株式会社ジンズホールディングス(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中仁、以下JINS)の東京本社は、空間デザインの価値を未来へ繋ぐために設立された日本最大級のデザインアワード「日本空間デザイン賞2024」(主催:一般社団法人 日本商環境デザイン協会、一般社団法人 日本空間デザイン協会)において、ワークプレイス空間部門の最高賞「金賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
空間におけるコミュニケーションデザインの創造を目指す作品を、国内外から広く募集する「日本空間デザイン賞」。その中で、オフィスやワークスペースなどを対象にするのが「ワークプレイス空間部門」です。本部門の最高賞となる金賞を、JINSの東京本社が受賞いたしました。
“第二創業”を掲げるJINSは、新しい価値の創造に挑戦するマインドを取り戻すため、昨年東京本社を移転。新社屋は地上9階建てのビルを一棟借りし、新進気鋭の建築家・髙濱史子氏のもと「壊しながら、つくる」と「美術館×オフィス」をコンセプトにフルリノベーション。多彩なアートや従業員用サウナ、カフェを導入し、従業員のクリエイティビティを高める空間を目指しました。
JINSはこれからも、常識にとらわれないオフィスのあり方や新しい働き方を大胆に模索し、人々の人生を豊かにする価値創造に取り組んでまいります。
【建築家・髙濱史子氏からのコメント】
コロナ期を経て、多くの企業が働き方を見直し、また新たな働く場のあり方について模索している中、こちらの賞を受賞できたことはとても意味のあることだと思っています。田中CEOはじめ、長谷川祐子さんや加藤容崇先生など第一線で活躍される方々から頂いたフィードバックによって、自分のキャリアにおいても転機となるプロジェクトが完成したと思います。改めて、このプロジェクトを最後まで粘り強く一緒に作り上げて下さった、JINSチームの皆様、協業者の皆様、全ての関係者の皆様に感謝申し上げます。
【建築家】髙濱史子(たかはまふみこ)氏
1979年生まれ。2003年京都大学卒業。東京大学大学院に進学、スイス連邦工科大学チューリヒ校留学、Christian Kerez、HHF Architectsでのインターンシップを経て2007年同大学院修士課程修了。2007年より2012年までHerzog & de Meuron勤務。2012年 +ft+/髙濱史子建築設計事務所設立、神戸大学学術推進研究員。2013年-2015年東京大学特任研究員。2017年工学院大学非常勤講師。2023年芝浦工業大学非常勤講師。2015年35歳以下の若手建築家によるガラス建築の設計競技にて最優秀賞を受賞、AGC Studioにて実寸大展示を行った。主な作品に「Christian Dada Singapore」「Giant House in Oiso」「Nakamata Laboratory Store」ほか。著書に『海外で建築を仕事にする』(共著、学術出版社)。