「マリスタ2024〜海と人を考える〜」は、佐伯の海でも発生している”磯焼け”(藻場の消失)や、その食害要因の一つとされている植食性魚類の”アイゴ”をテーマに、大学生プロデューサーが企画開発した高校生向けの研修プログラム(マリスタ=マリンスタディの略)です。
2024年8月18日(日)~19日(月)に行われた、学習プログラムには、全国各地から6名の高校生がマリスタに参加しました。佐伯市蒲江地区にある島民12人の有人離島・屋形島を舞台に、専門家によるアイゴや磯焼けを軸にした海の座学、屋形島での浜辺観察や藻場観察、シュノーケリング、ビーチクリーン、緋扇貝の養殖筏見学、アイゴなど未利用魚捌き体験、海のごちそうBBQなど多様なアクティビティを通し、佐伯の海について学びました。
9月28日の体験報告会では、高校生6名が海の学びを発表する場とワールドカフェと呼ばれる対話型のワークショップを通して、学習プログラムで学んだことや海への新たな気づき、自分ごととして海に対して行うアクションプランやアクションの振り返りなどを発表・共有します。
<マリスタ2024 〜海と人を考える〜「体験発表会+ワールドカフェ座談会」概要>
日時 |
2024年9月28日(土)14時~16時 (受付開始 13時30分~) |
会場 |
さいき城山桜ホール(小ホール) 大分県佐伯市大手町2-2-28 |
アクセス |
電車:JR大分駅からJR佐伯駅(約1時間20分) JR佐伯駅から大分バスを利用ください。大手前停留所まで約15分 バス:大手前停留所下車 徒歩3分 車:佐伯ICより約15分・佐伯堅田ICより約15分 |
プログラム |
【会場:小ホール】(自由参加) 1.開会挨拶 2.体験発表会 体験プログラムに参加した高校生6名による体験発表 3.ワールドカフェ座談会 参加した高校生・プログラムを考案した大学生と共に佐伯の海について話す、対話型ワークショップ 4.閉会挨拶 |
参加方法 |
自由参加・参加費無料 |
注意事項 |
テレビ・新聞等の取材・撮影が入ります。また、全日程当団体広報の撮影が入ります。撮影させていただいた映像等は、メディア各社の報道に加え、海と日本プロジェクトに関連する事業の広報、および「日本財団」の活動を広報する際に、テレビ、ラジオ、新聞、広告、WEB・SNS・Youtube等の媒体で使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
参加条件 |
海について興味関心のある、または新たに海への興味関心を持ってみたいという意欲のある高校生、大人 |
<団体概要>
団体名称:一般社団法人KIISA
活動内容:コミュニティカフェ”cafe+community KIISA”を拠点として、高校生の地域参画や情報提供、自主活動のサポート、多様な生き方や選択肢にふれる機会創出により「未来の可能性を拡げる」活動を行っています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。