Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、9月22日(日)に、名古屋グランパスガールズフェスタにて、Craif COO水沼 未雅を聞き手として、名古屋グランパスのサポートソングを担当しているQaijff(クアイフ) の乳がん経験者 森 彩乃さん、パートナーでもある内田 旭彦さんをお招きし、「がんの啓発」をテーマにトークショーを実施いたしました。
本イベントでは「日本のがん検診率の低さと受診しない理由」「乳がんについて知っておきたいこと」「がんを経験したからこそ感じる事」「理想の検査像」についてお話しいただきました。また、Qaijff(クアイフ) の内田さんには実際にマイシグナル・スキャンを体験いただいた感想をお伝えいただきました。
■日々の忙しさに追われ、(がん検診)を後回しにしてしまうことが多い
(一部抜粋)
自分は大丈夫っていう気持ちが全員にどうしてもあるのが人間だと思うし、やはりそういう考えがあるからなかなか(検診を受けなくても)大丈夫だろうみたいな感じで思ってることが多いからですかね。(内田さん)
日々の忙しさに追われて、病院の検診を入れるタイミングとかがなく、やっぱり(検診を)後回しにしてしまうっていうことが多いと思います。(森さん)
■もっと早くから検査を受けましょう、という風潮になるべきだと(乳がんになった)そのとき思いましたね。
(一部抜粋)
乳がんは30代から発症リスクが上がることは知っており、身近に20代で乳がんにかかる人もいました。ただ、自治体からのがん検診の案内が来るのが40代からなので、病院で検査を受けるのは後からで良いのではないかと思っていたら、35歳で乳がんが発覚しました。これからもっと早くから検査を受けましょう、という風潮になるべきだとそのとき思いましたね。(森さん)
■がんは当たり前のように生活の中にある病気なんだと痛感しました。
(一部抜粋)
なんとなく自分たちは大丈夫って思ってしまっているが、(森さんの)乳がんが発覚した時は、その根拠のない自身が壊されたように感じました。2人に1人が生涯でがんになる世の中なので、かなりの確率でがんになりますし、がんは当たり前のように生活の中にある病気なんだと痛感しました。がんは早期発見すれば大丈夫なので、そのために検査を受けることがどんどん広まって欲しいと思いました。(内田さん)
■こんなに手軽な検査もあるんだな、と本当に驚きましたね。
(一部抜粋)
夫婦ともに働いている方々が多い世の中で、時間的な制限がありますよね。なかなか時間を作って(がん検診に)行こうと思っても、仕事を休んでいくのか、という話になるので難しいですよね。空いている時間で気軽にがんの検査ができるものがあったらいいなとは前から思ってましたね。(森さん)
(マイシグナルの)キットが送られてきて、ちょっとした質問に答えて、尿を送るだけで結果が来ましたね。(検査自体は)10分もかかってないと思うんですけど、こんなに手軽な検査もあるんだな、と本当に驚きましたね(内田さん)
■マイシグナルブースでは、家族で楽しめるがんの啓発企画や科学者体験会を開催
トークショー当日はご家族でのがん対策を推進するべく、がん検診の啓発企画やお子様も楽しめる科学者体験会をマイシグナルブースで展開しました。
■名古屋グランパスヘルスケアパートナー契約締結の背景と具体的な取り組み
Craifは、「人々が天寿を全うする社会の実現」をビジョンとして掲げ、あらゆる疾患の早期発見・治療により、誰もが生涯にわたって健康でいられる社会を目指しています。2018年の創業以来、名古屋大学発のスタートアップとして、約4年間研究開発を続けてまいりました。2022年2月にサービス提供を開始した次世代がんリスク検査「マイシグナル®︎」は、700を超える医療機関との提携や企業の福利厚生プログラムへの導入、DtoCチャネルで展開され、Craifは技術の社会実装を加速させています。この度、中京エリアで地域連携とSDGsの推進に注力している名古屋グランパスとパートナー契約を締結することで、SDGsの一部であるがんの予防・早期発見につながる啓発活動を共に進めていくことを目指します。
(具体的な取り組み)
①ファン・サポーター向けの「マイシグナル®︎」特別プランのご案内
②名古屋グランパスホームゲームでのがん啓発イベントの共催
③名古屋グランパス関係者向けのがん啓発セミナー実施と、「マイシグナル®︎」の無償提供による健康サポート
【参考リリース:名古屋グランパスヘルスケアパートナー就任】
■ 「マイシグナル®︎シリーズ」について
「マイシグナル®︎シリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価する検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル®︎シリーズ」の提供
本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F