鉄オタ演歌歌手・徳永ゆうきさん、鉄道好きタレント・鈴川絢子さん推薦! 関西人も知らないディープな歴史を元記者が軽快に描く!
鉄オタ演歌歌手・徳永ゆうきさん
「電車、球団、百貨店、関西の鉄道てすごい! これを読めばあなたも関西人!?」
鉄道好きタレント・鈴川絢子さん
「揺るぎない伝統と長い歴史のなかで生まれたこのスタイル。関西の電車ってやっぱりおもしろい!!」
鉄道好き著名人も認めるほどディープでおもしろい関西五大私鉄の歴史を、元記者が軽快な語り口で描きます。
「 “電車” を付けて呼ぶのはヘンだ」、友人からの失礼な質問
関西の街を歩けば、「阪急電車のりば」に「阪神電車のりば」の案内板。
鉄道会社のホームページには「京阪電車」。
パンフレットには「南海電車まつり」に「近鉄電車の旅」……。
関西人に親しまれる阪急・阪神・京阪・南海・近鉄、まとめて「五大私鉄」は、「〇〇電車」の愛称で呼ばれます。
あるとき関東出身の友人からの「 “電車” を付けて呼ぶのはヘンだ」という失礼な質問に、「なんでそんな当たり前のこと気にするんやろ」と、生粋の関西人である著者も、不思議に感じたそうです。
そんな五大私鉄の歴史を調べると、企業間の〝対決〟が見えてきました。
「一分一秒を競うスピードバトル」
「えげつない広告合戦」
「こまやかすぎるサービス争い」……。
その間、実に100年⁉
しかし、その企業間競争は今ある関西の経済発展や文化の創生に寄与してきたといっても過言ではありません。
本書は「鉄道から関西が見える」をテーマに、五大私鉄の100年に渡る熾烈な争いから、関西の歴史や文化を紐解いた内容です。
元全国紙記者が、ときに面白おかしく、ときに硬派な文化論的に、ときに昔の関西を懐かしみながら展開します。
[こんな人におすすめ!] 鉄道ファンの方も、鉄道に詳しくない方も楽しめる!
五大私鉄の比較の歴史をあつかったものはこれまでになかったことでしょう。
鉄道ファンはもちろん、歴史好きや関西の文化・エンタメ好きの方にも楽しんでいただけます。
2025年大阪・関西万博では、先進的な交通インフラが整った都市として世界に注目される関西。これを機会に、五大私鉄とともに発展した関西100年の歩みを振り返ってみてはいかがでしょうか。
目 次
まえがき 関西人はなぜ「〇〇電車」というのか
第一章 関西を駆け抜ける主役たち
第二章 泥沼の百年対決(阪急VS.阪神)
第三章 強制結婚に協議離婚
第四章 鉄路の敵は〝プロ野球〟で討つ?
第五章 果てしなきスピード競争
第六章 敵は本能寺(大阪市営交通)にあり
第七章 仁義なき買収合戦
第八章 スピードで勝てんかったらアイデアで勝負
第九章 戦い済んで日が暮れて、昨日の敵は今日の友
第十章 民鉄王国を彩るカリスマたち
【書籍情報】
書 名:関西人はなぜ「〇〇電車」というのか ―関西鉄道百年史―
著 者:松本 泉
価 格:1,760円(税込)
コード:978-4-473-04645-1
判 型:四六判
頁 数:288頁(オールモノクロ)
発売日:2024/10/4 初版発行
※10月中に電子版発売予定
Amazon: https://amzn.asia/d/e06qTQV
淡交社オンラインショップ: https://www.book.tankosha.co.jp/shopdetail/000000002047/
【著者プロフィール】
松本 泉(まつもと いずみ)
元全国紙新聞記者。1961 年大阪府に生まれる。1985 年関西学院大学法学部を卒業、新聞社では、松江支局、京都支局、大阪本社社会部などで記者を務めた。松江支局長、事業部長、運動部長、論説委員などを経て2020 年に退社した。2013 ~ 20 年には同志社大学で講師を務めた。記者時代には、行政や地方自治などを主に取材したが、平和・戦争報道や人権問題、バブル経済崩壊後の社会問題、関西の庶民文化に取り組み、長期連載企画を多数手掛けた。『日本大空爆-米軍戦略爆撃の全貌』(2019 年、さくら舎)などの著書がある。
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