株式会社キュービック(本社:東京都新宿区、代表取締役:世一英仁)は、「スポットワーカー」の現状についてワーカー547人に調査し、転職活動や新しいキャリアの選択を支援するサービス『ミライトーチ』にて公開しました。
「スポットワーカーが増えている理由とは?【専門家が解説】ワーカー547人に稼いでいる額や使い勝手など本音を調査」
https://www.hop-job.com/job-change/post-40132/
■調査の背景
単発で短時間の仕事を請け負う「スポットワーカー」が注目されています。スポットワークの仲介サービス会社の増加などにより、スポットワーク登録者数は約2200万人に上っているとの調査もあります。
※引用元:メルカリ「メルカリ ハロ」発表資料
https://about.mercari.com/press/news/articles/20240605_mercarihallo_500/
そこで、スポットワーカーとして働く547人にアンケート調査し、月に何回働きいくら稼いでいるのか、スポットワークのいい点と悪い点など、スポットワークの本音についてまとめました。
■調査からわかること
・スポットワーカーとして月1回だけ働いている人が39.5%と一番多い
・スポットワーカーの稼ぎは10,000円以下が43.2%と約半数
・スポットワーカーとして働く理由は「生活費のプラスに」が1位
・スポットワーカーとして働いてみた感想は「スキマ時間にお金を稼げて便利」が1位
・スポットワークの給料が安い、未経験で慣れるのが大変などの不満をもつ人も
■調査概要
1-1. 調査期間
2024年8月7日~8日
1-2. 調査機関(調査主体)
調査主体:ミライトーチ
調査委託先:crestep
1-3. 調査対象
調査対象:スポットワーカーとして働いている人
1-4. 有効回答数(サンプル数)
547
1-5. 調査方法(集計方法、算出方法)
インターネット調査
■アンケート調査結果
調査結果の一部をご紹介します。
調査結果全体は、以下の記事にてまとめています。
https://www.hop-job.com/job-change/post-40132/
・スポットワーカーは月に1回働いて10,000円以下を稼ぐ人が多い
スポットワーカーの547人に「月に何回働いているか」について聞いたところ、「月に1回」が一番多く39.5%でした。
また「スポットワーカーだけで月平均でいくら稼いでいますか?」という質問では、「5000円以下」と「5001〜10000円」がともに21.6%と同率1位になり、稼ぎは10,000円以下という人が合計43.2%と約半数でした。
・スポットワーカーとして働く理由は「生活費のプラスに」が圧倒的1位
スポットワーカーとして働く理由について聞いたところ、「生活費のプラスに」と回答した人が321人と圧倒的に多いという結果でした。
また2位の「スキマ時間を有効活用」と3位の「単発なのでしがらみがなくラク」を見ると、手軽に働けるという点で選んでいる人も多くいるようです。
・スポットワーカーとして働いてみた本音は「スキマ時間にお金を稼げて便利」
スポットワーカーとして働いてみた感想で一番多かったのは「スキマ時間にお金を稼げて便利」で289人でした。
しかし3位から5位を見てみると、給料が安い、求人が少ないなど、働いてみてわかった不満もあるようです。
記事の中では、人材の専門家である曽和利光氏に取材しており、なぜ今こんなにもスポットワーカーが流行っているのか、スポットワーカーに関する疑問などについて取材し紹介しています。
■専門家紹介
株式会社人材研究所 代表取締役社長
曽和利光(そわ としみつ)
1995年、京都大学教育学部教育心理学科卒業後、リクルートで人事コンサルタント、採用グループのゼネラルマネージャーなどを経験。その後、ライフネット生命、オープンハウスで人事部門責任者を務める。2011年に人事・採用コンサルティングや教育研修などを手掛ける人材研究所を設立。
『コミュ障のための面接戦略』(星海社新書)、『部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30』(WAVE出版)、『シン報連相~一流企業で学んだ、地味だけど世界一簡単な「人を動かす力」』(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
■『ミライトーチ』編集部より
実際に”ゆるブラック”を感じている人はどのくらいいるのかを調査するために、ホワイト企業の社員560人にアンケートを実施しました。今の会社で「成長を感じている」人が55%と多数派なものの、約半数しかいないことも意外な発見でした。「普通」と答えた人が29.7%いたことも影響しています。「成長を感じない」人は15.3%であり、ここがゆるブラックの層といえます。今回取材した曽和氏によると、ゆるブラックについては企業側の責任だけではなく、働く側の心もちの問題でもあるという話がありました。自身でやりがいにつなげる努力も必要なようです。
■キュービックについて
2006年10月24日設立。キュービックは「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、ヒト起点のマーケティング×デザインでビジネスを前進させる会社です。比較サイトを中心としたデジタルメディア事業を行っており、新しい価値を見つける比較サイト『your SELECT.』、暮らしをおいしく便利にするウォーターサーバーの比較サイト『ミズコム』、転職活動や新しいキャリアの選択を支援するサービス『ミライトーチ』 を運営しています。フィールドワークを重視し、表面的なニーズではなくインサイト(深層心理)を的確に捉え、人々をよりスムーズな課題解決体験へと導いています。
■記事についての問い合わせ先
ミライトーチ編集部
問い合わせフォーム:https://www.hop-job.com/contact/