求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)https://www.aidem.co.jp/ が運営するフォトギャラリー[シリウス] https://www.photo-sirius.net/ は杉本速利 写真展「浅草群像-コロナ禍を超えて-」
を11月14日(木)~11月20日(水)に開催いたします。
2020年、平成から令和に変わった初めての正月、二十数年ぶりに雷門をくぐった。仲見世通りは人人人、それも外国人の多さには驚きました。その時、異なる民族も含め浅草に引き寄せられて来る人たちのスナップ撮影をしてみようと思い立ちました。そこから足掛け5年の浅草通いが始まりました。折悪くし日本どころか世界中を苦しめたコロナ禍の始まりと重なってしまいました。
日本全国で緊急事態宣言や外出自粛要請などがあり、浅草はどうなっているのか気になったり、行ってもよいのか迷ったりしました。TVで年中放映されていた各行事もどうなってしまうのかと思いつつ向かったものです。とくに2021年、令和3年は他の観光地同様に全く外国からの観光客を見かけなくなり、人がいるであろう時間帯も静まり返っている光景でした。しかし、2022年になると徐々に人々が浅草に戻り始めました。
活気が戻りお祭りや行事も再開され、再びいつもの浅草に戻ってきました。マスク時代もマスクが外れ今でも、この地に集う人々は、人間の多彩で個性的な姿を見せてくれました。このことこそ江戸の昔から人々を魅了し引き寄せてやまない浅草なのだと感じたものです。
また昨今は円安でもあり、旗を掲げた一段と多くのインバウンド団体ツアーを見かけます。きっと憧れの日本航路が身近になっているのでしょう。カメラを向けると気さくにポーズをとってくれて「日本はグッド」の言葉が返ってきます。コロナ禍を乗り越えまた活気を取り戻した浅草。これからもずっと世界中の人が集うワンダーランドであってほしいと願っています。昭和から平成そして令和になるころの浅草の移り変わりを知らない私ですが、今後、果たして仲見世を行き交う人々がどう変わっていくものか、楽しみにしたいものです。きっと百年後も世界中からくる多種多様な人々でごった返していることでしょう。
私も、みんなと一緒にその中をカメラを持って歩きたいものです。
撮影場所:仲見世、浅草寺界隈
出展枚数 カラー45点(予定)
<杉本速利(すぎもとはやとし)略歴>
1957年 神奈川県生まれ
日本リアリズム写真集団会員
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