マクニカソリューションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:畠山 義秀、以下「マクニカソリューションズ」)は、アイデンティティ管理システムのグローバルリーダーであるOkta, Inc.が提供するIDaaS製品Okta Workforce Identity Cloud(以下「Okta WIC」)と連携し、操作ログの長期保存と認証SaaSライセンスの利用状況可視化を容易に実現できるデータ分析基盤「Macnica U’s Case Visualizer for Okta」(以下「MUCV for Okta」)の提供を開始することを本日発表いたします。
リモートワークやクラウドサービスの普及により場所を選ばずに仕事ができるようになった一方で、不正アクセスや不適切な権限設定により情報漏洩などのセキュリティ事故が増加していることから、ユーザーのアイデンティティ管理の重要性が高まっています。しかしながら、利用するクラウドサービスや社内システムの増加に伴い管理対象が増え、さらに従業員の入退社や人事異動によりその管理は複雑化しています。そこで、アイデンティティ管理や認証・アクセス制御などをクラウド上でまとめて運用できる、IDaaS(Identity as a Service)が必要不可欠な仕組みとなります。
Okta WICは、従業員個人の情報、IDやパスワードなどのユーザーアカウントに必要な情報をクラウド上で管理し、クラウド経由でID認証、IDパスワード管理、シングルサインオン(SSO)、アクセス制御などを可能にするIDaaS製品です。
この度リリースするMUCV for Oktaは、Okta WICユーザー企業向けに開発されたデータ分析基盤で、ログの長期保存や可視化を実現します。ログを長期保存することで分析・調査の幅を広げ、またスピーディに可視化することでセキュリティ体制強化に寄与します。
■MUCV for Oktaの特徴
1. セキュリティ対策としてログの長期保存を実現
Okta WICの標準機能ではログの保存期間は3か月間です。MUCV for Oktaではログストレージ機能として任意の期間で保存することが可能となるため、これまで調査のため都度ログデータを手動でエクスポートしていた人的な作業が不要となります。この機能により労力をかけずに3か月以上のログ保管が可能になり、お客様のセキュリティレベルをより高めます。
2. 認証管理しているSaaSライセンスの利用状況の可視化
Okta WICを通じて認証管理しているSaaSライセンスの利用状況を一覧にしてダッシュボードで可視化します。契約しているライセンス数と実際に利用されているSaaSの利用状況の差分を可視化することで必要以上に運用コストがかかっているSaaSライセンスを洗い出します。
(ダッシュボードはイメージです。デザインが変更になることがあります。)
■MUCVについて
MUCVは「誰でも」「簡単」「早期」「低価格」でデータ活用のアウトプットを得ることが可能なSaaS型クラウドプラットフォームです。今後もお客様のユースケースに合わせてデータ活用を支援するメニューを拡充していく予定です。拡充にあたっては、サイバーセキュリティの領域に留まらず、AI、IoTを活用した領域にも範囲を拡大、当社取り扱い外のソリューションの開発にも積極的に取り組み、お客様の課題解決を力強く支援できる体制を構築してまいります。
【製品の詳細はこちら】
URL: https://www.macnica.co.jp/business/dx/manufacturers/mucv/mucv_for_okta.html
【本サービスに関するお問い合わせ先はこちら】
マクニカソリューションズ株式会社 Macnica U’s Case Visualizer担当
E-mail: mucv-sales@macnica.co.jp
※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。
■マクニカソリューションズ株式会社について
会社名 : マクニカソリューションズ株式会社
本社所在地 : 〒222-8562 横浜市港北区新横浜1-5-5 マクニカ第2ビル
代表者 : 代表取締役社長 畠山 義秀
ウェブサイト: https://www.msc.macnica.net/
事業内容 : 企業向けネットワーク、コンピュータ及び
情報通信システム関連のハードウェア・ソフトウェア・
サービスの輸出入、販売、設計・構築、
保守・その他技術サービスなど、
企業のITシステムの導入から運用までを支援します。