向けた取り組みを発表する「ネクストツーリズムアワード」を開催いたしました。
■ネクストツーリズムアワードについて
「ネクストツーリズムアワード2024」は、大手企業の次世代リーダーや現場を支えるマネージャーが観光業界の発展に向けた取り組みをプレゼンをする新企画です。
現場で事業を牽引する若手リーダーが、成功事例や課題解決策を共有し、インバウンド・観光業界のさらなる拡大を目指します。
以下の3部門における審査を行い、各部門の部門賞受賞者と、各部門の合計得点から優勝者が選出されました。
【イノベーション賞】
革新性・観光業界への影響:既存の問題に対して、これまでにない新しい発想や技術を取り
入れているか。観光業界に与える影響は大きいか
【カルチャー賞】
日本文化への貢献性:日本の伝統文化、芸術、歴史などを守り、発展させるか。
【ソーシャルインパクト賞】
社会的意義と持続可能性:社会的な課題やニーズにどれだけ適合しているか。(地域社会の活性化、環境保護、SDGsへの貢献など)
◼︎ネクストツーリズムアワード結果発表
一般社団法人関西イノベーションセンター 益子 泰岳氏
事業概要:
産業観光とは、地域特有の工場や職人技、製品といった産業資源や、工場跡地や産業発祥の地などの産業遺産を観光資源として活用する旅行であり、海外企業にとって今後の事業展開や地理・文化的知見を深める機会として注目されています。「TECH TOURS KANSAI」は、国内外の企業に対して、関西地域の産業観光視察のできるオーダーメイド型のツアーを設計・提供をしています。
TECH TOURS KANSAI(https://www.tech-tours-kansai.osaka-info.jp/)
<優勝者コメント>
プロジェクトを開始して9カ月でこのような賞を頂けたことは大変光栄です。何より審査員の方を始め、皆さんの産業観光への関心の高さを感じられたのが大きな収穫でした。事業をさらに成長させるべく、さまざまの方と連携しながら推進していきたいです。
「イノベーション賞」
一般社団法人関西イノベーションセンター 益子 泰岳氏
「カルチャー賞」
中部国際空港株式会社 森 勇樹氏
「ソーシャル・インパクト賞」
日本航空株式会社 伊藤 優希氏
一般社団法人関西イノベーションセンター 益子 泰岳氏
「ネクストツーリズムアワード2024」の概要
経済界、観光業界を牽引する若手リーダーたちが、観光業界に新たな風を吹き込むべく、取り組んでいる事業や成功事例をプレゼンする場となります。各社の発表を聴いて、業界の専門家である審査員がフィードバックを行い、よりビジネスを加速させていく機会とします。
日時: 2024年9月19日(木) 13:20〜14:35
インバウンドサミット2024内にて開催
会場: 東京ミッドタウン八重洲 4・5Fおよびオンライン
公式サイト: https://inbound-summit.com/
◾️登壇者情報:
日本航空株式会社
伊藤 優希
社内ベンチャーチーム W-PIT 能登復興事業ユニット JVP事務局
主務として事業開発部でJAL MaaSの運営及び自治体・事業者連携を担当しながら、Wakuwaku(潜在的意志)を起点に異業種共創ビジネスを展開する社内ベンチャーチーム “W-PIT”に参画。「都市と地方をつなぎ、新たな人流を生み出し、日本に生気を吹き込む」をミッションとするコンソーシアムJapan Vitalization Platform (JVP)の事務局を務め、「関係人口のケタを変える」に挑む。
株式会社羽田未来総合研究所
後藤 大慶
情報戦略事業部
富山県富山市出身。和歌山大学観光学部を卒業後、2020年に日本空港ビルデング株式会社入社。グループ企業に出向し免税店での勤務を経て2021年10月より株式会社羽田未来総合研究所にて新規事業開発に携わる。日本と地域をつなぐ羽田の場を活用し、日本発の地域文化・産業の発信を行う。
一般社団法人関西イノベーションセンター
益子 泰岳
シニアマネージャー
茨城県水戸市出身、明治大学政治経済学部卒。2014年三菱UFJ銀行に入行。10年間、中堅中小〜大企業の法人営業に従事。直近では東京公務部にて独立行政法人や特殊法人を担当。2023年4月、銀行から出向して現職に着任。インバウンド領域を中心にコンテンツ造成やプラットフォーム運営など複数プロジェクトを推進中。
三井不動産株式会社
粟谷 尚生
イノベーション推進本部 ベンチャー共創事業部
三井不動産80周年記念事業として発足したオープンイノベーションプロジェクト『未来特区プロジェクト』のチームリーダー。文化領域を注力領域として、さまざまなクリエイターやコンテンツホルダーとの共創事業の創出を目指す。日本の文化の担い手・創り手との共創を目指すSAKE PARKやOCHA PARKの共催、クリエイティブ集団cekaiとの体験型施設GINGAGAの開発運営、京都府立植物園100周年記念事業メディアアートプロジェクト『LIGHT CYCLES KYOTO』への特別協力を通じた参画等を担当。
中部国際空港株式会社
森 勇樹
主査(発酵食文化プロジェクトメンバー)
1982年生まれ。愛知県出身。2007年、中部国際空港株式会社に入社。空港運用や人事・採用・教育、経営企画業務、航空路線ネットワークの拡充に向けた需要開拓などを経て、2023年から空港内商業店舗区画の開発業務を担当。また、2024年4月からは発酵食文化プロジェクトメンバーとして発酵食文化をフックとした地域ブランディングの確立に向けて関係者と連携しながら業務推進中。
◾️審査員情報:
村山慶輔氏(株式会社やまとごころ 代表取締役)
永谷亜矢子氏(立教大学経営学部客員教授/株式会社an 代表取締役・プロデューサー)
山田桂一郎氏(JTIC.SWISS 代表)
江藤誠晃氏(株式会社BUZZPORT 代表取締役)
西谷雷佐氏(株式会社インアウトバウンド東北 代表取締役)
■株式会社MATCHAとは
「MATCHA」は、訪日・在日外国人向けに10言語展開、累計20,000記事以上の日本の情報が集まるメディアです。世界227の国と地域から、月間663万PV・333万UUのアクセスがあり、Facebookは全世界に104万人のフォロワーがいます。一方的な情報発信ではなく、ユーザーが本当に必要としている情報を盛り込み、長く読まれる、価値あるコンテンツを制作していることが特徴です。
日本最大級のメディア運営の知見を活かし、MATCHAメディアでのプロモーション実施、誰もが使える多言語情報発信ツール「MATCHA Contents Manager(MCM)」、リサーチから訪日向けの施略策定まで担うインバウンドマーケティング支援の3つの事業も展開。これまで累計360を越すクライアントのインバウンド課題をサポートしています。また、2020年から3年にわたり、日本全国のインバウンド事業者が一堂に会する「インバウンドサミット」の事務局として企画運営しています。2023年は、約4,000名の参加者が集まりました。
私たちは、インバウンドのプロフェッショナルとして、これからも日本社会に貢献していく会社であり続けていきます。
〈企業概要〉
会社名:株式会社MATCHA
代表取締役:青木 優
本社所在地:〒103-0004 東京都中央区東日本橋2丁目24−9 LIT HIGASHI-NIHOMBASHI 1F
設立年月日:2013年12月3日
MATCHA:https://matcha-jp.com
HP:https://company.matcha-jp.com/
MATCHA(日本語):https://matcha-jp.com/jp
MATCHA(英語):https://matcha-jp.com/en
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