合同会社シーベジタブル(共同代表:蜂谷 潤、友廣 裕一、本社:高知県安芸市)は、2024年9月18日(水)から、公式オンラインストアで山菜のような“ほろ苦さ”と海藻の“味わいの濃さ”が特徴の「あつばアオサ」の小売販売を開始いたします。「あつばアオサ」は、これまでホテルやレストランなどへの業務用販売を行ってきましたが、より多くの方にお使いいただけるように小売販売を開始いたします。
「あつばアオサ」は、世界初となる地下海水を使用した海藻の量産型モデルである陸上栽培により、異物混入を少なくし、通年で安定して育てることができます。一般的にアオサと呼ばれているヒトエグサに比べて厚みがあり、ほろ苦さと青々とした香りは、バターやクリームなどの乳製品や出汁とよく合う大人の味わいです。
世界初となる、地下海水を使用した海藻の量産を実現した陸上栽培
近年、海水温の上昇により、海藻を食べるアイゴなどの魚やウニの活性が高い時期が長期化しています。その結果、全国各地で食害*が大きく発生し藻場が激減しています。そこでシーベジタブルは、絶滅の危機に瀕したり食文化が途絶えつつあるような海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
シーベジタブルは、世界初となる、地下海水を使用した海藻の陸上栽培による量産を2016年に実現しました。陸上栽培は、異物混入が少なく清浄で温度も安定した地下海水を利用し、北は岩手、南は熊本まで全国に拠点を構えています。障がいのある方や高齢の方々が中心に活躍し、通年で安定した栽培を行っています。
今回、小売販売を開始する「あつばアオサ」は、これまで食利用がなされてこなかった美味しい海藻の一つです。ホテルやレストラン、食品メーカーなどへの業務用販売での高評価を経て、小売パッケージでの販売を開始しました。今後は、公式オンラインストアで販売する他、小売店への卸販売を行います。
*食害:生き物が農作物などを食い荒らすこと。また、その被害。
「そのまま干した あつばアオサ」の詳細
清浄な海水で育て、新鮮なうちに乾燥させたシーベジタブルのあつばアオサは、一般的にアオサと呼ばれているヒトエグサに比べて厚みがあるのが特徴です。山菜のようなほろ苦さと青々とした香りは加熱しても残り、バターやクリームなどの乳製品とよく合います。
商品名 |
そのまま干した あつばアオサ |
原材料 |
あつばアオサ(国産) |
販売価格(小売) |
500円(税込) |
容量 |
7g |
保存方法 |
直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存してください。 |
賞味期限 |
製造日から6ヶ月 |
発売日 |
2024年9月18日(水) |
購入方法 |
シーベジタブル公式オンラインストアよりお買い上げいただけます。 |
商品特徴 |
1. 厚みと山菜のようなほろ苦さ 2. 陸上で栽培しているため、海面栽培に比べて異物混入が少ない 3. 一年を通して栽培しているため安定供給できる |
栄養成分表記(1袋7gあたり) |
栄養成分表示熱量 11kcal、たんぱく質1.8g、脂質0.0g、炭水化物3.8g、食塩相当量 0.2g ※サンプル品分析による推定値 |
あつばアオサを美味しく食べるための3つのポイント
「かける」「のせる」「挟む」「巻く」など普段の料理に気軽に取り入れることで、ほろ苦さと青々とした香りが楽しめます。
1 . 濃いめの出汁と合わせてラーメンやうどんなどのトッピングにも大活躍
2. バターやクリーム、チーズなど乳製品との相性抜群
3 . 熱しても残る青々しい香り熱を加えても香りが残るため、焼きや煮物料理におすすめ
【おすすめレシピ】あつばアオサのキツネうどん
キツネうどんや、天かす、肉うどんなどに、あつばアオサを軽めの手掴み(1g未満)加えるだけ。あつばアオサの苦味と一緒に食べることで油脂類の旨味と調和され、ワンランク上のお料理になります。
料理一例
海藻の業務用販売を希望される飲食店さまへ
合同会社シーベジタブル
◾︎事業内容:研究者から料理人まで各分野のスペシャリストが集まり、全国各地で海藻の基礎研究・種苗生産・陸上/海面栽培、さらには料理開発まで一貫した事業を行っています。海藻が激減する海の生態系を豊かに育みながら、社内外の料理人たちと新たな海藻の食文化をつくることにも取り組んでいます。