１．実施背景

社会福祉法人東京児童協会は都内に24の認可保育園・認定こども園を運営しています。より良い保育環境づくりのためには、保育園が地域・社会に開かれた場である必要があると考え「保育の社会化」を目指して運営しております。今回その思いに賛同した株式会社Yomより運営各園にMARLMARLの積み木（une blocks）を寄付したことをきっかけに、今回の企画が立案されました。

互いに子どもたちの未来に対する思いを持っていることから、今回「プロのお仕事体験」を通じ子どもたちの「夢・未来の育み」を応援する企画となりました。MARLMARLの「ワクワクする気持ちを届ける」ギフトブランドならではのものづくりを、園児たちが体験いたしました。

２．イベント詳細

本イベントではYom社が掲げるミッション「ギフトでつながるコミュニケーションの輪をつくる」をテーマに実施。キッズデザイナーとして「ギフトを贈る側・贈られる側のワクワク」を考え体感しながら、身近なペアレンツやきょうだいへギフトを制作し贈りました。

制作したギフトは、事前に寄付された積み木を材料にしたカードスタンドとギフトカードで、今回参加する5歳児の成長に合わせた仕様で企画しております。

イベント内容

■MARLMARLのデザイナーよりお仕事の紹介

　園児たちに実際に作っている洋服やグッズを見せながら「ものをデザインする」という仕事について紹介しました。またデザインするものが「ギフト」であることも紹介し「みんなは贈り物をもらうとどんな気持ち？」という問いかけを行ったところ、「うれしい！」と大きな声で答えていました。

5歳児が「デザイナー」になる！保育園でのお仕事体験イベントを実施 — MARLMARLの商品を見せながら、デザイナーの仕事について紹介

■カードスタンド制作

　デザイナーを囲む形で今回のギフトとなるカードスタンドを制作しました。事前に寄付されていた積み木と同様のものを材料として使用したため、事前の活動からのつながりももたらすことが出来ました。大人が想定した形とは異なるデザインで制作を進める子もおり、改めて子どもたちの想像力に驚かされるシーンもありました。

■ギフトカード制作

　今回カードスタンドに立てるギフトカードをMARLMARLオリジナルで制作し、色を塗って完成させました。この作業を取り組む頃には、子ども達も明確にプレゼントする相手を意識し「ぱぱへ」などと宛名を書く子や「ままがすきな色で塗る」と話す子も多く見られました。相手を思ってものづくりをする、というギフトデザイナーの考え方をしっかりと体験している様子がありました。