“ご当地”ならではの「おかず」は全国いたるところ、種々さまざまに存在しています。それら主に地場のスーパーなどで販売され、地元に根差した個性ある食品について、ジャンルや地域ごとにカテゴライズしつつ、一挙に400を超える商品を紹介する一冊です。メディアに取り上げられることも多い知名度ある商品はもちろん、これまでその地域以外ではあまり注目されてこなかったような知られざる逸品まで、ページの許す限りのボリュームで掲載しています。練り物、漬物、缶詰、瓶詰、レトルト食品ほかの加工食品から、乾物やめん類、珍味・おつまみ、醤油や味噌などの調味料に至るまで、地元では当たり前のように普段の食卓に上がるおかずたちは、素朴で温かみのあるものばかり。またパッケージデザインには、なんともいえないローカル感、ノスタルジックな魅力がいっぱいです。時代を超えて地域に深く根差す食文化を紹介することで、近年のブームにとらわれない、日本のご当地文化の深淵を感じられる見応え満載の書となります。
●内容紹介
巻頭特集 ご当地朝ごはん
メインのおかず〜魚のおかず
メインのおかず〜肉のおかず
お手軽おかず
●著者プロフィール
菅原佳己
1965年生まれ。スーパーマーケット研究家。2012年に刊行した著書『日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品』が大ヒットし一躍注目される。また、出演した『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介した、岐阜県高山市の隠れた日常食「あげづけ」が大ブレイク。以後、ご当地スーパーブームの火付け役として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌ほかのメディア出演多数。2019年に一般社団法人「全国ご当地スーパー協会」を設立、全国の埋もれた食文化を発掘しその魅力を伝えている。
●商品概要
タイトル:日本ご当地おかず大全
体裁:A5判/本文160ページ(オールカラー)
定価:1,650円(本体1,500円+税10%)
発売日:2024年10月2日
発行元:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4-7778-3167-8