「ジブリがいっぱいCOLLECTIONスペシャル」から新登場!
ジブリパークは、どのようにしてできたのか?
ジブリの世界は、どのように表現されたのか?
ジブリパークは、広大な愛・地球博記念公園(モリコロパーク)の中に5つのエリアが点在する、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設です。
ゆっくりとさんぽをしながら、いろんな楽しみ方を見つけてください。
「ジブリの大倉庫」は、広い屋内空間にスタジオジブリ作品の世界を体験できる仕掛けや遊び場、貴重な資料などが詰め込まれています。カフェやショップもあります。
「青春の丘」は、『耳をすませば』の舞台のひとつである「地球屋」と「ロータリー広場」、『猫の恩返し』に登場した「猫の事務所」、誰でも利用できる「エレベーター塔」から構成されています。
「どんどこ森」には『となりのトトロ』の世界へいざなう「サツキとメイの家」があります。山頂までの階段を駆け上がれば、子どもたちだけが中に入れる木製遊具「どんどこ堂」が待っています。
「もののけの里」には『もののけ姫』の舞台であるエミシの村などをイメージした里山の風景が広がり、タタラ場をモチーフにした体験施設や、タタリ神や乙事主といったキャラクターたちのオブジェなどがあります。
「魔女の谷」は、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった魔女と魔法にまつわる作品をイメージしたエリアです。ヨーロッパ風の街並みのなかに、「オキノ邸」、「ハウルの城」、「魔女の家」といった作品に登場する建物をはじめ、ショップ、レストラン、乗り物遊具などが立ち並びます。 (ジブリパーク公式HPより)
■ジブリパーク[第2期]として開園したパークの2つのエリア「もののけの里」、「魔女の谷」を中心に、撮影期間・1,400日以上にも及ぶ壮大な記録を7時間半を超える本編にまとめ、3枚のディスクに収録!
2022年11月1日に、愛知県長久手市にある「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に開園した「ジブリパーク」。その構想から、第1期開園までの制作過程を詳細にとらえたメイキング・ドキュメンタリー『ジブリパークができるまで。[第1期]』。[第1期]の3つのエリアに続き、2023年11月1日に[第2期]として開園した「もののけの里」、そして2024年3月16日に開園した「魔女の谷」を中心に収録した『ジブリパークができるまで。[第2期]』が待望のリリース!
■制作現場の指揮を執るのは宮崎吾朗監督。映画制作にも通ずる“もの作りへの深い探求心と拘り”によって構想を具体化させ、ジブリならではの世界が誕生。
「もののけの里」には体験学習施設「タタラ場」や、「乙事主」の滑り台など『もののけ姫』に登場する景色を思い起こさせる里山的風景が広がる。そして「魔女の谷」には、まるで生き物のような形をした存在感のある「ハウルの城」(高さ約20m)がそびえたち、メリーゴーランドなどの乗り物遊具もあり、街や建物の至るところに魔法の仕掛けや空を飛ぶことへの憧れがつまっている。宮崎吾朗監督の高い要求に、様々な職人たちがプロフェッショナルな技術力で応え、ジブリの世界を表現するパークの制作過程を詳細に記録した映像は必見!
■宮崎吾郎監督のインタビューや[第1期]エリアの新たな様子などをとらえた「特別編」を収録!
「特別編」として、宮崎吾朗監督が映画『アーヤと魔女』でアーヤ役を務めた平澤宏々路さんに「魔女の谷」を案内する様子や、[第1期]エリアの新たな様子、公園内の新施設など、ジブリパークの今がわかる映像も収録!
