「きもの」という伝統文化・技術を進化させるために、新しいモノづくり・卓越した技術・こだわり抜いた作品を未来へつなげていく日本和装初の作品展。出展作は日本和装の取引先である卸問屋や織元、染元が扱っている帯やきもので、その中でも特に逸品、名品と呼ばれる作品にスポットを当て、一堂に展示します。
きものや帯づくりには、先人が考案し、脈々と受け継がれてきた伝統技術がたくさん詰まっていますが、それらは時代ごとに進化しながら発展を遂げ、今この瞬間にも全国のきもの産地の職人たちによって新しいモノづくりが行われています。
そうした伝統の進化を未来へつなげていくために、卓越した技術から生まれた作品の素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたいという想いから、このたびの「和展」の開催となりました。
「和展」には全国のきもの産地から選りすぐった約20点の珠玉作品が出展され、来場者の投票で特別賞などの受賞作を決定します。
一般の方々にも無料で公開。投票にもご参加いただけますが、入場には事前予約が必要です。投票くださった皆さまにお礼もご用意しています。
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《第1回「和展」スケジュール》
■銀座会場(COCON GINZA) 9/21(土)〜23(月・振)
東京都中央区銀座5-4-1 銀座クイントビル2F(歌舞伎座正面)
■横浜会場(日本和装 横浜局) 9/27(金)〜29(日)
神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル18F(JR横浜駅直結 徒歩3分)
■新宿会場(日本和装 東京城北・城西局) 10/12(土)〜14(月・祝)
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー6F(JR新宿駅西口 徒歩3分)
各日10:00〜18:00
《出展予定作家》※下記以外の作家も出展予定です
●吉野間道:藤山 千春
江戸時代の名妓・吉野太夫に贈られた由来を持つ吉野間道を手がける第一人者。柳悦孝氏の元で織物を学び、独立後に工房を主宰。唯一無二の感性が光る作品づくりに定評があります。
●草木染紬織:本郷 孝文
実家の機屋で織の技術を習得。染織界の大家・柳悦博氏に師事。草木の色を濁らせない自然界の色を大事にした草木染を追求し、自分で染めた糸を使った手織りにこだわっています。
●小倉織:築城 則子
江戸時代に豊前小倉藩で織られていた小倉織を1984年に復元。伝統を進化させた小倉織は丈夫でしなやかな風合いが魅力。1994年には小倉縮の復元にも成功。日本工芸会正会員。
●首里織:新垣 みどり
首里織で名高い大城志津子氏に薫陶を受け、現在は首里織の第一人者として活躍。1987年日本きもの新人染織展芸術賞など受賞歴多数。翌年、米須幸代氏とともに「あや工房」を設立。
●草木染紬織:谷田部 郁子
1987年川島テキスタイルスクール受講後、染織家の小島秀子氏に師事。岩手県に工房を構えて国画会作家として活躍。2007年全国裂織展入選、2017年国展入選など多数の受賞歴あり。
●川平織:深石 美穂
大城志津子氏に手結絣を学び、1982年沖縄県石垣市に工房を開設。川平産の生繭座繰りなどを研究し、1993年に独自の草木染生繭布を「川平織」と名付けて発表。日本工芸会正会員。
■会社概要
日本和装ホールディングス株式会社
事業内容 きものや帯の販売仲介業。全国で無料の着付け教室を展開(卒業生22万名超)、2024年秋は全国375教室で開講予定。
本社所在地 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー5F
代表 代表取締役社長 道面 義雄
上場区分 東証スタンダード市場(証券コード2499)