ホーユー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:佐々木 義広、以下ホーユー)は、「2024 日本パッケージングコンテスト」の「トイレタリー包装部門賞」にて入賞しましたのでお知らせします。入賞した製品は「バイカルテ 業務共通ホルダー」。製造は株式会社第一精工舎様。(特許技術のフリーブレンド工法使用)
バイカルテ 業務共通ホルダーは、プラスチックを感じさせない上質なデザイン面や、利用者目線に寄り添った機能面。産業廃棄物として処理される帆立の貝殻を51%配合する事により、本来産業廃棄物を焼却する際に発生するCO2の削減と、バージンプラスチックの使用量を50%未満に抑制し、環境への負荷を低減した環境面が評価され、入賞となりました。
日本パッケージングコンテストについて
「日本パッケージングコンテスト」は、公益社団法人日本包装技術協会の主催で、日本のパッケージ技術の最高水準を決定するものです。今年は46回目の開催。材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、販売促進、アイデア等あらゆる機能からみて年間の優秀作品を選定します。
入賞製品について
■表彰名称: 2024 日本パッケージングコンテスト トイレタリー包装部門賞
■入賞製品 :バイカルテ 業務共通ホルダー
■製品の特長と3つのこだわり:
<特長> 繰り返し利用が可能でサロン現場に溶け込むデザインのパウチホルダー。
<3つのごだわり>
①環境面
材料には産業廃棄物である帆立貝殻を51%配合しております。それにより本来産業廃棄物を焼却する際に発生するCO2を削減し、かつプラスチック使用量を 50%未満とすることで環境に与える負荷を低減しています。国土交通省の資料によると帆立は50%が廃棄となる貝殻部分であり、令和元年度では約17万 t もの貝殻が発生したと推定されています。貝殻は一部を除きほとんどが破棄物として堆積場に山積みされているのが現状で有効な活用方法が模索されています。
出典:国土交通省「湾・空港等整備におけるリサイクル技術指針のとりまとめ」
※帆立貝殻の成分としての特性:炭酸カルシウム99%、優れた抗菌性能(大腸菌・サルモネラ菌・黄色ブドウ球菌等に有効)
②デザイン面
帆立貝殻の配合に加え表面にシボ加工を採用することで、見た目・質感共にプラスチックを感じさせない上質な作りとなっています。パウチを覆い隠す形状により、業務用ながらもサロンのお洒落な雰囲気を崩さないデザインです。
③機能面
正面部分はポンプ吐出がし易く、かつ後貼りの識別ラベルを認識し易いよう利用者目線に沿った傾斜部分を設けています。背面方向に勾配がかかっており、パウチが背面側へ抜けるのを防止する役目も担っています。底部には水はけ向上及び樹脂量削減のため U 字状に切込みを設けています。
バイカルテについて
高補修型のサロンケアとホームケアのラインナップを備えた総合ヘアケアブランド。
ヘアカラーや紫外線など、 日常の様々なダメージで失われる髪の主要成分である「シスチン」を、
ホーユーの独自技術により毛髪内に補充し留めることで、潤い、艶やかな「素髪のような質感」へ導き、理想の髪を維持します。
ホーユーは、今後も環境に配慮した商品開発を推進し、4R(Reduce, Renewable, Reuse, Recycle)に努めてまいります。そして、当社の「イキイキ・ワクワクビジョン2030」で掲げた「環境彩りビジョン」を実現し、事業の成長と地球環境の保全を両立させながら、より豊かで持続可能な社会の発展に貢献してまいります。
ホーユー株式会社について
ホーユーは1905年(明治38年)の創業以来、家庭用およびプロ向けのヘアカラー・頭髪化粧品に関するビジネスを展開しています。市販品ヘアカラー市場において、国内シェアNo.1(インテージSRI/ヘアカラー市場/期間:調査開始後1995年11月~2023年10月/金額シェア)を誇り、長年に渡って、ヘアカラー関連商品の製造・販売ならびに研究・開発をおこなっています。
2023年に会社創立100年を迎え、海外への積極的な事業展開や安全性研究の一歩先を見据えたアレルギー分野への挑戦など、常に新しいものを生み出す姿勢を変えることなく次の100年へ向け歩みを進めています。
ホーユー株式会社 会社概要
本社:愛知県名古屋市東区徳川一丁目501番地
代表:代表取締役 社長執行役員 佐々木 義広
創業:1905年(明治38年)
創立:1923年(大正12年)
資本金:1億1000万円
従業員数:1,036名 (2024年2月1日現在)
連結売上高:525億円(2024年10月31日決算)
事業内容:ヘアカラー・頭髪化粧品・家庭薬の販売
HPアドレス:https://www.hoyu.co.jp/