キリンビール株式会社(社長 堀口英樹)は、ノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン グリーンズフリー」をリニューアル※1し、好評をいただいています。「キリン グリーンズフリー」ブランドは2020年に発売して以来、2億本※2を突破しました。また、ブランド計で2024年1~10月の累計販売数量が前年同期比約1.3倍、缶商品も前年同期比約1.2倍に推移しました。
さらに、全国の飲食店向けに2023年2月に小びんを発売して以来、堅調に推移しており、2024年10月末時点で採用店舗数が52,000店を突破しました。
※1 7月製造品から順次切り替え
※2 2020年4月の発売以来2024年11月12日時点(350ml換算)
これから年末年始にかけ、忘年会・帰省など、出先でお酒を楽しむ機会が増えると見込まれます。ついつい飲みすぎてしまう対策として、当社はノンアルコール飲料の飲用を推奨します。さらに、ハンドルキーパーマーク※3をラベル側面に掲出している小びんを通じて、飲酒運転根絶に向けた「ハンドルキーパー運動※4」を推進し、継続してドライバーへの啓発を行います。
※3 「ハンドルキーパー運動」を推進するためのロゴ・マーク
※4 「自動車で仲間や知人と飲食店などへ行く場合、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が自動車の運転をして仲間などを送り届ける。」というもので、「乗るなら飲むな、飲むなら乗るな」を実践する、飲酒した人にハンドルを握らせないという運動
当社は「キリン グリーンズフリー」を通じて、ノンアルコール・ビールテイスト飲料を“お酒が飲めない時に代替として飲む”といった消極的な飲用から、“リフレッシュしたい時に、飲み物の選択肢の一つとして好んで飲む”といった積極的な飲用のカテゴリーに進化させることで、ノンアルコール・ビールテイスト飲料市場の活性化に貢献していきます。また、アルコールを扱う企業として、「ハンドルキーパー運動」支援をはじめとした、飲酒運転根絶などに向けた取り組みを行っていきます。
■「キリン グリーンズフリー」好調要因
①「爽やかでリフレッシュできるおいしさ」という独自価値
希少ホップ「ネルソンソーヴィン」※5を含む3種類のホップをブレンドしています。リニューアルでの原料配合の見直しによって、爽やかな味わいと、ビールに近い飲みごたえを向上させました。お客様からは、飲用時に感じる「爽やかなリフレッシュ感」に加え、「ビールに近いおいしさ」が評価されており、「ノンアルの概念が変わった。こんなおいしいんだ!」「飲みやすくておいしい。食事と合わせて楽しみたい。」といった声※6をいただいています。
また、爽やかで気持ちが上がる、エメラルドグリーンのパッケージも高く評価されています。
※5 5%以上使用(ホップに占める割合)
※6 当社調べ
②ノンアルコール・ビールテイスト飲料をあまり飲んでいなかった層の間口拡大
今回のリニューアルを通じて、当商品ならではの独自価値を伝達でき、これまでノンアルコール・ビールテイスト飲料をあまり飲んでいなかった層のトライアルが増加しました。
③飲食店での採用も好調
近年ノンアルコール市場は伸長を続けており※7、さらにコロナ禍のアルコール飲料提供禁止など、ノンアルコール飲料の飲用機会が高まったことで、ノンアルコール飲料への心理的障壁が下がりました。小びんによって、ノンアルコール・ビールテイスト飲料の飲用機会を外食シーンでも生み出し、飲食店での飲用体験を通して、認知拡大と飲用喚起につながっていると考えられます。
※7 当社調べ
■「キリン グリーンズフリー」を通じた飲酒運転根絶活動
当社は、アルコール飲料を製造・販売する企業の社会的責任を果たし、酒類事業環境の維持、継続につなげていく取り組みとして、「キリン グリーンズフリー」小びんのラベル側面にハンドルキーパーマークを掲出することによる、飲酒運転根絶に向けた「ハンドルキーパー運動」を推進しています。
当社は、2009年に世界初※8のアルコール0.00%である「キリンフリー」を発売しました。発売から15年が経った現在でも、痛ましい飲酒運転による事故は後を絶ちません。飲酒運転を未然に防ぎたいという思いを受け継ぎ、これからも「キリン グリーンズフリー」を通じて、飲酒運転根絶を訴えていきます。
※8 ビールテイスト飲料カテゴリーにおける。当社調べ
キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。
-記-
1.商品名 「キリン グリーンズフリー」
2.発売地域 全国
3.発売日 2024年7月製造品から順次切り替え
4.容量・容器 350ml・缶、500ml・缶、334ml・小びん
5.価格 オープン価格
6.アルコール分 0.00%
7. 製造工場 キリンビール取手工場、滋賀工場、岡山工場