廃棄漁具のアップサイクルで新しい製品を開発するamu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤 広大、以下amu)が、週刊東洋経済のスタートアップ特集「すごいベンチャー100」2024年最新版に「ESG・インパクト」部門で選出されたことをお知らせいたします。
すごいベンチャー100とは
東洋経済編集部が資金調達額の大きさや事業・技術の独自性、先進性など、独自の基準を元に毎年選定する、有望なベンチャー100社です。対象は原則としてこれまで本特集で選定・記事化したことのない設立10年以内のベンチャーになります。領域も「AI」や「航空・宇宙」といった直近の注目分野から、「半導体」「モビリティ」「医療」「EC・小売り」「金融」「建設・不動産」など、多岐にわたり、amuは「ESG・インパクト」部門で選出されました。
東洋経済「すごいベンチャー100」2024年最新版・全リスト
https://toyokeizai.net/articles/-/824233
本日、ついに情報解禁!『週刊東洋経済』が2024年注目のベンチャー100社を厳選!編集長が教える「すごいベンチャー100」の読み方とは?!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000004767.html
amu株式会社について
全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルして価値ある製品を生み出す、宮城県気仙沼市発のベンチャーです。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに世の中のゴミ、無価値とされているものを再資源化して新たな価値を吹き込みます。
現在は、廃漁網から生まれたナイロン素材ブランドamuca®の製造・販売・企画を行っています。先日販売開始した第一弾では、宮城県産の漁網をアップサイクルし、バージン素材と同等の品質を持つナイロン生地やペレットにして提供しています。
廃漁網は海域に流出して海洋汚染の原因になったり、漁業者に処分費として経済的な負担を強いたりと、処理において多くの課題があります。私たちは全国の漁港から原料として買い取った廃漁網を分別・加工し、amucaという素材に再生します。amucaの販売を通じて、漁具の海洋流出を未然に防ぎ、漁業者の負担軽減に寄与します。
また、amucaは単なるリサイクル素材でなく、その漁具がどの地域でどんな漁業に使われたのか、漁具が持つストーリーを内包します。トレーサビリティの高いamucaを用いることで地域の特性に合わせた企画や商品化が可能になります。
また、amucaを使用した製品を回収し、再びナイロン原料としてアップサイクルするサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。そのため、再回収を前提とした製品開発を進めるとともに、回収の仕組みも構築していく予定です。
今後はアパレル、アウトドア、家具、建材などさまざまな業界のメーカーと協業し、amucaを用いた製品を開発していくことで、漁具から価値の常識をひっくり返していきます。
ブランドサイト:https://amuca.world
amucaを活用いただける企業・メーカーを募集しています
amu株式会社では、現在すでに複数ブランドと共同での製品開発を行なっており、今後さらなるパートナーシップの機会拡大と連携強化を目指しています。興味をお持ちいただけた企業のご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
amu株式会社 〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
【担当】加藤・遠山
mail:sales@amu.co.jp
会社概要
社名:amu株式会社
本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
代表取締役:加藤広大
出資元:ANRI株式会社/UBE株式会社/株式会社ANOBAKA
事業内容: 廃漁網の回収、プロダクト開発販売
設立: 2023年5月