1851年、ニューヨークのイーストヴィレッジの一角に、一軒の小さなアポセカリー*1として誕生したスキンケアブランドのキールズ。創業当時より、肌と地球のこれからを考え、エネルギー・資源を無駄にしないパッケージ開発やサステナブルな生産、消費を推進する取り組みを続けています。
今後、サステナビリティ活動の更なる強化を図るべく、昨年「KIEHL’S MISSION RENEWAL(キールズ ミッション リニューアル)」を始動いたしました。
9月より世界中のキールズ(日本では9月19日)にて開始する本キャンペーンでは、キールズが長くにわかり目指す「サーキュラーエコノミー」(あらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を目指す社会経済システム)の実現に向けたキャンペーンです。レフィル製品に焦点を当て、環境問題への意識、そして行動を促すキャンペーンです。
*1欧米の調剤薬局
■キャンペーン詳細
本キャンペーンでは、冒険家のスピリットを大切にしてきたキールズにとって長くにわたり関係の深い界最高峰の山、エベレストでの環境保護活動を行っています。
ネパールを拠点とするNGO団体「Sagarmatha Next(サガルマータ・ネクスト)」および「Sagarmatha Pollution Control Committee(サガルマータ汚染防止委員会)」の「Carry Me Back initiative(キャリー・ミー・バック)」イニシアチブと連携し、適切なリサイクルのための廃棄物除去を支援していきます。
今後2年間で、このパートナーシップを通じ、エベレスト国立公園とクーンブ地方の観光客が残した約22トンの廃棄物を除去していく予定です。
さらに、キールズは今年2度目となるアーティスト兼環境活動家であるBenjamin Von Wong(ベンジャミン・フォン・ウォン)氏とのコラボレーションを実施。エベレストのベースキャンプへのルート上にある「Sagarmatha Next’s Centre(サガルマータ・ネクスト・センター)」の常設展示となる彫刻作品を制作いたしました。このインスタレーションは、この山を通過する登山者たちに対し、使い捨てのプラスチックごみ問題への注意喚起とともに、レフィル製品を使用することを促すものです。
また、人気アニメーション監督、Mark Waring(マーク・ワーリング氏)とタッグを組み、キャンペーン動画を制作いたしました。本キャンペーン動画では、捨てられたごみ達が一声に名曲「アイ・ウィル・サバイブ」のパロディーを歌いだし、リサイクルされないごみが何百年も残存(サバイブ)する様子。そして、一方でレフィル製品を使い続けることで長い間バスルームに置かれるプラスチック容器をシニカルに描いています。動画内ではリサイクル素材のプロップスが使われ、コミカルなキールズワールドへ誘います。
日本では、全国のキールズストアでのキャンペーン展開をはじめ、@kiehlsjp にてキャンペーン動画や取り組みをご紹介いたします。また、キャンペーン期間中のみならず、通年キールズでは全国のキールズストアで「リサイクルBOX」を設置しております。キールズ製品の空き容器を回収し、リサイクルする活動も行っております。回収した容器は、キールズ クリーム UFC等で使用できるスパチュラや、ご自宅でお花を育てながら、身近な環境保護活動に参加し、楽しんで頂けるフラワーポット等に生まれ変わり、お客様へ還元しています。
【レフィル製品に関して】
キールズは現在、人気の高いスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品の一部のレフィル製品をご用意しております。キールズのロングセラー製品の「キールズ クリーム UFC」の150mLレフィルを選択することでプラスチック使用量を61%削減*2することができます。
*2 150mL(レフィル)の同量に相当する50mL(通常製品)3個分との比較による
【KIEHL’S MISSION RENEWAL(キールズ ミッション リニューアル)】
キールズは、活動を通して、天然由来成分配合のスキンケア製品の開発や環境破壊を招かない資源の選定など、よりよい未来を創っていくことを約束しています。みんなで一緒に少しずつアクションを積み重ねれば、未来は必ず良くなるとキールズは考えています。私たちが生きている今だけでなく、次の世代でも、ヘルシーな地球でいるために、生活の身近な存在であるスキンケアを通じて、社会活動へ貢献して参ります。
活動の中でキールズが実現を目指すのは「サーキュラーエコノミー」。サーキュラーエコノミーとは、資源調達・製品製造の段階から廃棄物の発生を防ぐ材料を使用し、資源やパッケージを捨てることなく、リサイクルやリユースを行い、資源を無駄にしない試みの事で、いま注目されているシステムの1つです。
生産し、使用後は捨てるという直線的な考え方ではなく、生産から消費までの過程で廃棄を最小限に、持続可能な、循環型のエコノミーへと切り替える事をキールズではコミュニティと共に、実現を目指して参ります。
【エベレスト山との長い歴史】
1988年:キールズ製品がエベレスト山登頂をサポート!
世界で初めて、無酸素補給によるエベレスト登頂を成功させた「エベレスト88」が、登頂の際に8つのキールズ製品を持参。過酷な環境下でも、登山家たちの健やかな肌を保つサポートをしました。
■キールズについて
キールズは、1851年、ニューヨークのイーストヴィレッジの一角に、一軒の小さなアポセカリー*1として創業しました。お客様一人ひとりの異なる悩みにきめ細かく対応し、いつも親身に相談できる大切な存在として、街の人々から深く愛されてきました。創業当初より、ブランドのDNAであるアポセカリー*1を構成する、「Nature」「Science」「Service」という3つの信念を軸に、品質にこだわったスキンケア製品を提供し、全ての人のヘルシースキンをサポートし続けます。そして、ヘルシースキンでいることを通じて、全ての人がありのままの自分でいることをハッピーに楽しめることを応援しています。また、キールズは、コミュニティや地域社会を大切にし、一緒に歩んでいきたいと考えています。創業者であるアーロン・モースが提唱してきた「地域社会への還元」。サステナビリティ活動のキールズオリジナルプログラム、”KIEHL’S MISSION RENEWAL キールズ ミッション リニューアル“ を始めとする、“より良い未来”のための社会活動を行っています。
■キールズ公式SNS
Instagram:@kiehlsjp
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