『ジブリパークができるまで。[第2期]』Disc1
第1話:ハウルの城 ~ジブリパーク最大の挑戦~(約44分)
2024年3月、ジブリパークの5つのエリア全てがオープンしました。最後に開園した「魔女の谷」でひときわ目立つのは、映画『ハウルの動く城』に登場する城です。想像上のものをどのように現実世界で表現するのか。宮崎吾朗監督は、川原正毅さんをはじめとする多くの専門家たちと共に作りあげました。まずスケッチを描き、それをもとに図面が作られ、模型を制作。実際に立体で表現されたものを見ながら修正を加えます。城全体の造形が決まり設計が終わると、次はいよいよ建設です。城の建設に携わるスタッフが模型の展示会場に集められ、説明会が開かれました。
第2話:もののけの里・魔女の谷 ~新しい遊具をつくる~(約34分)
もう一つの新しいエリア「もののけの里」は、里山づくりの体験型プログラムを実施している「あいちサトラボ」と隣接しています。吾朗監督は、ここに『もののけ姫』の世界を表現する場所を作ろうと考えました。タタラ場をモチーフとした建物を建設し、タタリ神のオブジェや乙事主の滑り台も計画します。職人さんたちによって鉄筋で骨組みが作られると、予定地に運ばれ、コンクリートで肉付けされ、表面の仕上げ作業に入ります。一方「魔女の谷」でも「メリーゴーランド」などの遊具が作られる計画です。吾朗監督は、ジブリらしい遊び心ある乗り物にしたいと考えました。作曲家の久石譲さんは、メリーゴーランドの動く時間に合わせて、新たに「人生のメリーゴーランド」を演奏・収録しました。
第3話:魔女の谷① ~魔法をカタチにする作業~(約44分)
「ハウルの城」の内部に設置する展示品の制作が、東京近郊で始まっています。ハウルの寝室に設置される魔女除けの試作品も出来上がってきました。ハウルの衣裳部屋やハウルのアトリエように、劇中には登場しない場所は、キャラクターの人物像を膨らませながら考えます。同じ頃『アーヤと魔女』に登場する「魔女の家」内部の展示品も制作作業に入っていました。図書室は、限られたスペースに劇中のような広い空間を表現するため、特撮の技術を使用することになりました。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋は、呪文作りに必要な怪しげなものが大量に溢れている部屋です。吾朗監督と職人さんたちとの入念なやりとりが続きます。
第4話:進む建築 ~本物を追及する~(約35分)
様々な建物の建設が進んでいる「魔女の谷」。一番奥に建てられる「ハウルの城」の最上部には砲台ドームが設置されます。鉄筋コンクリートの躯体に取り付ける造形は、上から下へと進みます。『魔女の宅急便』のグーチョキパン屋や『ハウルの動く城』のハッター帽子店はハーフティンバー構造というヨーロッパでよく見られる技法で建てられています。グーチョキパン屋に設置する看板は森泰之さん、倉内南さん夫婦による西洋鍛冶の技術で作られました。厨房では石窯職人さんが、仕上げのために窯に火を入れました。メリーゴーランドも完成に近づきます。
『ジブリパークができるまで。[第2期]』Disc2
第5話:魔女の谷② ~ハウルの城は最終段階へ~(約32分)
「もののけの里」のタタラ場の草屋根が完成しました。乙事主も表面の玉石やタイルなどを貼り終わり、吾朗監督は滑り初めをしました。一方、「魔女の谷」の「ハウルの城」の建設は佳境を迎え、現場は緊張する作業が続きます。右目の大砲と左目の魚雷、脚の設置する作業には、大型クレーンが使用され、大勢のスタッフが参加して行われました。造形の取り付けも最終段階となり、川原さんが確認に訪れて、城の“動く部分”のテストが行われました。続いて吾朗監督と音の演出の確認を行います。
第6話:魔女の谷③ ~魔法の仕掛けを搬入~(約35分)
「魔女の谷」の建物が完成すると、展示品の搬入と飾り付けが始まります。「魔女の家」は、ベラ・ヤーガの作業部屋に大鍋やヘドロ、呪文作りに使われる道具や材料など様々ものが運び込まれます。「ハウルの城」のハウルの寝室にも、9つある動く魔女除けの搬入と設置が始まりました。スタッフは大量の魔女除けを飾りながら、来園者からどのように見えるかを意識して作業を行います。居間にあるテーブルや汚れほうだいの流し周りの飾り付けも進みます。
第7話:主人公の部屋① ~暮らしを感じる~(約41分)
「魔女の谷」の「ハッター帽子店」には『ハウルの動く城』冒頭でソフィーが帽子を作っていた作業場も設える予定です。映画の世界観に合わせた空間を作り出すため、専門家の協力で本格的な製法で作られた帽子やコサージュが、室内を華やかに彩ります。吾朗監督も現場を訪れ、配置された展示物の様子をチェックします。一方、「オキノ邸」のキキの部屋を見た吾朗監督は「この部屋は何が足りないのだろう」と疑問に口にします。吾朗監督とスタッフは、13歳のキキが生活している場所をどのように変更していくのでしょうか。
