トゥモローランド 渋谷本店にて、9月21日(土)~9月23日(月)の期間、〈SUPER STITCH PARIS TRUNK SHOW at TOMORROWLAND SHIBUYA FLAGSHIP STORE〉を開催いたします。
トゥモローランド 渋谷本店で初の開催となるトランクショーでは、デニムジャケットとデニムパンツの2型をご用意。
当日、パンツをご購入いただいたお客様には、その場でブランドオーナーのアーサー氏による採寸と裾上げをしていただける特別な機会となっております。
是非この機会に店頭でご覧ください。
-
商品詳細
Denim LR02 50’s 501XX type
55-04-45-04005 / 28-36size / 55,000(tax in)
Denim Jacket LR13 40’s 1st type
55-08-45-08007 / S-XL size / 79,200(tax in)
-
ABOUT|SUPER STITCH PARIS (スーパー スティッチ)
オーナーのArthur Leclercq (アーサールクレール)氏は5歳から19歳までモトクロスライダーとして活動。
その後当時の〈EDWIN〉のセールスマンとして働き、2016年に別の仕事をする傍ら自身でデニムのリペアサービスを開始。
現在はパリの6区にある〈SUPER STITCH〉にてデニムに関する様々なリペアに対応しながら、岡山の老舗デニム工場で自らプロデュースしたオリジナルデニムの販売も行っている。
-
開催期間・店舗
9月21日(土)~9月23日(月)
トゥモローランド 渋谷本店
東京都渋谷区渋谷1-23-16 1F, B1F
03-5774-1711
※掲載内容は予告なく変更する場合がございます。
※丈詰めのご案内はアーサー氏が順番にご対応いたしますので、混雑時はお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※商品の詳細につきましては直接店舗へご連絡下さい。
今回のイベントに合わせ、 アーサー氏のインタビュー記事とスタッフのスタイリングをご紹介いたします。
-
SPECIAL INTERVIEW with SUPER STITCH PARIS
―今回お取り扱いするLR02とLR13を制作するに至った経緯や拘り、他のデニムブランドとは異なる点を教えてください。
LR02は、私が〈SUPER STITCH〉のために開発した2番目のジーンズです。 50年代のXXタイプをベースにしており、再現するのが最も難しいジーンズの構造のひとつで、このモデルを2番目のジーンズモデルとして選んだのは、実はその難しさによるものです。 手作業による縫製が多く、糸の種類や色も豊富で、最近では入手困難なトリミングもあります。生地は、他のモデルと同様、古い電気シャトル織機で織られ、このジーンズにインスピレーションを与えた時代の生地を再現した独特のデコボコの風合いを持つよう、ゼロから開発しました。生産工程はとてもチャレンジングで、同時にとても充実していました。
1940年代のTYPE-IデニムジャケットにインスパイアされたLR13ジャケットの開発は、昨年オリジナルのヴィンテージを見つけたことから始まりました。このモデルのために特別に開発された独自のファブリックを使用しています。 意図的に不完全なフリーハンドの縫製や、〈SUPER STITCH〉の為だけに開発された特別なボタンなど、現代のデニム製造では実現が難しく、直感的に理解できないことも多いオリジナルのディテールをすべて現実のものにすることに拘りました。ヴィンテージのボタンの欠点や質感を再現した特別なボタンを使用し、最終的には変色や錆びを模倣した独自の加工が施され、オリジナルのヴィンテージとも遜色のないクオリティです。
各製品を開発するにあたっては、多くの工場で私が求めている縫製を提供してもらえなかったり、特定のトリミングが手に入らなかったりと、多くの困難に直面しました。この妥協のない拘りが、お客様が見て、身につけたときに感じられる違いであることを願っています。
―自身のデニムに対しての想いや、好きになったきっかけを教えてください。
私が初めてデニムに興味を持ったのは、13歳の時に母が初めて日本製のジーンズを買ってくれた時でした。 最初は単なる洋服の一着だったのですが、ジーンズを穿き、膝を磨いたり自転車に乗ったりしているうちに色落ちしていくのを見ているうちに、この生地や製造工程が特別なものであることに興味を持つようになりました。自分のブランドを作るまでの道のりは、メカニックが好きで、ヴィンテージのデニム生地のミシンを見つけて集めることに興味を持ったことから始まりました。 世界中で見つけたミシンを手作業で分解し、組み立て直すことで、私はミシンの使い方や縫い方、修理やメンテナンスの仕方を学びました。 デニムが好きなのは、それがしっかりと作りこまれた物であれば、決して期待を裏切らないからです。良いデニムの服は一生ものであり、そのストーリーはあなたのストーリーとともに豊かになり、それを着ることであなたが歩んできた人生のすべての跡や傷を受け止めてくれます。
―最初にブランドをスタートした時に苦労したことや、思い出はありますか。
〈SUPER STITCH〉は、パリの小さなアパートのキッチンにあった1台のユニオンスペシャル42300Gから始まりました。今でこそ、私は様々な作業用のヴィンテージミシンを45台ほど所有していますが、最初のミシンを見つけ、それを購入するまでには何年もかかりました。 そのミシンはとてもひどい状態で、偽の部品で作り直されていました。私はまず、本物のチェーンステッチでジーンズの裾上げをするチャンスをお客様に提供することから始めました。インスタグラムで注文を受け、マンションのエントランスで丈を測り、その場で裾上げをしていました。当時は、自分のブティックを持ち、自分のデニムブランドをプロデュースすることは遠い夢でした。
-
STAFF STYLE – FOCUS SUPER STITCH –
BUYER / KEIGO YOSHIDA
SHIBUYA FLAGSHIP STORE STAFF / MASASHI NISIKAWA
SHIBUYA FLAGSHIP STORE STAFF / MASAHIRI KITAJYO