「新日本法規WEBサイト」
https://www.sn-hoki.co.jp/
審判を補助する代表的な技術としてカメラ技術があり、ゴールラインなどのラインを越えたか否かを判定するものと映像によってプレーを判断するもの、大きくこのふたつに分けられます。技術が導入された当初は、ラインを越えたかどうかの判断が中心でしたが、これらの技術を導入する競技が増えるにつれて、ライン判定だけでなく、ファールなど、その他の内容を判断できるビデオ判定に繋がっていきました。
しかし、機械により、ミリ単位の精度で正確な判断ができるというメリットの反面、多用すれば審判の信頼を損なう恐れや、競技の流れを止めてビデオ判定を行うことで、競技の魅力が半減してしまうというデメリットもあります。それを避けるために、各競技で、技術導入の制限やルールを定めていますが、カメラ技術やAIなどの技術が進んでも、それらをどのように導入するのが良いか、今後も議論が必要であると考えます。
スポーツ競技において公平、校正、正確な判断を補助するカメラ技術やAIについての解説、それらの技術がもたらす問題点について考察した「スポーツと技術~ビデオ判定は万能か~」は下記より全文お読みいただけます。
執筆者
堀田裕二(弁護士)
「スポーツと技術~ビデオ判定は万能か~」
https://tinyurl.com/2yzlnpvd