2024年11月7日、テキサスカイロプラクティック大学(以下TCC)学長に昨年就任された、サンドラ・K・ヒューズ学長が来日し、Zenkenkai新宿本社を初訪問された。
TCCは、テキサス州ヒューストン郊外にあるカイロプラクティック大学であり、Zenkenkaiは2004年よりTCCにおいて‟米国研修セミナー”を毎年実施している(※コロナ渦で一部例外あり)。今回、ヒューズ学長とZenkenkai岩間信憲会長が対談され、双方の歴史やカイロプラクティック教育方針について語り、今後の米国研修の擦り合わせがされた。
ヒューズ学長は、対談の中で、‟栄養・睡眠・運動がカイロプラクティックの核であることは日本と変わりない”と話されており、‟カイロプラクティックが技術だけではない”ことを強調された。実際にTCCのロゴにも通じているという。岩間信憲会長は、今回の短い対談の中でも学ぶことが多く、ぜひZenkenkaiの先生方にもメッセージを届けたいと述べた。
▼TCC(TexasChiropracticCollage)とは
テキサス州ヒューストン郊外にある米国内でも歴史あるカイロプラクティック大学のうちの一つ。1908年にテキサス州サンアントニオに設立され、1965年に現在の地に移動。R.G ブラサードD.C.やスティーブン・A・フォスターが元学長を務め、国際的に認められたカイロドクターを多数輩出している。
現在日本では、カイロプラクティックが民間療法としての位置付けである以上解剖実習による人体の仕組みを学ぶことは不可能なため、Zenkenkaiでは解剖学・生理学・神経学の理論を学ぶと共に解剖実習を体験し、最先端のカイロプラクティック技術を習得できる”米国研修”プログラムを提供している。米国研修は、TCCにて2004年より毎年実施している(※コロナ渦で一部例外あり)。
▼zenkenkaiとは
zenkenkai(全国健康生活普及会)はカイロプラクティックの技術と総合指導法を普及していく活動⽀援団体のことである。本場アメリカのカイロプラクティック医師学会や⼤学から技術や知識を導⼊し、最先端のカイロプラクティック技術と、栄養療法・運動療法・物理療法をおりまぜた総合指導法を実践することで、⼀時的な対処ではない、根本的改善に努めている。
現在⽇本で最⼤規模であり、47年以上続く伝統あるカイロプラクティック団体として運営している。約250の⽀部を設⽴し、約40,000名がzenkenkaiを通じてカイロプラクティックを学んでいる。現在約12,000名の先⽣がカイロプラクターとしての活動や、美容カイロエステティシャンとして全国各地で社会貢献活動を⾏っている。
▼カイロプラクティックとは
背⾻や⾻盤の歪みを徒⼿によって矯正する治療法のこと。アメリカやEU諸国などでは国家資格として認められており「医療に準ずるもの」として幅広く利⽤されている。
⽇本国内においては、法制化されておらず、カイロプラクティックは「⺠間療法」として位置づけられている。
しかし、健康に対する関⼼や予防への意識が⾼まっていることから近年注目されつつある。
実際に2021年に⾏ったカイロプラクティックを受けている患者に対して実施した調査結果*によると、効果を感じたと96.3%が回答している。
障害福祉サービスを運営する株式…