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今回は、成果払い方式での船舶用低摩擦防汚塗料導入補助サービス内容についてご紹介致します!
※A:一般的な塗料の価格 B:一般的な塗料と低摩擦塗料の差額 C:四半期毎の燃料削減率に応じた支払額
※燃料削減率の計算・検証はCMPーモニタリング&解析プログラムによって算出された値に基づきます。
※一部ご契約の内容によっては、本サービスをご利用になれない場合がありますので、ご了承ください。
※燃料削減率の計算・検証はCMPーモニタリング&解析プログラムによって算出された値に基づきます。
※一部ご契約の内容によっては、本サービスをご利用になれない場合がありますので、ご了承ください。
丸紅株式会社(以下、丸紅)が独自に考案した船底防汚塗料の成果払い方式の販売(塗料の購入者に対して丸紅が部分的に長期与信を供与し、実際の燃費削減の成果に応じて燃費改善額のうちの一部を丸紅にお支払いいただくというもので、販売サービスはすでに専用サイトを通じて開始しています)。船主様など、低摩擦塗料の購入いただく方々(以下「利用者」)にとっては、本サービスを活用頂くことで、追加の初期費用なく、従来の一般的な塗料の購入価格にて低摩擦塗料へのアップグレードが可能となります!
発注~船渠での塗料施工完了まで
丸紅が低摩擦塗料価格と一般的な塗料価格 (=A) との差額 (=B) を負担することで、ユーザーの皆様は今までと同じ一般的な塗料の料金で最高クラスの低摩擦防汚塗料を使用することが出来ます。
丸紅が低摩擦塗料価格と一般的な塗料価格 (=A) との差額 (=B) を負担することで、ユーザーの皆様は今までと同じ一般的な塗料の料金で最高クラスの低摩擦防汚塗料を使用することが出来ます。
塗料施工後~次の入渠まで
実際に燃費低減効果があった場合、燃費削減額の一部 (=C) を成果払い方式で四半期毎に丸紅にお支払いいただきます。
実際に燃費低減効果があった場合、燃費削減額の一部 (=C) を成果払い方式で四半期毎に丸紅にお支払いいただきます。
→ 水中クリーニングや次回入渠時の船底洗浄などにかかる費用の削減やCO₂排出削減効果※1を得ることができ、もし燃費低減の効果が見られなかった場合の丸紅へのお支払いは不要です。
※1 燃費改善によるCO₂排出量の減少のこと。
塗料変更時にフルブラストが必要な場合、またはフルブラストによる塗料効果の向上が期待される場合には、フルブラストにかかる追加費用も丸紅が負担いたします。
ブラストの効果について
◆ フルブラストをせずに塗り重ねを繰り返した場合、凹凸の増加による燃費改善効果(平滑性)の低下だけでなく、既存塗膜との付着性の低下や積層した旧塗膜の経年劣化など、塗膜の剥離リスクが懸念されます。
◆ フルブラストをせずに塗り重ねを繰り返した場合、凹凸の増加による燃費改善効果(平滑性)の低下だけでなく、既存塗膜との付着性の低下や積層した旧塗膜の経年劣化など、塗膜の剥離リスクが懸念されます。
◆ ドックの度にスポットブラストを行っている場合、船底の凹凸が増え、抵抗率が増加します = スポットブラストを繰り返すことで燃費が悪化する可能性がありますので、塗り替え時にフルブラストを推奨させていただく場合がございます。
※防汚塗料が塗られる喫水線よりも下の部分に限り、フルブラスト処理を行うために追加でかかる費用を丸紅が負担いたします。
※ 塗料同士の相性、前回ドック時の工程、船齢、など船毎のデータに応じてブラスト処理の度合いは異なります。
⇒ 各船舶のデータを見て判断する必要があるため、お客様には船舶/航海データと前回ドック時のデータの提出をお願いしております。
※ 塗料同士の相性、前回ドック時の工程、船齢、など船毎のデータに応じてブラスト処理の度合いは異なります。
⇒ 各船舶のデータを見て判断する必要があるため、お客様には船舶/航海データと前回ドック時のデータの提出をお願いしております。
丸紅がこのサービスを開始した背景
昨今の環境保全が強く求められるようになった近年においても、CO2排出削減に寄与できると考えられる製品の採用が進んでいないケースがある、その理由が、効果を信用できない、船舶管理の予算が足りない、といった事情であることを知り、Scope3のCO2排出削減にも貢献したいと考え、販売支援・導入支援策を考案しました。塗料の効果が万が一出なかった場合のリスクを丸紅が取り、本サービスを提供することでこれまで採用されにくかった低摩擦塗料の使用を推進し、IMOが掲げるGHG排出削減目標を達成するための船舶の燃費改善に寄与することができると考えています。
昨今の環境保全が強く求められるようになった近年においても、CO2排出削減に寄与できると考えられる製品の採用が進んでいないケースがある、その理由が、効果を信用できない、船舶管理の予算が足りない、といった事情であることを知り、Scope3のCO2排出削減にも貢献したいと考え、販売支援・導入支援策を考案しました。塗料の効果が万が一出なかった場合のリスクを丸紅が取り、本サービスを提供することでこれまで採用されにくかった低摩擦塗料の使用を推進し、IMOが掲げるGHG排出削減目標を達成するための船舶の燃費改善に寄与することができると考えています。
次回配信のニュース(予告編)
次回は、燃費改善効果を確認する効果検証プログラムについて、ご紹介します。お楽しみに!
次回は、燃費改善効果を確認する効果検証プログラムについて、ご紹介します。お楽しみに!