第8話:ジブリパークの風景 ~植栽と造園~(約32分)
21年に「魔女の谷」の工事が始まって間もない頃、吾朗監督はエリア外の樹木の様子を確認していました。これは吾朗監督がジブリパークの周囲の植栽も含めた景観作りが重要だと考えていたためです。そんな大切な思いを実現した中心スタッフが、棚瀬新一朗さんと安西一憲さん。二人は公園施設のデザインや、植栽の選定に携わる「造園」の専門家で、ジブリパーク全体の造園部分を担当しました。植物を生かして作るジブリパークのランドスケープ。この章では二人が「もののけの里」と「魔女の谷」を巡りながら、それぞれの場所にこめられた吾朗監督のアイデアや魅力を紹介していきます。
『ジブリパークができるまで。[第2期]』Disc3
第9話:主人公の部屋② ~息づかいを感じる~(約36分)
「魔女の谷」では、展示品の搬入や飾り付けが大詰めを迎えています。吾朗監督も度々現場に赴き、最終確認を進めています。「魔女の家」では、アーヤの寝室やキッチンのディテールについて議論が行われ、作業部屋の展示品もほぼ設置が終了しています。「ハウルの城」ではハウルの寝室やハウルの衣裳部屋、居間等の飾り付けが進み、あの目玉焼きやベーコンの配置まで、吾朗監督が入念にチェックしていました。来園者目線で展示品の配置を考えたり、汚し方や照明を調整したり。それぞれの担当者と意見を交わしながら、作業は大詰めです。そして、遂にハウルの城も動き出しました。魔女の谷の開園はもうすぐです。
第10話:夢をかたちに ~完成したジブリパーク③~(約35分)
遂にジブリパーク5エリアが完成しました。この章では、先行して開園した「もののけの里」を中心に、「魔女の谷」の一部も紹介します。もののけの里の開園日、タタラ場の前には長い行列ができ、屋内では五平餅の炭火焼体験をする来園者の姿が見られます。乙事主の滑り台やタタリ神のオブジェでは、子ども達が思い思いの遊び方を見つけて楽しんでいるようです。木材を再利用して造られた休憩処や、スタッフが丹精込めて育てた畑が見られるのも、このエリアの魅力の一つです。さらに24年3月には「魔女の谷」も開園。吾朗監督は開園式典のスピーチで「施設は作った時が終わりではなく、スタートなのだと思います」と語りました。
第11話:夢をかたちに ~完成したジブリパーク④~(約34分)
ジブリパーク5エリアの中で、最後に完成したのが「魔女の谷」です。ジブリの世界観で統一された「メリーゴーランド」が、久石譲さんの音楽と共に動き出しました。「飛行機乗りの塔」や「フライングマシン」には子ども達の歓声が溢れています。エリアの奥には「オキノ邸」があり、緑豊かな庭園には湧水を利用した小川が流れます。「廃墟通り」を抜けると圧倒的な存在感を放つ「ハウルの城」が見えてきます。城内の各部屋もひとつひとつ丁寧に紹介していきます。開園後、作り手達は来園者の反応を見に来ました。吾朗監督もまた、その一人。一日中エリアの様子を眺め、様々な思いを巡らせているようでした。
特別編①:宮崎吾朗が平澤宏々路を案内 ~アーヤと巡る「魔女の谷」~(約51分)
映画『アーヤと魔女』の主人公、アーヤ役を務めた平澤宏々路さんが“魔女の谷”にやってきました。この章では、吾朗監督自らが宏々路さんを案内し「魔女の谷」の魅力を紹介します。数年ぶりに再会した二人が、映画制作時の思い出を振り返りながらエリア内を巡ります。エピソードの最後では宏々路さんが吾朗監督にインタビューし、映画作りと公園作りの違いなど、宏々路さんだからこそ聞き出せる話題にも触れています。
特別編⓶:パークはつづくよ、いつまでも(約4分)
二つのエリア以外で、ジブリパークに新たに加わった展示や施設を紹介します。ジブリの大倉庫には、中央階段の下に「創造の翼」という名のオブジェ、映画『君たちはどう生きるか』に登場する青サギやペリカンなどの展示が加わりました。ジブリパークのエリア外には猫の城遊具がオープンしました。もののけの里とどんどこ森をつなぐ特別なルートにはトヨタ自動車と開発した電動低速モビリティ「APMネコバス」も走っています。
『ジブリパークができるまで。[第2期]』作品・商品情報
【スタッフ】
ナレーター:落合福嗣
題字:鈴木敏夫
演出・編集:佐藤寿一、阿由葉聡子
プロデューサー:古城環、関根聖一郎
制作:テレビマンユニオン
製作:スタジオジブリ
【発売日】
2024年12月4日(水)
※同日DVDレンタル開始
【価格】
ブルーレイ(3枚組) 10,560円(税込) WDXG-1007/4907953226364
DVD(3枚組) 7,920円(税込) WDBG-1007/4907953226357
【商品仕様】
デジパック仕様/特製アウターケース付/リーフレット
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
© 2024 Studio Ghibli