畜産副産物としての原皮を、消費的な服ではなく
タイムレスに愛用できるジャケットに。
環境に配慮されたエコ素材を選ぶことと同等に、「長く、大切に愛用したくなる服」を丁寧に作っていくこともまた、大切な価値観だと認識するCONFECT。
動物愛護や環境保護の観点で、合成皮革や人工皮革が増えてきた昨今ですが、
流行り廃りのあるファッションとして消費してしまっては、生産と廃棄のサイクルは改善されないままなのではないか、そのような課題意識を持ちつつ、ものづくりに向き合っています。
CONFECTが大切にしているリネンなどの天然素材と同様に、革製品であっても、自然からいただくものとして出来るだけ無駄のないように、天然皮革を使うこと。
昨年と同様、レザーアイテムを作りにあたり、これまでのブランドスタンスともシンクロする、畜産副産物(食用として育てられた羊の、捨てられる部分となる原皮を副次利用)としての製品づくりを行うことができました。
PRODUCT
LAMB LEATHER HUNTING JACKET
リネンの服をご提案する中で、レザーの上着は、その無骨さや硬さが先立ってしまい、柔らかいリネンとは馴染み難いものという課題がありました。リネンの服をご提案するCONFECTとして、ゆったりと纏うリネンの服と近しい気分で着ることができるレザージャケットは、長年探求してきたものです。
昨年に続き今季も、素材には柔らかく薄い0.7mm厚のラムレザーを用いたことで、たっぷりとしたシルエットと程良いドレープ、着用時には適度なシワ畝のあるレザージャケットをご用意しました。
本来、手袋(グローブ)に用いられることが多い0.7mm厚のラムレザー。体を大きく覆う、ゆったりとしたシルエットのジャケットに落とし込むことで、その薄さが活かされ、肌理の細かい革質が、波打つレザーの流れとともに上品に現れます。
1940年代のフランスのハンティングジャケットをモチーフとしたアウトライン。前端から裾にかけて、ポケットの形状に曲線を用いたオールドテイストを適度に取り入れています。
力の抜けたリネンウェアと馴染むよう、羽根衿を小さくしつつも、肩から袖に向けてなだらかな傾斜を保つよう月腰部位のある衿を採用。2プリーツで袖口に流し込まれた太い袖と相まって、角のないフォルムに仕上がっています。
また、一般的な裏地は強度重視の為にポリエステル素材になりますが、CONFECTでは天然素材にこだわり、身頃の裏地には生成のリネンを、袖にはスベリの良い綿サテンを使用しました。
CONFECTが提案する「リネン」を中心にした天然素材の洋服、トラッドやミリタリーワークといった装いに適度に馴染み、レザージャケットの一般的なイメージであるハードで無骨な雰囲気が和らいだ、リラックス感のあるレザースタイルを楽しんでいただけると思います。
■LAMB LEATHER JACKET (02243-0001)
PRICE:¥132,000(税込)/ COLOR:BLACK
https://store.nestrobe.com/confect/itemdetail?ItemID=02243-0001
発売日
2024年9月12日(木) ※オンランショップは先行して9月6日(金)より購入可
対象店舗
CONFECT各店 / オンラインショップ
CONFECT (コンフェクト)
CONFECTは “SLOW MADE IN JAPAN” をコンセプトに、国内生産による丁寧かつこだわりのモノづくりを展開しているメンズファッションブランドです。CONFECTの服は、リネン素材をはじめとした上質な天然素材を使用し、着心地や素材感にとことんこだわりながら日本のものづくりの精神を大切に、一つ一つ丁寧に生産しています。商品のほとんどは、昭和25年創業の国内自社工場で縫製。着るほどに体になじみ、自分らしく育てていけるのが特徴です。
スタンダード、シンプル、トラッド、ミリタリー、ワーク、トラッド、クラシック、モダン…etc。メンズ服の普遍的な要素を根底におきながら、染め、洗いを駆使しながら独自のバランスで融合させた服作りをコンセプトにしています。
<公式ブランドサイト> https://nestrobe.com/mens
<公式オンラインショップ> https://store.nestrobe.com/confect/
<instagram> https://www.instagram.com/nest_robe_confect/