「WWDJAPAN」9月9日号の特集は、「How to be a Sustainable Apparel」。本特集では、サステナブルなアパレル製品の作り方について考えます。
サステナブルなアパレルといってもそのアプローチ方法はさまざま。有力アパレルメーカーが定番品をよりサステナブルに作り替えた製品や新たにブランドを立ち上げた事例、社会課題解決に向けてゼロから方法を模索して作った製品など課題に対してよりよいデザインを検討して作られた日本ブランドの製品、13点を紹介します。高橋悠介「CFCL」代表兼クリエイティブ・ディレクターへのインタビュー、経済産業省「繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン」の解説もぜひ参考にしてください。
第2特集では、ZOZOが開始した、インクルーシブウエアを受注販売できるサービス「キヤスク with ZOZO」について、自らも車椅子を乗り回して取材するファッションジャーナリストの徳永啓太が、同プロジェクトの担当者であるZOZOのDX推進部の長田富男氏と前田哲平コワードローブ社長に直撃。ほかに、東京都と繊維ファッション産学協議会主催の第7回「ファッション プライズ オブ トウキョウ(FASHION PRIZE OF TOKYO)」を受賞し海外の販路拡大を目指す浅川喜一朗「シュタイン(SSSTEIN)」デザイナーへのインタビューなどをお届けします。米国からは「トム フォード(TOM FORD)」の新クリエイティブ・ディレクターにハイダー・アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)、「ベネトン(BENETTON)」のクリエイティブ・ディレクターが退任、「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」が新たなCEOを任命といったニュースに加え、ロンドンのファッションPR業界の地殻変動についてフォーカスします。
CONTENTS
FEATURE
・How to be a Sustainable Apparel サステナブルアパレルの作り方
FOCUS
・東京都の支援でパリでの発表に挑む 「シュタイン」の“1ミリ”は世界に通用するか
・ファッションPR業界の地殻変動 大手苦戦の中、勢い増す「ブティック」サイズのエージェンシーとは?
・ZOZOの受注生産システムでインクルーシブウエア革命!?
・「着回し対応」「高機能服」で逆境を克服せよ! 暖冬で進化する“一張羅”アウター
SERIES
・OVERSEAS NEWS 米「WWD」の翻訳記事をまとめてお届け!:「トム フォード」の新クリエイティブ・ディレクターにハイダー・アッカーマン、他
・Makuakeキュレーター直伝!生活者から共感(応援)を得るコミュニケーション:Vol. 19 木村石鹸の場合:究極的にシンプル、「正直な処方」の固形石鹸の個性を発信
・齊藤孝浩のファッション業界のミカタ:Vol. 65 世界で稼ぐグローバル企業アシックスのビジネスポートフォリオと伸びしろ
・人材不足はSNSで解決!SNSリクルーティングの手引き:Vol. 1 基本編 SNSリクルーティングって何?
・Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:vol.177 日常を支える2社が開く新境地(弓気田みずほ /ユジェット代表・美容コーディネーター)
・ファッションデザイナー人生譚 丸山敬太の“山あり谷あり”な30年:第2話「『ケイタマルヤマ』前夜」
・今週のeye:着物のやまとが夏祭りイベント!老若男女が楽しむ新しい和服スタイル、他
EDITORS’ LETTER
・庶民は知らない、「バレーサービス」の価値を考える(村上要/編集長)
EDITORIAL NOTE
・編集後記 今週の特集お届け隊:13の日本アパレルからヒントを学ぶ(向千鶴/サステナビリティ・ディレクター、木村和花/編集部記者)
FASHION&BEAUTY PATROL
・代々木公園で夜な夜な開催 超インディペンデントな「yoyogiparty.jp」って?
(COVER CREDIT)
ジャケット23万1000円、パンツ12万1000円(セッチュウ/ロンハーマン 0120-008-752)、シャツ7万9200円(ダブレット/エンケル 03-6812-9897)
MODEL : TAO OKAMOTO
PHOTO : RIKKI
STYLING : MAIKO KIMURA
HAIR : JUN GOTO(OTA OFFICE)
MAKEUP : MICHIRU(3RD)
ART DIRECTION & DESIGN:RYO TOMIZUKA
COVER REELS DESIGN:CHIGE(GWISUB JUNG)