数年前まで、年間1,500トン(1、500、000キログラム)の浜上げがあった淡水真珠。
その中で、わずか湖水真珠と呼ばれる無核の真珠は、わずか100キログラム。
この時点で、1/15、000の出現率。
その中で、ほぼ無傷と言うのはわずか15%。
となると1/100,000の出現率。
さらに、さらに美しいシェイプを持ち、メタリックで輝き発色するピースの出現は天文学的な出現率になります。
さらに銀座サロンクオリティでセレクトするメタリックカラーで発色する湖水真珠の出現はわずか9キロ。
さらに美しいシェイプを持つものとなるとその出現率は天文学的。
1トンは1000キログラムなので、その出現率は9/1,500,000。
わずか0,000006%。
わずか4年の間に激変した湖水真珠の養殖現場
この超希少メタリックカラーのみを20年間集めたコレクションから、さらにまばゆいばかりのとびぬけたツヤ、光沢を持ち、ミクロの世界で形成された真珠層のために、なんともきめの細かな表層を持つピースのみをセレクト。
あこや、南洋真珠は、有核真珠で、母貝に真円の核を挿入し、その上に真珠層を巻き付かせる養殖方法で、1年~3年の期間、海水で養殖します。
一方、湖水真珠は、ヒレイケチョウ貝に細胞片のみを挿入し、真珠層を巻き付かせた真珠。
養殖期間はその珠のサイズ×1年。
ベーネ銀座サロンの湖水真珠コレクションは7.5ミリ以上のサイズ中心なので、7年以上の養殖期間を経て養殖されたまさに真珠層だけで出来上がっている真珠です。
これがわずか4年前。
この4年間で中国の湖水真珠養殖現場が激変。
養殖場となっているのは、中国の江蘇省と浙江省。
しかしながら、無核の湖水真珠は、通常の真珠に比べ、数倍の養殖期間が必要であり、採算をとることが非常に困難。
この4年間で無核の養殖は終了し、有核での養殖に代わり、白色の珠を目指し、調色が行われるようになりました。
<間違いなく、ベーネ銀座サロンの湖水真珠クオリティは、最後の逸品です。>
この状況の中で、この2年間は、まったくベーネ銀座サロン品質のピースの買い付けができず、真珠業者の話では、もう、無核の湖水真珠の養殖が再開されることは困難と。
2~4年前に買い付けておいたサロン在庫が、最後の逸品になるだろうと。
このまばゆくメタリックでありながら、その緻密な真珠層の重なりで気品に満ち溢れた湖水真珠。
ご紹介させていただく、ラストピースたちです。
今、ここで出会えたことの奇跡。
私が初めてまばゆいほどの照り、艶、宇宙を感じさせるこれら湖水真珠に出会ったのが2018年。
わずか数年で、この稀有な美の化身が幻になってしまうとは。
皆様に、この湖水真珠の真の美しさに触れていただける最後の機会になります。
どうぞ、お気軽にお問合せください。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤)
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