千葉銀行(頭取 米本 努)は、2024年9月30日(月)、ロードスターキャピタル株式会社(代表取締役社長 岩野 達志)に対して、「ちばぎんポジティブインパクトファイナンス」を実行しましたのでお知らせします。
■ポジティブインパクトファイナンスについて
ポジティブインパクトファイナンスとは、「事業者さまの営業活動」が経済・環境・社会に与えるインパクト(ポジティブならびにネガティブな影響)を特定し、ネガティブな効果を緩和しながらポジティブな効果を増大させることで、SDGsの達成を目指す融資手法です。
融資検討時に実施する評価は、当行とグループ会社である株式会社ちばぎん総合研究所が共同して行い、事業者さまのKPI(目標)設定やその進捗管理を支援します。また、当行と株式会社ちばぎん総合研究所が共同して実施した評価について、株式会社日本格付研究所より第三者意見※1を取得することで客観性を担保します。
なお、本制度のフレームワークが国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)※2の公表する「ポジティブ・インパクト金融原則」に適合していることについても、同様に株式会社日本格付研究所より第三者意見を取得しています。
■ロードスターキャピタル株式会社について
ロードスターキャピタル株式会社は「不動産とテクノロジーの融合が未来のマーケットを切り開く」をミッションに掲げ、不動産投資事業とフィンテック事業を展開する2012年3月に設立したプライム上場企業です。
不動産投資事業では、豊富な経験と広範な情報ネットワーク、高度な物件評価能力を強みに事業を拡大しています。本ローンで設定するKPIは、健康経営優良法人の認定取得、賃金上昇率、女性役員比率、自社が保有する全ての物件※3の電力を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替えるといったものであり、これらの社会面と環境面の取り組みを通じて企業価値向上を図ることを目指しています。
当行グループは、「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」をパーパスに掲げ、事業者さまのサステナビリティ経営および企業価値向上への貢献を目指すとともに、地域社会の パートナーとして、社会・環境課題の解決に資する取組みを一層推進し、地域に寄り添うエンゲージメントバンクグループを目指してまいります。
※1 ポジティブ・インパクト金融原則への準拠性、活用した評価指標の合理性についての第三者意見
株式会社日本格付研究所のウェブサイトをご参照ください。(https://www.jcr.co.jp/greenfinance/)
※2 国連の補助機関である国連環境計画(UNEP)と金融機関の自主的な協定に基づく組織。
※3 テナント都合等によりロードスターキャピタル社が主導で切替できない物件を除く。
【ロードスターキャピタル株式会社向け「ちばぎんポジティブインパクトファイナンス」の概要】
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