2022年青森県特産品コンクール 最高賞「青森県知事賞」受賞のシードルブランド「CRAZY CIDER(クレイジーサイダー)」を展開するタグボート株式会社(所在地:青森県平川市新屋町道ノ下35番地2、代表取締役 水口 清人)は、世界自然遺産・白神山地の水と、高品質な青森りんごを使ったプレミアムアップルブランデー『CRAZY DAYS(クレイジーデイズ)』 WHITE DREAM EDITION(ホワイト・ドリーム・エディション)が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせします。
■ 受賞商品
PREMIUM APPLE BRANDY
『CRAZY DAYS』
WHITE DREAM EDITION
華やかな香り、シャープな余韻。
CRAZY DAYS |WHITE DREAM EDITION|は、出来たての新酒のアップルブランデー。アルコール度数40度です。
長期間熟成されていないぶん、透明な色合いで、フルーティで爽やかなりんごのアロマと若々しくシャープな余韻が特長です。
封を開けたときに最初に感じる華やかな香りをお愉しみください。亜硫酸塩などのケミカルな酸化防止剤は一切使わず、青森県産りんごと白神山地の超軟水、そして酵母のみで仕込まれた、まさに大自然からの贈り物です。
■ 私たちの取り組み
青森が誇る「りんご」から新しい物語を!
目指したのは、地域が誇る素材の共鳴から生まれる新たな感動。
1. 地域の課題
● 国内最高水準の高齢化率で人口減少が止まらない。
● 魅力的な産業が少なく、若者はどんどん都市圏へ流出。
● りんご農家の高齢化や労働力不足による栽培面積の減少。
2. 国内の収穫量
青森県はりんご収穫量日本一。りんごの加工処理実績は生産量の約19%。しかもほとんどが果汁。
生食りんごの需要が低迷しているなかで、加工処理を施したりんごの商品軸に期待と可能性を見出す。
3. シードル事業を開始
2022年 5月 シードル事業を開始。ブランデーの品質は、原材料となるシードルの質で決まる。
究極のシードルづくりに最大限のこだわり。
4. アップルブランデー事業を開始
2024年 アップルブランデー事業を開始。りんご加工商材の確かな価値創造を。
5. 地域と一体となった取り組み
いのしし牧場との連携/アップルレザー(ビーガンレザー)/ふるさと納税/産学連携/農家向けOEM サポート/りんご酒事業スタートアップ支援など地域一体となった取り組みを実施。
6. 目指す成果
地域一体となったブランド戦略で人々にとって吸引力のある事業を展開。
若者の参画を地域主体で持続可能なモデルに!
■ 私たちの挑戦のストーリー
本事業へ、多くの反響。それは、地域社会と一体となった挑戦のストーリーでした。
1. 製品づくり
りんごを絞った後の搾りかすは、地域の家畜の餌や、肥料として再利用されています。また、近年では搾りかすを乾燥させてアップルレザー(合皮)を製造し、アップサイクル事業を推進するベンチャーも登場しています。製品づくりをするプロセスで出た廃棄物も合理的に地域循環しています。
弊社のシードル、ブランデーは地元の行政、金融機関、商工団体など一体になり熱い支援体制が構築されており、この製品を日本国内はもちろん、世界にも送り出し、地域を代表する商品にしようという熱量が日に日に増してきています。
2. 地域プライド
シードル(りんごの果実酒)、アップルブランデーが国内、そして海外に流通することで、地域の誇りになる産業の育成につながります。
日本一高品質なりんご作りにこだわっている生産者のりんごを活用して、最高品質のブランデーにチャレンジすることで、地域のりんご業界の誇りを高くして、よりよい未来を共創することを目指します。また生食用で生産している農業形態では、現在の担い手不足は解消できない未来であり、今後は加工用りんご生産で合理的で小人力の多様なりんご生産にシフトさせる未来を計画しています。
3. 若者参画
いま青森県出身の首都圏で活躍している若者から、りんご酒事業にチャレンジしたいとのオファーが来ています。また、地元大学のインターンシップの希望も非常に多く、地方にいながら未来を感じる事業だと若者も認知し始めています。
これからは、りんご酒事業を成長拡大させ、首都圏と変わらない所得レベルに引き上げ、地域を代表する基幹産業に成長させる未来に向かって進んでいきたいと考えます。首都圏で学び、そして成長した若者が青森県でその力を発揮するとき、未来の青森県(地方)は輝くを放つことになると信じています。
■ 未来へ5つの約束
「りんご酒で、100年後の豊かな青森県の未来を創る!」
1. 青森県から世界の品評会に挑戦し、次世代の子供たちに青森からでも挑戦できるという勇気や希望を与えます。
2. 海外から青森県へ旅行客を誘い、蒸留所を見学する人を増やすことで街を元気にします。
3. 青森県で首都圏と変わらない所得を得て、豊かな自然環境で生活したい若者を増やします。
4. 青森県の基幹産業であるりんご産業を、りんご酒メーカーとして支えます。
5. 世界中のBAR に流通させ、青森りんごのスペックの高さを世界中に広めます。
■ 今後の展望
国内量産メーカーとして日本初!樽熟成のブランデーから、ポム・ド・イヴをリリース。(2025年1月予定)
CRAZY DAYS│WHITE DREAM EDITION│は、出来たての新酒のアップルブランデー。今月10月5日(土)には、この新酒のアップルブランデーをフレンチオーク樽で熟成させた、まろやかな味わいと、エレガントな香りが特徴の 『CRAZY DAYS RED DREAM EDITION(レッド・ドリーム・エディション) 』を発売。
