成田空港限定 バターのいとこ新登場！千葉県香取市　さつまいもの石田農園「金蜜芋（きんみついも）」を使用した「さつまいも」味。規格外のさつまいもを美味しさはそのまま、美味しいバターのいとことして利活用。

食を基盤に、社会課題をデザインによって解決することを目的とした商品開発やまちづくり、仕組みづくりを手掛ける、株式会社GOOD NEWS（栃木県那須、代表：宮本吾一）。

牛乳からバターを作るときに生まれる“スキムミルク”の価値を高めるために生まれた「バターのいとこ」や、牛乳からチーズを作るときに生まれる“ホエイ”を利活用した「ブラウンチーズブラザー」など、未利用食の活用をしながら商品開発・販売を行い、地域課題解決に取組んでいます。

この度、GOOD NEWSが成田空港に初出店！9月18日より成田空港第2ターミナルにてポップアップ、第3ターミナル東京食賓館にて限定販売をスタート致します。

バターのいとこ 成田空港限定さつまいも味

バター香るゴーフレット生地にバタークリームと無脂肪乳から作ったスキムミルクジャムをサンドした、「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3食感がおいしい『バターのいとこ』から、成田空港限定「さつまいも」味が新登場。

スキムミルクジャムのクリーミーさにさつまいも本来の豊かな甘さが加わり、シナモンを効かせた

バタークリームとサンドすることで、より一層味に深みのある1枚に仕上がっています。

土づくりから熟成に2年　宝石のようなさつまいも『金蜜芋』

千葉県は、全国3位のさつまいも産地であり、成田空港周辺は、国内最大規模のさつまいも産地に囲まれています。石田農園は、千葉県香取市にて、天保 1820年より8代にわたり農業に携わってきました。さつまいもは産地や生産方法、収穫後の時間 の経過によって味が変わってしまう不安定な農作物のため、「蜜、甘さ、香り」3つの要素を最高品質に 仕上げた『金蜜芋』の開発には10年以上の歳月がかかりました。

石田農園がさつまいもの味にこだわる理由の裏には、地球温暖化 による異常気象の影響で出荷できないさつまいもの増加があります。繊細な作物であるさつまいもは、環境の変化をダイレクトに受けてしまい、年間300tほど栽培する石田農園では約30t程が大きさ や形が原因で規格外品となっています。通常のさつまいもだと、規格外品となったさつまいもは出荷できないか、出荷できてもほとんど 価値がつかないのが現状です。 

石田農園が、規格外のものでも高糖度のさつまいもを作ることで、百貨店、高級スーパー、スイーツ店から次々に評価を受け、さつまいもの価値を上げることに貢献しています。

そして、10年以上の歳月をかけて様々な方法で味を追求し続け完成したさつまいもが『金蜜芋®︎』です。最高糖度は75度にもなり、 お芋を割ると、宝石のような輝きを放ち琥珀色の蜜が滴ります。

さつまいもの栽培を観光に繋ぐ『金蜜堂』

石田農園はさつまいも作りを通じて、フードロスの削減と香取市の地域活性化にも取り組んでいます。

規格外品の『金蜜芋』を使用したスイーツやドリンクを提供し、さつまいもの美味しさを伝える場として始めたカフェ”金蜜堂”がその一つ。

規格外品を活用しながら千葉県産のさつまいものおいしさを伝え、観光と地域をつなぐために次のチャレンジとしてカフェを2024年に開業しました。

石田農園のこれからのビジョン

さつまいものブランド作り、カフェの開業など、「さつまいもの価値を上げる」ことに繋がる取組みに次々とチャレンジをしている石田農園8代目・石田湧大さんに今後のビジョンを伺いました。

石田農園　石田湧大（ゆうだい）さんコメント

90%以上のほとんどのさつまいも農家はJAもしくはその他出荷者団体に出荷しています。

「さつまいもを作る＆出荷する」これ以外のことをやっている生産者はほとんどいません。

「他生産者が持続的な農業実現に向け、新しいことをさつまいもでやりたい」となった時に参考にできるさつまいもづくりのプロフェッショナル集団として、大切に作り、大切に届けること。

農家として価値を生み出すならこうすればいいんだという気づきを与えられるようなロールモデルを目指しています。

GOOD NEWSでは、規格外品の『金蜜芋』を使用したバターのいとこを通じて、石田農園の取り組みを応援しています。

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