文化服装学院に新設された、アパレル技術科3年バーチャルファッションコースでは、スタイレム瀧定大阪株式会社のデジタルファブリックを活用した連携授業がスタートした。
学生は2DCADと3D着装シュミレーションソフト「CLO」を使用して、各自のデザインに合わせてパターンメーキングと仮縫いをデジタル上で行っている。
学生は教室にあるサンプル帳から実物生地を選定し、同品番のデジタルファブリックを会員制Webサイト「STYLEM FABRIC STORE」(スタイレムファブリックストア)よりダウンロードして仮縫いを実施、その実物生地を発注して本番の作品制作を行っている。
7月に行われたプレゼンテーションには、多くのアパレル企業や在校生が訪れ、今後は文化祭や卒業制作での発表を予定している。
【スタイレム瀧定大阪株式会社】
1864年創業の繊維専門商社。テキスタイル(生地)、原料、アパレル製品、ライフスタイルの4つの分野で事業を展開。テキスタイル事業では、テキスタイルの企画から、開発・生産・販売までを行っています。ファッションのトレンドを予測し、オリジナリティのある商品を企画提案する力や、バリエーション豊富な商品を適時デリバリーできる体制を強みに、日本ではトップシェアを確立しています。近年は、日本だけでなく10を超える海外の各拠点と連携しながら世界中の顧客と取引をしています。また、環境や社会に配慮した商品開発に注力し、産業のサステナビリティに貢献したいと考えています。
企業URL:https://www.stylem.co.jp/
STYLEM FABRIC STORE:https://jp.stylemfabrics.com/
■ DIGITAL FABRIC®とは
生地の質感を表現するテクスチャー(画像)データと物性データを組み合わせて作成した
デジタルの生地。 スタイレムがストックするQR対応可能なフィジカルな生地をすべてデジタルファブリック化しており、3Dモデリングでの活用が可能。
※DIGITAL FABRICはスタイレム瀧定大阪株式会社の登録商標です。
【文化服装学院アパレル技術科3年バーチャルファッションコース】
《3Dモデリスト育成》を教育目標に、文化服装学院に2024年度新設。
アパレル業界で使用されている3Dソフトを用いた実践的なカリキュラムを導入し、
3Dデータをフォトリアルに表現する方法を学ぶと同時に、ゲーム空間へのデータ移行など
3DCGでしか表現することができないクリエイションツールとしての活用方法を学ぶ。
Instagram:https://www.instagram.com/bunka_vf
Tiktok:https://www.tiktok.com/@bunka_vf
【文化服装学院】
文化服装学院は日本最初の服飾教育学校として認可されて以降、日本のファッション教育の中心的役割を果たし、2023年に創立100周年を迎えました。コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、丸山敬太、皆川明(minä perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、NIGO、落合宏理(FACETASM)、岩井良太(AURALEE)など国内外で活躍するデザイナーをはじめ、流行の最先端で活躍するクリエイターやスタイリスト、バイヤー、プレスなど様々な職種でファッション業界をリードする人材を輩出。文化服装学院を飛び立った30万人以上の卒業生たちは、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げ、その第一線で活躍し続けています。また、海外メディアによる世界のファッションスクールランキングにおいては日本で唯一選出されるなど世界の有名校と肩を並べ、2023年に発表された第41回毎日ファッション大賞では長年のファッション教育の実績が評価され、特別賞を受賞しました。
〒151-8522 東京都渋谷区代々木 3-22-1
WEB:https://www.bunka-fc.ac.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/bunka_fc/
YouTube: https://www.youtube.com/user/bfcstaff