さらに、量産メーカーとして日本初の取り組みとして、春先の小さなりんごの実に瓶をかぶせ、その中でりんごを育て、完熟した実が入った瓶ごと収穫し、熟成させたアップルブランデーを注いだ、マイルドでフルーティーな味わいが特徴のエディション「ポム・ド・イヴ」を発売予定。
■ 2024年度グッドデザイン賞 審査委員コメント
青森県の高品質なりんごと白神山地の超軟水を使用し、地域の資源を最大限に引き出したアップルブランデー。地域と世界をつなぐストーリーがデザインに込められ、青森の自然と文化を伝える工夫が光っている。パッケージは、高級感と地域の誇りを感じさせる仕上がりで、若い世代にも共感を呼び起こすデザイン。青森の未来を創る力として、この取り組みを評価したい。
■ タグボート株式会社 代表取締役 水口 清人 からのコメント
青森県のりんご産業は明治時代から始まり150年の歴史になります。先人たちは寒冷な青森県の地にりんごの苗を植えて、長い歴史をかけて日本一のりんごの一大産地に育てました。
今、そのりんご産業が担い手不足、高齢化、低所得などの理由で危機を迎えています。私は青森県のりんご産業をより高付加価値な産業に昇華させるためにハードサイダー(りんごの果実酒)、アップルブランデーなどのりんご酒メーカーとして未来を創る決意をしました。
先人の思いをはせて100年後の子供たちのに素晴らしい青森県を代表する産業にすべく、これからも挑戦し続けます。
その意味でも今回のグッドデザイン賞の受賞は、今後の励みになり、そして地域の希望になると信じています。
■ 各種ブランドサイト/公式SNS
▼ブランドサイトサイト
CRAZY DAYS公式サイト │ https://crazydays.jp
CRAZY CIDER公式サイト │ https://crazy-cider.co.jp
▼公式オンラインサイト
CRAZY CIDER STORE │ https://crazy-cider.com
▼各種公式SNS
公式Instagram │ https://www.instagram.com/crazy_cider
公式Facebook │ https://www.facebook.com/CRAZYCIDER.Hirakawa.Aomori.Japan
公式LINEアカウント │ https://lin.ee/oXibApK
公式note │ https://note.com/mizuguchi_481225
■ グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞 公式サイト │ http://www.g-mark.org/
■ タグボート株式会社
2014年7月から津軽おのえ温泉「福家」(温浴施設)を現代表取締役の水口清人が経営を開始。前職のホテルマン経験を生かして、温泉&食事、温泉&宴会などの各種新商品を開発・販売し5年で売上を2倍にする。事業は安定的に成長してたものの、より魅力的な商品開発を目指し、2019年6月に「ドルチェようかんYキューブ」を新発売する。今までにないようかんの価値として健康素材であるプロテオグリカンを配合するなど、新たな女性層に向けた商品として2019年10月「ジャパンメイド・ビューティアワード2019」にて、インナービューティー部門で優秀賞を受賞する。事業は順調に成長したものの2020年からの新型コロナウイルス蔓延により、各種事業は大きな影響を受けた。未来のためにも新型コロナの影響を受けにくく、そして青森県の事業者ならではの事業を模索する中で、ハードサイダー(りんごの果実酒)作りを決断する。国の事業再構築補助金制度などを活用し、2022年4月に待望の新商品「CRAZY CIDER」を販売。2022年青森県特産品コンクールにて「CRAZY CIDER DRY」が最高賞の青森県知事賞を受賞。2024年1月に、世界に認められる「りんご酒メーカー」を実現し、青森県のりんご産業の危機的状況を打開し、もっと豊かで未来のある産業に発展させ、青森県に勇気と元気を届けるために、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)にてクラウドファンディングを実施。開始4日目で目標額の500万円を達成し、最終目標比426%、2,100万円を超えるご支援をいただきました。また、同年1月下旬には、世界自然遺産・白神山地の水と、高品質な青森りんごを使ったプレミアムアップルブランデー『CRAZY DAYS』 WHITE DREAM EDITION(ホワイト・ドリーム・エディション)を発売。10月5日には、フレンチオーク樽で熟成させたプレミアムアップルブランデー 『CRAZY DAYS RED DREAM EDITION(レッド・ドリーム・エディション) 』を発売。今後も様々なエディションのアップルブランデーをリリース予定。
■ 会社概要
会社名 :タグボート株式会社
URL :http://tugboat-consultant.com
本社 :〒036-0213 青森県平川市新屋町道ノ下35番地2
製造所 :〒036-0213 青森県平川市新屋町道ノ下37番地5
設立 :2014年6月
資本金 :5,000万円
代表者 :代表取締役 水口 清人
従業員 :62名
事業内容 :津軽おのえ温泉 日帰り宿 福家(温泉事業・レストラン事業・物販事業)/障害福祉事業(就労支援B型 すまいるホーム・共同生活援助 すまいるホーム町居)/りんご酒事業(CRAZY CIDER〈りんごの果実酒〉・CRAZY DAYS〈アップルブランデー〉