設備保全DXアプリ「M2X(エム・ツー・エックス)」を提供する株式会社M2X(本社:東京都中央区、代表取締役 岡部晋太郎)は、シリーズAラウンドにてDCM Venturesを投資家に迎え、3億円の資金調達を実施したことをお知らせ致します。本ラウンドにて、累計調達額は3.4億円となります。
資金調達の背景・目的
今後深刻化する労働力不足を踏まえ、製造現場では急速に自動化が進み、工場内の生産設備を安定稼働させるための設備保全(メンテナンス)の重要性が高まっています。しかしながら、設備保全業務は未だ紙・エクセルを中心としたアナログなものとなっており、迅速なトラブルシューティングや部品管理において、大きな機会損失が発生しています。
M2Xは、モバイル x AIを基軸としたオールインワン設備保全DXアプリを提供することでこれらの課題を一掃し、マイナスを極力減らす「守りの設備保全」ではなく、これまで実現できなかった生産性や稼動を実現する「攻めの設備保全」を実現します。今回の資金調達を機に、準創業メンバーの採用・組織強化を図り、更にお客様に愛されるプロダクト開発を進めて参ります。
M2Xの特徴
設備保全DXアプリ M2Xは、設備保全に必要なあらゆる業務をモバイルアプリひとつで実行可能にします。これまでの紙・エクセル中心の業務に付随していた設備トラブルの状況把握や対応の遅れ、部品の在庫不足、煩雑な図面や過去履歴の検索等の諸課題を一掃し、設備保全業務の生産性を向上させます。
大手メーカー様に愛されるプロダクト
M2Xはローンチしてまだ約1年のプロダクトですが、既に多くのメーカー様に愛されています。特に大手メーカー様に選ばれているのが特徴で、エバラ食品工業、シマダヤ、トンボ鉛筆をはじめ、多くのメーカー様に続々と導入いただいております。また、今年2月には日本プラントメンテナンス協会様より、業界で権威ある「TPM優秀商品賞」をいただいております。
調達記念Meet-upのご案内
今回の調達を機に株式会社M2Xはオフィスを移転しました。新しいオフィスのある日本橋富沢町THE E.A.S.Tにて、M2X初のMeet-upを10月10日(木)に開催いたします!投資家のDCM Ventures原様・三輪様をお招きし、M2Xへの投資背景と今後の期待を伺います。M2Xにご興味のある方は、以下のイベントページよりお気軽にお申し込みください。
https://m2xsoftware.com/m2x-meetup/
投資家からのコメント
DCM Ventures パートナー 原 健一郎氏
M2Xはシード投資プログラムDCM Atlasに参加頂き、それからバリュープロポジションの策定から、PMFに至って行くまでを1.5年株主として伴走し、シリーズAでもリード投資をさせていただきました。
1.5年の間、元官僚/コンサルでスタートアップとは縁遠かった岡部さんが徐々にスタートアップ起業家に変貌し、またメンテナンス
SaaSというアイデアからしっかりと顧客に愛されるプロダクトに進化しました。その中でもAIという大きな流れにも乗ることできており、工場や現場の作業状況ととAIの相性の良さによって既存のソフトウェアより格段にいいものになるという手応えもあります。
また、AIを使った現場のワークフローだけでなく、これもできるかも、これも展開できるはず、と将来の事業の構想が1.5年で大きく広がり、「もしうまくいったらこれだけ大きくなるはず」と、
Atlas参加時よりも大きなビジョンが描けています。これからも全ての現場に使われ、そこからどんどん事業展開していくM2Xに期待したいです。
代表コメント
株式会社M2X 代表取締役社長 岡部 晋太郎
M2Xを創業して約1年半が経ちました。アイデア以外何も無い状態から起業をし、お客様の声に耳を傾けることに徹してきた1年半だったと思います。
ただ、やればやるほど、やらなければいけないこと、やりたくてしょうがないことが増える一方です。この広くて深いメンテナンスの領域に革新を起こし続けるためには、最高のプロダクト・事業創りができるメンバーがまだまだ必要と思い、今回の資金調達を決意しました。
DCM Ventures様には、プロダクトが無い状態から私達の可能性を信じ続けていただいており、今回もシードラウンドに続き投資いただきました。素晴らしい投資家を迎え、より大きな挑戦ができることを嬉しく思います。今回の資金調達を機に、お客様の期待を遥かに超えるプロダクト・チーム創りに邁進していきます。
M2Xについて
会社名:株式会社M2X
住所:東京都日本橋富沢町
代表者:代表取締役 岡部 晋太郎
事業内容:メンテナンスDXアプリの開発・提供