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キリスト教とイスラム教という二つの文明が交錯した、歴史の分岐点を学ぶ──『世界史のリテラシー オスマン帝国は、いかに「中世」を終わらせたか ~コンスタンティノープル征服』が発売

世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、現在と未来を見通すシリーズ「世界史のリテラシー」最新刊が、2024年11月9日に発売となります。

『世界史のリテラシー オスマン帝国は、いかに「中世」を終わらせたか ~コンスタンティノープル征服』

辺境の地から現れた謎の戦士集団――彼らは一千年の都を滅ぼし、新時代の幕を開いた。

オスマン帝国は、なぜビザンツ帝国を滅ぼすことができたのか? 世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある――。誰もが一度は耳にしたことがある「歴史的事件」と、誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、各国史の第一人者が過去と現在をつないで未来を見通すシリーズの第8弾! 一千年の長きにわたって君臨したビザンツ帝国の崩壊と、そこから続くオスマン帝国の興隆は、キリスト教とイスラム教という二つの文明が交錯する、その転換点であると共に、新時代へと移行する歴史の分岐点でもあった。稀代の征服者メフメト2世がもたらした一大事件の世界史的意義について考える。

構成

[事件の全容]
第1章 メフメト二世は、いかにしてコンスタンティノープルを陥落させたのか?
[歴史的・宗教的背景]
第2章 辺境に登場した戦士集団は、宗教的混淆のなかから台頭した
[同時代へのインパクト]
第3章 メフメト二世は、オスマン帝国の礎をいかに築き上げたか?
[後世への影響]
第4章 オスマン帝国は、なぜ六百年も存続したのか?

※本書の一部を「NHK出版デジタルマガジン」で公開開始

辺境から現れた謎の戦士集団は、いったい何者だったのか?【世界史のリテラシー:小笠原弘幸】

著者

小笠原 弘幸(おがさわら・ひろゆき)

1974年北海道生まれ。九州大学大学院人文科学研究院イスラム文明学講座准教授。青山学院大学文学部史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門はオスマン帝国史およびトルコ共和国史。著書に『イスラーム世界における王朝起源論の生成と変容』『オスマン帝国』『オスマン帝国 英傑列伝』『ハレム』『ケマル・アタテュルク』など。

商品情報

書名:世界史のリテラシー オスマン帝国は、いかに「中世」を終わらせたか ~コンスタンティノープル征服

著者:小笠原 弘幸

出版社:NHK出版

発売日:2024年11月9日

定価:1,210円(税込)

判型:A5判並製

ページ数:162ページ(内カラー2ページ)

ISBN:978-4-14-407322-9

URL→ https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064073222024.html

Amazon→ https://www.amazon.co.jp/dp/414407322X

シリーズ既刊情報は以下のページより

世界の今を解くカギは、すべて歴史の中にある! 「世界史のリテラシー」シリーズまとめ

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