学事出版株式会社(代表取締役社⻑ 鈴⽊宣昭)は、全国各地の教育委員会、校長会等で数多くの講演・研修・コンサルティングを手がけ、中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」をはじめ国の審議会委員などを歴任する教育研究家・妹尾昌俊氏による最新刊『学校をアップデートする思考法――学び続けるチームになる』を刊行いたしました。また、本書刊行にあわせて、姉妹版である2019年刊行の『学校をおもしろくする思考法――卓越した企業の失敗と成功に学ぶ』を新装版として再刊いたしました。
本書は、教育課題が多様化・複雑化し学校に求められる機能が加速度的に増大している現代において、教職員に元気とゆとりを取り戻し、学び続けるチームになるために必要な思考の本質に迫った1冊です。卓越した企業や団体などの失敗・成功事例や名著を豊富に取り上げ、その本質を教育政策や教育現場の文脈に引き付けた上で学校をアップデートするためのヒントが随所に散りばめられています。
この1冊で様々な先行事例や名著の本質がわかる!
本書では、他業界の事例や多くの人に読まれた名著から、そのエッセンスを抽出し、学校を”アップデート”するためのヒントを探っています。取り上げられるのは、一流企業や組織、多くの人に読まれている名著から「心理的安全性」など近年広く浸透している重要概念を扱った最新の書籍まで幅広く、この1冊で様々な事例や手法、考え方の本質を、学校現場向けに翻訳された形で知ることができます。
取り上げられるている企業・組織
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キリンビール
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ヤマト運輸
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ピクサー etc……
取り上げられている書籍
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ロレン・ノードグレン、デイヴィッド・ションタル『「変化を嫌う人」を動かす』(草思社)
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戸部良一ほか『失敗の本質』(中央公論新社)
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グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』(かんき出版)
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川上康則『教室マルトリートメント』(東洋館出版社)
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トッド・ローズ、オギ・オーカス『Dark Horse』(三笠書房)
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マシュー・サイド『多様性の科学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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チャールズ・A. オライリー、マイケル・L. タッシュマン『両利きの経営』(東洋経済新報社)
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石井遼介『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター)
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エド・キャットムル『ピクサー流 創造するちから』(ダイヤモンド社) etc……
本書の構成
はじめに
Ⅰ 脱・指示待ち
1.キリンビールに見る、指示待ち組織が自律した、地道な方法
2.変化を嫌う人を動かすには
Ⅱ 〇〇は先、××は後――戦略思考と複眼思考
1.宅急便を生み出した、徹底して考え抜くことの意味
2.複眼的思考と学び続ける力
Ⅲ 改革ごっこは要らない
1.「測りすぎ」になっていないか
2.「改革ごっこ」から卒業を
3.失敗の本質:合理性より組織内融和を優先
4.教育改革の迷走
Ⅳ ラクして何が悪い?
1.「仕事ごっこ」をやめて、「自分の時間」を増やそう
2.エッセンシャル思考:「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
3.エフォートレス思考:別の道を探す、試す
Ⅴ アンラーニングし、アップデートする
1.アンラーニングとアップデート
2.教室マルトリートメント:その「指導」、本当に児童生徒のためになっていますか?
3.やりすぎ教育:子どもの頃から残業の練習!?
4.好きなことをして成功する「ダークホース」
Ⅵ 仲良くケンカする――組織の中の多様性
1.「多様性」の科学
2.両利きの経営
3.学校は心理的安全な場になっているか?
4.パワハラ上司を科学する
5.ピクサーの創造する力
あとがき
著者からのメッセージ
みなさんは、いまの学校教育に大満足ですか? 子どもたちは活き活きしていますか? 働いている先生たちはどうですか? いいところもたくさんありますが、正直、問題山積みで、閉塞感もただよう昨今の学校。しかし、打ち出している政策や取組のなかには、ちょっと的外れではないか、ポーズをとっているだけではないかと思われるものもあります。この『学校をアップデートする思考法』では、学校をよりよくしていくために、どんな発想やアプローチがあるのか、何が真に重要なのか、学校のソトの業界、企業等での成功と失敗を教材に、忖度なく解説しました。
刊行に合わせて、「妹尾昌俊特集ページ」を公開!
刊行に合わせて、弊社公式ウェブサイト内に「妹尾昌俊特設ページ」を公開しました。弊社から刊行している全書籍を紹介しています。ぜひご覧ください。
一流組織の考え方を学校に応用するヒントを解説した好著『学校をおもしろくする思考法』も新装版として再刊!!
本書刊行に合わせ、姉妹版である『学校をおもしろくする思考法』も新装版として再刊しました!
2019年刊行の『学校をおもしろくする思考法』は、Google、セブンイレブン、スターバックス、星野リゾート、マッキンゼーなど、一流組織の失敗や成功事例から、学校が学ぶべき考え方や手法のエッセンスを、教育現場向けにわかりやすく翻案、解説した人気の好著です。
『学校をおもしろくする思考法』の刊行から5年が経過し、その間、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休業や感染症対策の実施、GIGAスクール構想の進展、教員不足の深刻化など、教育現場を取り巻く状況は激変しました。そのような、前例が通用せず、先が見通せない状況だからこそ、より一層参考になる部分があるはずです。
『学校をアップデートする思考法』とあわせてぜひお読みください。
著者プロフィール
妹尾昌俊(せのお・まさとし)
一般社団法人ライフ&ワーク代表理事、教育研究家。徳島県出身。野村総合研究所を経て、2016年から独立。全国各地の教育現場を訪れて講演、研修、コンサルティングなどを手がけている。教育委員会向けのアドバイザーも多数経験。中央教育審議会「学校における働き方改革特別部会」委員、「質の高い教師の確保特別部会」委員、スポーツ庁、文化庁において、部活動のあり方に関するガイドラインをつくる有識者会議の委員なども務めた。著書に『校長先生、教頭先生、そのお悩み解決できます!』『先生を、死なせない。教師の過労死を繰り返さないために、今、できること』(以上、教育開発研究所)、『学校事務“プロフェッショナル”の仕事術』『変わる学校、変わらない学校』(以上、学事出版)など多数。
書誌情報・ご購入はこちら
『学校をアップデートする思考法――学び続けるチームになる』
ISBN:978-4-7619-3034-9
仕様:A5判・224ページ
定価:2,420円(税込)
学事出版オンラインストア:https://www.gakuji.co.jp/book/b10089537.html
Amazon:https://amzn.asia/d/6fp8jxr
『新装版 学校をおもしろくする思考法――卓越した企業の失敗と成功に学ぶ』
ISBN:978-4-7619-3033-2
仕様:A5判・192ページ
定価:2,420円(税込)
学事出版オンラインストア:https://www.gakuji.co.jp/book/b10089536.html
Amazon:https://amzn.asia/d/i8ypXeP
会社概要
会社名:学事出版株式会社
代表取締役社長:鈴木宣昭
所在地:東京都千代田区神田神保町1-2-5和栗ハトヤビル3F
事業内容:教育関連図書・教材の出版
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